エピソード97の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 Next >> 
現実ではトラバサミの語源は「トラップ+ハサミ」の方みたいですね
「虎挟み」は当て字らしいです
セドリックの方が正しく由来を言い当ててたんですね
  • 投稿者: 百段
  • 2025年 04月13日 17時27分
[良い点]
「領主の仕事なんて慈愛や博愛とは本来真逆の仕事じゃないか。領民を数として管理して、こっちに采配したりそっちに配置したり、時にはそれが危険な場所だったり死ぬと分かっているところでも判断しなきゃいけなくなる。だからこそ、貴族の女性の仕事に慈善事業があるんだろう? 夫が人間を駒にするなら、その駒の人間部分をケアするのが妻の仕事だ。」

今回このユリウスの言葉が非常に心に残りました。
目から鱗というか。

貴族女性が世間に分かり易く慈善事業をアピールするというのはキリスト教徒故であるからと思っていました。ファンタジー小説でも王侯貴族が出てくる話の中では良くあるエピソードてすが、単にこれらの小説が中世から近代のヨーロッパを設定の参考にしているからだろうと思っていたので、この領主は領民を数にして考えなくてはいけない分、領主の妻は慈善事業を領民に施してバランスを取ると言うのは今迄考えてた事が無かったのでとても勉強になりました。

この話は所謂悪役令嬢ものですが、読んでいて領主としてのメルフィーナが現代の知識の取り入れて良い部分、もたらさない方が良いと考える部分がキチンと有って、単に現代知識=素晴らしいと言えない部分に悩むメルフィーナにとても好感を持ちました。
転生物やタイムスリップ物の小説を読むのは大好きですが、登場人物に共感が出来ないと読み続けるのは苦しい。例えば自分のチートを表現する為に簡単に生命を消してしまったりだとか。
メルフィーナは中世ヨーロッパ風の世界の常識で行きているけど、現代の感覚との齟齬に悩み苦しむ所もリアルで共感します。
素敵なヒロインだと思います。
とにかく出てくる人物が皆、生まれながらの地位、世界の中で一生懸命生きている人達ばかりで魅力がありますね。
これからこの小説を読めると言う日々の楽しみが出来ました。
ありがとうこざいます。
  • 投稿者: kona
  • 女性
  • 2024年 07月21日 16時20分
[一言]
人の心の機微が解らないわけではないのが今回の話からも判る。
ユリウスが他人に対して冷酷になれるのは、自分の命自体を見限っているから、他人に対してもそう在れるのか。
聖女に救われた後なら他人への気遣いも持ち得たのかな?
  • 投稿者: ursula
  • 2024年 03月30日 22時35分
[一言]
>>南方に居るとされる幻獣
獅子とライオン、麒麟とキリンみたいなものですね>幻獣と実在動物
  • 投稿者: plekios
  • 2024年 03月16日 11時32分
[良い点]
なるほど、ここは異世界だから、(見た目や習性その他が)トラに該当する生き物がいなかったり、いても名前が『トラ』ではないかもしれないのでした。


  • 投稿者:
  • 女性
  • 2023年 12月22日 09時15分
[一言]
投稿お疲れ様です

"トラバサミ"でどうやら此の世界でも実在するらしい"虎"もそうだけど"象牙の塔"なんて単語が在る以上"象"も居る訳ですね(苦笑) とは言え此方も幻獣扱いなんだろうな
  • 投稿者: 群生池
  • 男性
  • 2023年 12月21日 23時27分
[良い点]
ユリウス滅茶苦茶いいキャラしてて一番好きかも。自由だけどよく気づいてくれるしメルフィーナ楽しそうだしお似合いだなぁ。
  • 投稿者: 野々田
  • 2023年 12月21日 20時42分
[良い点]
さすがに誰かが疑問を持つだろう…と思っていたところのユリウスの指摘。

これまでの食べ物やお風呂の発明に関しては、まあメルフィーナ自身も利用するものだから…とぎりぎり納得できても、猟師も知らない罠ですからね。メルフィーナは猟はもちろん魔物の討伐だってしたことがないのに、なんでそんな有効な手段を知っているんだとなって当然。そういう意味ではメルフィーナの発明だということは厳重に秘匿して、公爵様の発明なり発見で通した方がいいかと。

こういう疑問は本来は公爵様が持たなければいけないことなんですけどね。そういう風に考えられないところも、公爵様の為政者としての優秀さに大いに疑問を抱きます。
[気になる点]
この世界の転生者の位置付けと言うか扱い。

聖女様は転移者のようですし、メルフィーナ以外にもいますよね。「トラ」「ハサミ」といった日本語や「トラップ」「トライ アンド エラー」といった英語も普通に通用しているくらいだから。

よくあるのは転生者や転移者が優れた知識を持つ存在として大切にされる…という扱いですが、反対に社会に混乱をもたらす存在、本来生まれてくるこの世界の存在を乗っ取った罪人として殺されるパターンもありますからね。そろそろメルフィーナのこともバレそうなので、気になります。

まあ一応このフランチェスカ王国では転移者である聖女様が尊ばれているから転生者とパレても恐らくは保護され大切にされるのでしょうが…。エンカーから離され意に染まない結婚を強要されたりする可能性もありますからね。

それと「トラ」の言語をもたらした南のロマーナでは、更に南に幻の大陸がある=実は異世界の言い換えで、積極的に異世界関係者を狩り集めて国益にしているなら、メルフィーナが目立ちすぎるとそれこそ誘拐の可能性もありますし。

転生バレを前にして冷や冷やします。
[一言]
マリーはユリウスの夜這い()未遂に気づいたのかな。なにせ隣の部屋ですしね。騒ぎ立てると主の瑕疵になりかねないので沈黙しているものの、そのせいで今も警戒MAXなのかな?
  • 投稿者: ねこ
  • 2023年 12月21日 19時26分
[一言]
トラバサミで足止めできるなら研究解剖用に捕獲もしときたいですね
嫌いな植物や食物とか有効な毒とか見つかれば人間がトラバサミにかかる事無く
アリの巣コロリじゃないけど根城から駆除できたりしないかな
  • 投稿者: uma
  • 2023年 12月21日 17時01分
[一言]
重厚な内容ながら引き込まれる魅力がある「捨てられ侯爵夫人…」で、毎日更新されるのを楽しみにしています。
  • 投稿者: *teapot*
  • 40歳~49歳 女性
  • 2023年 12月21日 16時52分
1 2 Next >> 
↑ページトップへ