エピソード78の感想一覧

[良い点]
アレクシス側の状況が掘り下げられ、共感を感じる物凄く重要なパートだと感じました。
毎話楽しく拝読しております！

[一言]
これはなかなかですね…。こんな状況が毎年続く訳ですから、それを軽くしてくれるであろう存在が現れたらそりゃもうなんでも言うこと聞いちゃうよね～、っていう…。どんな望みでも、毎年繰り返されるこれがなくなる、なくならないまでも軽くなる、たとえば一年でもしなくてよくなるなら、そりゃもうどんな悪辣非道な望みでも叶えてみせよう、ってなっちゃいますよねぇ…。
これ豪雪地帯に起こる冬の大寒波の除雪作業なのかもな～、と思うと辛さが一層身に染みますね…。

[良い点]
毎日の更新、ありがとうございます。
とても楽しみにしています。
[一言]
オーギュスト、「とても難しいことだと分かっている」なら、そんな希望は捨てて…。
メルフィーナは公爵閣下の母親じゃあるまいし、嫁いできたその日に何の事情も知らされないまま不要物扱いされた10近くも年下の女の子に、何を求めるの？
公爵が内心で何を思っていようが、どんな事情を抱えていようが、伝えなければ相手にとっては(特に初対面では)、向けられた態度と言葉が全てです。

私情を下の者にぶつける人間を心から軽蔑している、北部を円滑に回すための歯車でしかないなどと自分を評しながら、実際とっている行動は私情まみれなのがなんとも…。

同じような生い立ちでも、他者を傷つける人もいれば傷つけない人だっているし、生育環境以外にも生まれ持った本人の気質も大きいですね。
悪意を持って犯罪に及ぶ人間より、悪意なしの犯罪者の方が、何が悪いのか分かっていないからタチが悪いと言いますが、まさにこの公爵は、妻を傷つけている己の言動に無自覚なのが如何ともし難い。
本当に読者にいろいろ考えさせる秀逸な構成だと思います。

[一言]
魔物退治は想像以上に過酷極まる仕事だという描写をされていて良かったです。
ゲームのアレクシスにとっての聖女は、地獄に女神だったんでしょうね。腑に落ちました。
どうなるかわからないのが楽しみです。
離婚してもしなくても、メルフィーナが領主として全うできると良いな。

[気になる点]
公爵の心情や事情を知るにつけ、コイツどうしようもなく駄目じゃんと。
下っ端兵士たちに優しくしてやれるなら、何故、仮にも奥方には、そうしてやれなかったのやら。
状況が大変だと思うなら、何故、その大変さを説明し、公爵家の女主人としての彼女にそれを分かち合って貰おうとしなかったのか。
苦労した人間であるなら、なおのこと、相対的弱者に対して辛く当たるのは、或いは相手の苦痛への共感を持たないのは、彼自身を侮蔑する行為です。
即ち、自分の逆境を他人にも押し付けようとする醜行です。
[一言]
この残念イケメン公爵、自分では、自分が冷静で誇り高く、自分の義務に忠実である積もりであろうところが度し難い。
要所要所で不合理で利己的な私情を織り交ぜているのに自覚がない。
公爵家の当主としての公爵家の女主人に対する責務を放棄しているのは、ただの私情です。
おそらくは女性全般に対する八つ当たり。
この残念イケメン公爵、一言で言えば、アダルトチルドレンでしょうね。
機能不全家族育ちで、大人になりきれていない。

[気になる点]
こちら側の事情は分かった上で、
メルフィーナに礼儀を通さない事は別問題なので
オーギュストも言っていましたが、
はなから事情を説明してくれれば良かっただけのこと。

説明を聞いた上だと
逆に『円満に別れてくれ。不必要にメルフィーナを貶める事なく』
という気持ちが強くなりましたね…。

[良い点]
今までの情報やおそらくゲームの中では分からなかったアレクシス側の事情がわかったのは良かったな。妻を捨てて聖女と再婚なんてどんな外道だと思ったがこれなら事情もわかる。今まで公爵としての役割に徹していたアレクシスが聖女に本気で恋をしたなら誰もそれを止められないよな。前公爵がしたたった一つの願いと言うのもアレクシスにトラウマを植え付けた母親との結婚なのだろうか？親子揃って似たような人生を歩んでいるんだな。
[一言]
公爵家って実はオーギュストの献身でもって支えられているのでは？
オーギュストがあまりにも有能すぎる。

[一言]
正直、公爵の事情が分かるほどメルフィーナと恋愛して欲しくないなぁ、と思う。
和解したり、彼本人が幸せになるのは良いことだと思うけど、メルフィーナがそれに関係しても苦労するばかりだろうから。
公爵夫人として正式に立つなら領主を辞めて公爵家に戻らないといけないし、理解力の高いオーギュストはそれ故に主最優先でメルフィーナを利用するでしょう。
関係を上手く続けさせるための気遣いはするでしょうが、メルフィーナのために融通することはない。
なるべく協力関係を続けたまま、別々に幸せになった方が絶対良くて、仮に互いに恋愛感情抱いたらどちらも苦労するだろうなと。

[一言]
１日二回も読めて幸せ！
初期のアレクシスの、一見非常識な言動とどんどん辻褄が合っていくのが読んでいて心地よいです。

[良い点]
2話更新有難うございます。

宴の始めでのフェードアウトは良い上司。
公爵閣下を担う、頑なな当主様が感情を発露したならば、やはり望みは叶うものだと。叶えられるべきものになる。
[気になる点]
先代においてはそうしてマリーが産まれた。重責と重圧を抱えるアレクシスもまた、当初のゲームストーリーでは支えか救いかを《有り難い聖女》に求めると。
出来る腹心オーギュストは、それがメルフィーナであればと感じている。マリーの変容を目にすれば、一番正しい形で最善であるけれども初っ端で不要者にするわ不毛のエンカー地方で目覚ましい功績を挙げている《公爵夫人》と、主との和解は高難度。アレクシスの妻への無関心と領主として注ぐ努力があってこそ、安心してメルフィーナは様々な聖女対策が出来てるのだよね。
[一言]
アレクシス主従のこの数本エピソードで、世界観や物語が奥深く凄く面白くなりました。メルフィーナサイドでない登場人物達の個性も様々あり、私にとってとても好ましく魅力的でした。　
単なる転生チートや回避モノ、ざまぁで終わらないと良いなと、ワクワクして毎日更新を楽しみにしてます。連続投稿下さり、有難うございます。