エピソード433の感想一覧

駄馬について様々な感想が寄せられていますが、駄馬の元々の意味は荷を『背負って』運ぶ馬の事です。荷車や客車を牽引する馬は駄馬ではなく輓馬と言います。詳しくは、Wikipediaの『駄獣』の項目をご参照ください。

駄馬の定義にまで言及する作者様の優しさが作品の隅々にまで現れている、とても優しい物語、幸せを貰っています。これからの展開も楽しみです。

ヘルマン、思い込みに凝り固まって視野が狭くなってわけがわからなくなってしまってますね。閣下が通ってきた道を彷彿とさせるし、その閣下と会話することで自分を取り戻すのでしょうか。ショック療法が必要かな？
最初から最適を選べずに色々と間違えて、でも人は誤りに気付くことはできるし、またやり直すことができる。読んでいて、そうであってほしいという気持ちが強いのかもしれません。


荷駄を曳く馬＝駄馬。元来の意味で使われていて、さすが言葉のひとつひとつを大事にされている作者さんらしいな、と思ったら、あとがきで補足があって丁寧な、と思ったら、にもかかわらず感想で言い換え求める人が何人もいてびっくりしました。
難儀なものですね。

ヘルマンの行動は問題だらけだと思う。
職務上知り得た機密を私的に利用しようとしたのも、そのやり方も、領主に対する礼を失したことも、その後の態度も全部ダメ。
で、そうした個人的な問題とは別に、マリアの力が無作為に広がることで起きるだろう混乱の大きさを考えると、公的な観点からもダメ。
これらはヘルマンの置かれた状況に同情の余地があるのとはまた別の話だと思う。
冷静な判断が出来ないくらい追い詰められてるから大目に見て貰える、なんて話ではないので。

けど、魔力中毒症の問題を解決していこうとすれば、ヘルマンみたいなやけっぱっち状態の身内はゴロゴロしてるわけで、それらをまとめて救おうとするならまずヘルマンを助けるしかない。
ヘルマン個人がどうこうではなく、問題解決のための第一歩として。
切り捨てない、総取りするというのはそういう事だから……大変だね。

駄馬の字面がどうしてもダメ馬に見えてしまいますよね。
輓馬（ばんば）の方がマシかもしれません。ばんえい競馬なんかですっごい力持ち！ってイメージありますし。
北部では橇を引く馬もいるでしょうし、乗馬ではない馬、って意味で使えないでしょうか。

ヘルマンの一番の問題は「職務中に知り得た(機密的な)情報を、勝手に己の利のために利用しようとしたこと」だと思ってるんだけど、そこについては誰も問題にしてないので自分の感覚がズレてるのか。

ヘルマンやってんなぁ〜
勝手に押しかけてハンストして
やりたい放題ですね
初期のアレクシス筆頭に男が自分の都合をメルフィーナに押し付けて無神経な振る舞いする→ゴネ得のループ
もう北部なんかしらね〜ってキレて村に代官おいてどっかでマリーと平穏な生活して欲しい
メル様は責任感強いし家族が欲しいからそんな無責任なこと絶対にしないけど
こいつらメルフィーナが気にかけてやる程の価値があるとは思えないんだよな

アレクシスからの話が気になるぅ～

アレクシス頑張って、あまりにメル様の報告相談多いよー～(T_T)

今日も更新ありがとうございます。
ヘルマンの家が先祖代々背負ってきた騎士旗というのは北部の騎士にとってとても重いものなんだろうなと感じました。先祖への申し訳なさ、妻子への罪悪感、
騎士の矜持、私も同じ立場なら食事など喉も通らず、正しい判断などできず、ただ自分を責めて罰を与えてくれと懇願しそうです。
…あまり考えないでおこう。

ついにアレクシスが帰宅？しました！
これからのお話が楽しみすぎて待ち遠しい！

ついさっき、思いついたのは、妊娠問題解決したら、次は家督問題。
ウィリアムは直系だし、アレクシスとメルフィーナの養子にして、嫡男として公爵家を継ぎ、エンカー地方はメルフィーナの子が継げばいいのでは？
今の段階でウィリアムが次期公爵って決まってるけど、貴族のあれこれってなんか色々あるんですよね？
アレクシスは早めに家督をウィリアムに引継いで、メルフィーナとともにエンカー地方にいればいいのに。エンカー地方のほうが、今後忙しそうだし。。とか考えながら、本当に次話以降が楽しみすぎます。はい。