エピソード57の感想一覧

会えなかった期間はたった１日（しかも、厳密には１日未満）にも関わらず、クロユリのホームシックは筋金入りのようです。
それでなくとも、かつてのご主人様とは突然のお別れになってしまったこともあり、何が何でも「捨てられたくない」気持ちが強いのです。
「私、何かやちゃった？」と心配になるのは、乙女心というものでして。

なお、クロユリちゃんは基本的に男性に懐きます。生粋の魔性の女の子なのです。
上林さんも嫌いではないみたいですが、結局は「自分のために稼いでくれる（貢いでくれる）男性」が好きなようです（汗）。

そんなクロユリちゃんですが、犬ならではの強みをここから徐々に発揮してくれるようになります。
真田さんもなんだかんだで、クロユリちゃんを可愛がってくれていますし、もうもう知れっと犬塚さんのお仕事にも同行する未来しかないのです。

ここから少しずつ最終段階に向けて、話をまとめていこうと考えていますが……フラグを埋め込み過ぎてしまった気がしないでもありません。
えぇ、若干計画倒れになりつつあります。

それでも、しっかりと完結まで頑張る所存ですので、お付き合いいただけると、とっても嬉しいのです。
こちらこそ、嬉しい感想をありがとうございます。

終盤に向けて、色々と盛り始めた……と、いうわけではないのですが。
なんだかんだで、登場人物が大量発生してしまうのが、昔からの悪癖なのです（汗）。
犯人の身辺だけを最低限、洗い出すつもりだったのですけれど。
ミステリーは「最後に芋づる式で丸っとスポーン！」が気持ちいいと思っているクチでして。
一応は、ぶっ刺したフラグは全部繋がるように書ければいいなぁ、と考えております。

なお、作者が間抜けなため、埋めた伏線をたびたび掘り忘れる模様。

クロユリちゃんは結局、犬塚さんを次なる飼い主に定めたようです。
そうして、ワガママお嬢様に狙われたらば、最後。
一生「下僕」として面倒を見させられること、確定なのです。
きっと、犬塚さんは苦笑いしながらも、クロユリを抱っこしている事でしょう。

相変わらず、更新スピードが遅いのですが。
ネチネチ続きも書いていく所存ですので、今後ともお付き合いいただけると幸いです。
嬉しい感想、ありがとうございました♪