エピソード9の感想一覧

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[良い点]
 血を流す事を躊躇わぬ一歩を踏み出したが故に自身もその連鎖に巻き込まれざるを得なかった信西、因果応報とは良くぞ言ったもんですな(ただ保元の乱でのやり口は非情ではあるけど乱を早期に収める為だと思えば“悪”では無い事を思うと仏教用語には当てはまって無いあたりがモニョっとしてしまう、この時代のホントに悪い奴って後の時代の問題事の種を撒き散らして畳の上で死ねた鳥羽上皇あたりを指差したいッス)
[気になる点]
 保元の乱の前例から“武”を振るう事に躊躇いの無い二条天皇サイドと言う見方も一面ではあるんでしょうけど今回のエッセイをなんとなくでも理解できるように平治の乱をWikiやYouTubeで孫引き視聴して思ったのは反後白河の人々には坂東の荒武者がやるような夜討ち•火付け•梟首を後白河院に囁いた信西が「何をして来るのかわからない得体の知れない知恵袋」に見えてたと思うとその得体の知れない恐怖からの排除も“武”を振るう事への後押しになったのもあるんだろうなーと妄想しております(落着点は結局おんなじだからほとんど意味のないブレインストーミングですが)
 ご感想をありがとうございます。

 因果応報という本来の意味からすれば異なることになりますが、信西の人生を改めて顧みると私としては因果応報と言う言葉が浮かんでなりません。
 そして、全ての諸悪の根源は、鳥羽上皇辺りの気が私もします。

 更に言えば、積極的に容赦のない武力行使をするというイメージが保元の乱で信西に付いたことから、平治の乱で信西に武力行使を先制しないといけない、という恐怖が二条天皇親政派に植え付けられてしまった気が。
 妄想と言われそうですが、私もしてなりません。
  • 山家
  • 2023年 10月31日 19時33分
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