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[良い点]
良いお話でした。
[一言]
おもてなしは相手が好きそうなもの、自分の勧めたいものの兼ね合いが大事ですよね。

  • 投稿者: うらら
  • 2023年 12月05日 09時20分
感想ありがとうございます。


 この話には、元の話があります。
その話は、信長は田舎者だから、京の上品な味付けなんてわかるわけないんだと、料理人が馬鹿にする話だったりします。

 このサイトの、公式企画に応募するにあたり、読んで、ほっこりできるような内容に、書き換えてみました。
主題を、気位の高い京都人が、権力者を田舎者と馬鹿にするというところから、相手の事を考えて、おもてなしの姿勢を見せたという風に変えてみました。

 おもてなし、この場合は、ご馳走でしょうか。
ご馳走というのは、「走って」「馳せる」ですから、本来は、相手のことを考えて、料理を振舞うことだと思うんですよね。


 料理人が信長にやったことは、何も変えていないのに、こういう風にアレンジすると、全然違う風に感じ取れると思うんです。
小説って、不思議ですね。
[一言]
競馬はしないので、こちらにお邪魔しました(笑

元ネタ、昔聞いたことがあります。
でも、史実というよりは、ホトトギス〜と同じような、武将の性格を表す作り話なのかと思っていました。
こんな風にほのぼのとしたエピソードになると、本当にあった話だと思いたくなりますね。
ありがとうございました。

感想ありがとうございます。

私の住む浜松市は、徳川家康が、一番活発に活動した頃に、本拠地としていた地でして、家康にまつわる話が、数多く残されています。
いるには、いるのですが……
その多くは、家康を馬鹿にするものだったりしています。
特に、三方ヶ原あたりの、敗戦の話で、そういう逸話が多いですね。
(小豆餅、銭取、焼き味噌)

これらの逸話について、私は、近しい話はあったのではないかと思っています。
何十年、何百年も前の話ですからね。
事実の確認なんて、しようがないわけですし。
中国大返しみたいに、史実とされていることでも、嘘臭いと思うことはありますからね……

ただ、ありえないと思うより、あったかもと思う方が、歴史って楽しいと思うんですよね。
だから、どうせなら、こういう良い話にしようと思った次第です。

本当にあった話っぽいと言っていただけて、非常に嬉しいです。
[良い点]
最後の言葉が特に気に入り、読み終わりにほっこりしました。素敵な作品ありがとうございます。
感想ありがとうぎざいます。

この話は、実は、この最後の一文が全てでして、元の話は、真反対の、後味の良くないお話だったりします。
実は、元は、「信長は、田舎者だから、京の上品な味付けはわからないらしく、ド田舎の味付けにしてやったら、喜びおったわ」って感じの話なんです。

そんな、権力者を馬鹿にしてやった的な濁った話では、読んでて、どこかもやっとしますからね、もっと、澄んだ清涼感のある話に、書き換えてみた次第です。

ほっこりしたと言っていただけて嬉しく思います。
書いた甲斐がありました。
[良い点]
元々は「信長は田舎者」と馬鹿にするニュアンスが強い逸話を、読後感が良い話にアレンジするスタンスに好感が持てます。
感想、ありがとうございます。

この逸話を聞いた時、私は二つ誤解があるのではと感じました。
一つは、信長は、藤吉郎の草履の逸話のように、感性が鈍いわけじゃなく、気遣いを喜んだのではないか。
もう一つは、本来は別の言い回しをしたのを、悪い風に捕らえられ、それが伝わってしまったのではないか。

それを、じゃあ実際はどうなのかと妄想し、こうなりました。
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