感想一覧

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[良い点]
お金さえ出せば、話を聞き、導いてくれるはずの占い。けれど、神社で出会った男性は、ただで多くの話を聞いてくれたうえ、三百円でお守りという確かな『形』もこの手に握らせてくれて。不意に足を襲った、鈍い痛みとともに…。

ポケットの中にある、確かな感触が、灯り始めた街灯のように、明日への希望を抱かせてくれるラストがとても印象的です。ありがとうございます。
逢乃 雫様

 感想ありがとうございます。

 コロン様の作品を読んで、お守りも、蹴られた痛みも、男にとっては確かなもので。占ってもらうだけよりも、もっとずっと心に残ったのだろうなぁと思いました。


>灯り始めた街灯のように、明日への希望を抱かせてくれる
 男にとっては変わらぬ日々ですが、その中に温かな景色を見ていただけてとても嬉しいです。
 救われた描写のない中に救いを見つけられるのは、読んてくださる方の優しさなのだと思います。

 温かな感想、ありがとうございます。
[良い点]
 冒頭からハードボイルド展開を予想しましたが、男性の心理、とりまく世界を描いた偶像劇ですね。ポケットの中の感触は何かにすがりたかったのか、それとも心を入れ替えるある意味、儀式の様なものだったのか。気になるところですが、ささやかな幸せが彼の人生を豊かにすることを願いたいです。
[気になる点]
 特にございません。
[一言]
 拝読させていただきありがとうございます。
なつの夕凪様

 感想ありがとうございます!

 ハードボイルドな冒頭でしたか? 男性にとっては穏やかながらも波乱の日々かもしれませんね。なんせ持ち金二百円ですから……。


 現在と過去を行ったり来たりする視点なので、時系列がわかりにくかったかもしれません。描写不足で申し訳なく…。
 ポケットの中には神社で買ったお守りが入っています。彼にとっては縋るものであり、仰るように気持ちを切り替える儀式の祭具でもあるのかもしれませんね。

>ささやかな幸せが人生を豊かにする
 本当にその通りだと思います。
[良い点]
蹴られたこと、ちゃんとお金を払ってお守りを買わせてくれこと。
どちらにも神様のご加護で、ちゃんと意味があるのだと、こちらの作品で改めて思いました。

冒頭の雑踏を眺める描写では、この男性の苦しみがよく伝わり、すっと感情移入出来ました。
私も人生で一番辛かった時(時期もちょうどクリスマスで……)、笑いながら道行く人を見て、みんな自分より幸せに見えると思いましたので。
笑っていても、心では泣いていたかもしれないのに。

確かなものを手にした男性。前向きに歩いてくれそうな、余韻のあるラストが素敵でした!
読ませていただきありがとうございます。
[一言]
この男性は本当にラッキーかもしれないですね。
お爺さんに出逢っただけでなく、エッセイや物語の主人公にもなれたのですから(^^)
そしてそれを読んだ人の、希望や慰めになるのかもしれないのですから。
木山花名美様

 感想ありがとうございます。

施されたのではなく、ちゃんとお金を払い、形に残るものを手にした。このことに大きな意味があると思っていたので、同じように感じていただいてとても嬉しいです。

自分が苦しい時には、なかなか人の抱える気持ちまで思い遣ることは難しいですよね。
同じではないかもしれない。でも、誰しも似たような思いを抱いたことはあるはずだと。きっと気付くだけでも意識が変わるのでしょうけどね。

何も解決していないラスト。余韻と取っていただいてありがとうございます。


もし御本人が読んでいたなら驚くかもしれませんね(笑)。
でもそうして読む余裕ができたというのなら。それはそれで喜ばしいことなのだと思います。
[良い点]
コロン様の活動報告から参りました。
男性を取り巻く環境は何も変わらないけれど、身近にある幸せを感じる気持ちになったことこそ奇跡なのかもしれません。
誰かに話をきいてもらいたい。
その願いをきっと神様は叶えてくれたのですね。
男性がそう思っているかどうかは分かりませんが、氏子の男性に話をきいてもらったことは彼にとってとても大きな意味をもっていることに胸の奥で火花がかちっとはじけました。
男性の人生に温かな光はきっと降る。そんな風に願える作品をありがとうございました!
織花かおり様

 お越し下さりありがとうございます。

 その環境が何も変わっていないことに触れていただきありがとうございます。
 コロン様の作品を読んで、神様が用意してくれるのは気付きやきっかけに繋がることだけで、それに気付いて動けるかは受け手次第なのだな、と感じたので。拾った宝くじが当たるような展開にはどうしてもなりませんでした。

 話を聞いてもらえるということは、普通のようでいてすごく特別なことだと思うのです。
 話すことで自分の中でも感情の整理ができる。溜めたものは減らなくても、吐き出すことは大事なこと。
 ですが自分から話せない人もいて。
 聞き出してくれる相手がいることは、本当にありがたいことなのだと思います。

 最後のお言葉がとても嬉しいです。
 温かな感想、ありがとうございます。
[良い点]
 笑っている人が幸せとはかぎらない。
 厳しい表情をしている人が怖い人とは限らない。
 歳を経るにつれて学習してゆくことですが、余裕がないとそれを忘れてしまいますよね。そうすると、なんで自分だけ……。という思考に陥って、孤独を感じるようになるのかなと思います。
 神社に辿り着いた彼は、普通ならお節介とも呼べる老人に話を聴いてもらえた。それですこし救われた。
 神社にたどり着いた時点で導かれていたのかもと、そう思うのも思わないのも自由ですが、そう思っていたほうが世界が優しくみえるような気がします。
 小池さまのその思いも巡りめぐって届くといいなぁと思います。
冬野ほたる様

 感想ありがとうございます。

>余裕がないとそれを忘れてしまいますよね。
 本当にその通りだと思います。
『なんで』はそのうち『どうせ』になって。動こうとする気力さえ刈り取るものなのかもしれません。

 話を聞いてもらうということは、話を聞き出してもらうということでもあって。
 氏子のお爺さんはきっと、話をさせるのが上手な人なのでしょうね。

 導かれたと思える優しい世界。
 男はきっとお守りを見る度にこの時の気持ちを思い出して、励まされていたらいいな、と思います。

 温かな感想をありがとうございます。
 
[良い点]
私の作品から、ここまで広げて下さりありがとうございます。

セピア色の世界に、希望の光が差し込む未来を予感させます。


彼も思いもよらないところで応援されている事に驚くと思います笑
明るく前を向いて歩いて欲しいです。


[一言]
素敵な作品をありがとうございます!
心より感謝いたします。
  • 投稿者: コロン
  • 2023年 11月15日 15時58分
コロン様

 こちらこそ、感想、そして作品の許可をありがとうございます。

『神様の加護を貰う場合、蹴りも一発くらいは貰うかもしれません』の本論はここではないのだとわかりつつも。
 感想返信などから見えるコロン様の気遣いの言葉に、本当にそうだったらいいなぁと思って書いてしまいました。


>セピア色の世界に、希望の光が差し込む未来を予感させます。
 こんな感想をいただけて、本当に嬉しいです。

 コロン様の作品あっての本作です。
 こちらこそ、素敵な作品をありがとうございます。
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