感想一覧

物語の中の人物に転生やら憑依やらしたら、何はともあれ大小あれど悩みはするのかなと思いました。
作中では小説の物語通りに進むのかどうかをエリーズは悩んでおりました。
とりあえず、ハッピーエンドだった事は覚えているので物語に沿って行動した方が良いのか。しかし、それをするには長いし、ダルそう、物語もそんなに覚えてない、みたいな感じでしょうか。
作中に書かなかった描写とすれば、ドアマット続けるの？もしくはドアマットされにいくの？という悩みも、たぶんあったのではと思います。
そして、小説のハッピーエンドがこのエリーズのハッピーエンドとは限らないのではないか、とも。
色々と悩んで、セバスチャンに吐露しましたら、自由で良いと言われたので、もう成るように成れと、自由で行こう、なんかセバスチャンが激甘だし、胃のためにもそうしよう、というのが最後辺りの話の流れになるのかもしれません。

他の作品などでは主人公たちが真っ向から立ち向かっていたり、途中まで擬えていたりと様々ですが、それもまた悩んだ末だったりするのでしょう。
メタ的な話ですが、そうする事が話の鍵で物語の行く末に関わりますからね。
そして、仰られていたお約束事へと繋がっていくのではと思います。

この作品では、何だかんだでセバスチャンでした。
私の技量でどれだけ引き出せるかは分かりませんでしたが。
やはり、優秀なセバスチャンでしか得られない何かがありますよね。
執事なら尚の事かもしれません。

そんな拙作で御座いましたが、楽しく読んで頂けたという事で、大変に嬉しかったです。
それでは、共に楽しい小説と出会える事を願いまして、ここら辺りで筆を擱かせて頂きたいと思います。

そうなのですよね。
作品がたくさんあるからこその贅沢な悩みと申しましょうか。
不満とかではなく、ただ、ふとそんな事を思ったりする時がありましたのでネタとしてその辺りも盛り込ませて頂いた次第です。
でも何だかんだと、後から飛ばした話も読んだり、なんなら続編や番外編などを待っていたりする事もありますので、楽しんでいるからこその物語の進み具合に気がはやってしまうみたいな事なのだと思っております。
私の場合なのですが、結論を早くと思いながらも物語のキャラクターたちのその後や絡みなども、もっと見たいと思う気持ち等がありますから本当に贅沢な悩みとなっております。
しかし、そんな贅沢な悩みもたくさんの作品と作者さんたちが居られるお陰なので、凄く有り難い事です。
短編のネタとして扱わせて頂きましたが、結局は『楽しい』に帰結しておりますので、これからもたくさんの作品を読ませて頂きたいなと思っております。
それから、共感を得て頂ける同志がいる事もまた楽しく、そして嬉しかったです。
これからも一緒に、なろうの小説をはじめにたくさんの小説を楽しんでいきましょう。

思い付いたネタありきの拙作で御座いますので、その様に言って頂けるとは望外の喜びです。
まさしく、ご明察の通りに意味ありげに舞台に出てきてそのまま捌けていくというひと昔の某レッドカーペット番組であった様な、出だしだけで着地点を迷子のままに遁走という、あやふやな構成であります。
本当に最初のネタありきの作品です。
ですので、その迷子の着地点を含めて、楽しんで頂けたというお言葉はとても嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございました。

出オチネタなのでジャンルはコメディにしました。
笑うところが無かったのは申し訳ないです。

有能だからセバスチャンなのかセバスチャンだから有能なのか…。
そしてその名前だからこそ私の技量でもなんとかそういう所を誤魔化せているような…？
何にしても有能なセバスチャンは良いものですよね。