エピソード8の感想一覧

[一言]
２−７　学校も親も助けてくれない中、僕に手を差し伸べたのはアメリカだった　

タイトル：学校と親そしてアメリカ？！どういうことだろう。

あらすじ：被害者側の視点で語られるんだね。

ひと言感想：僕の周りの人間の冷たいこと……僕はそんな中でもめげない、なかなかに強かな性格をしているようです。おもしろい。

[一言]
　あらすじの段階で読みたい意欲はゼロでした。
　率直な感想が「ウソくさい」と「つまんなそう」のダブルパンチだったので。
　親も助けてくれない＝表面化してない状態で、なんで政府が介入できるんだよっていうタイトルと合わせ技で意味不明だったし、
　イジメたヤツが非常識な法律で裁かれて、それを「面白いなァ」という感情に繋げられる想像ができなかったので。

　本編。
　母親の態度も「まあ、親なんてそんなもんだよね」で良いけど、
　警察に相談してからの方がスマートじゃないかなとは思うんですけど。
　そこまで行くんだから、無能な警察官も出してからにして欲しかったかなぁ、とは。

　イジメのリベンジモノは昔から作品としてはありますし、
　方法が二十二世紀の未来の道具か、アメリカ合衆国かっていう感じでマイナーチェンジした感じの作品。
　アイデアとしては成立してるんですが出オチ。
　オリジナリティはあるんですがあらすじ段階で見せちゃったインパクトなので、それで三千文字牽引するのは難しいです。
　エンタテイメントとして、読者になんて言って欲しい作品でしょう。
　「スカっとした」だったら書き出しの段階でスカっとするシーンの示唆が欲しいです。
　「オリジナリティに驚いた」だったら、アメリカが動いたクラスのアイデアをあとふたつくらい組み込んで欲しいです。

[一言]
【タイトル】なぜアメリカ？UFOにでも誘拐されたのか。

【あらすじ】日本は二重国籍を認めていたか？と思ったが、２０歳前までならあり得る話だった。どういう経緯でそうなるのか、で興味を引く戦略か。

【本文】あらすじから架空の事件のドキュメンタリー的なものとして見ていたが、作中世界におけるこの文章の位置づけがよく分からなくなった。「米国政府が経営者の家族を狙って一企業を陥れようとしている」とも読めるこの文書が、公開を許されている？作者の狙いを勘違いしているような気がする。
ありそうでなさそうな微妙なラインを攻める方向性は好き。