感想一覧

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[一言]
少し厳しいかもしれませんが、まず、この作品について、先生が思い描く設定がわかりにくい上に、一人称を中心としたことで、登場人物の感情が全く伝わらずさらに分かりにくい作品になっていて、読んでも奇妙さしかでてきません。狙いとして、若干の奇妙な感じを読者に与えることがあったのかもしれませんが、せめて三人称を使うのが良いでしょう。そして、読者に伝えたいことを、風景描写や感情描写からの比喩などでぼかすことで、もっと深みのある作品になりそうですね。ストレートすぎて重すぎます。
  • 投稿者: 桃
  • 18歳~22歳 男性
  • 2008年 02月23日 00時38分
[一言]
貰ったものが二つなので返すものも二つということで、どうも、ガルドです。こっちは長編が混じっているので実際フェアじゃないけれど。
今回とっても辛いので、取って付けたようにならないよう先に甘い物を。タイトルが素敵でした!本文中の登場の仕方が特に!蜻蛉さんは比喩がうまいですね。だいぶ気を使ってるんだと思います。ただこれで甘甘だったらなあ、とは思わずにはいられません。タイトルと内容があってないです。ギャップ狙いなら別なところを狙うべきだと思いました。
さて、伏線、ですか。蜻蛉さんはレベルが高いので辛めに言えば、失敗していると思います。そもそも多少個人的な趣向の問題も混じるのですが、作品内外で作品について語るのはルール違反だと思っています。あとがきとかで「実はあそこのあれ、こうこうこういう意味があるんですよね〜」なんていうのは甘えです。狙いがあるなら物語に絡めて物語(ものがた)ってほしい。作品の外からなされる神様(作者)の演説なんて聞いてる側は興ざめです。真に優れた伏線は気付かれないさりげなさで、しかし蓋を開ければ誰もが納得しうるものです。伏線の種明かしは神様ではなく人間(登場人物)がしてほしい。それならば多少説明的であってもそれはあくまで物語の一部になりえる。
思うに、テーマ選択が中途半端だったのではないでしょうか。美しい純愛が書きたかったのであればそこを強調し、女の策略が書きたかったのであればそこを強調すべきだった。
一見無意味に見える序文が意味を成すのは、とても良かったように思えます。長さも長すぎず、町の描写と絡めているのでとても自然でした。
地の文章自体が本当に文章を書き慣れているらしく、とても読みやすくていいと思います。反面会話文のぎこちなさや主人公の無駄だと思えるほどの鈍感さ。また風景描写の美しさに比べて登場人物の感情の揺れがいまいち捕らえ切れていないように感じます。感情を描写する文がいように少なくないでしょうか?それとも意識してやってるのかな?うーん、とにかく足りません。主人公がなにを考えているか分からず全く感情移入できませんでした。なんか置いてけぼりをくらった感じです。
とまあいろいろ言った訳ですが、やっぱり蜻蛉さんはレベルが高いです。描写が分かりやすく想像もしやすい。風景に関する文章力なら年齢に関わらず間違なくない一級品です。
長所を生かし、これからも頑張ってください!
  • 投稿者: ガルド
  • 2007年 06月28日 08時31分
どーもです。
いやー、皆様同様の評価を頂いております。伏線を張ったのはいいのですが、それを作中で語らなかったのが失敗でした、はい。なんていうか、ぶっちゃけ忘れてました(オイ
心理描写においては、少々急ぎすぎた感が自分でもあります。特に最後のほうとかは長文に飽きて端折った部分が幾つか。まぁまだまだ書くことに慣れていない証拠ですね。心理描写においては、三人称ならば良いのですが、何故か一人称になるとめっきり出来なくなる不思議ちゃんです。主人公の思考が地文のため、達観が出来ないでいるのかもしれません。つか恋愛モノは私にはムリっす(ぁ
風景描写はなんとなく自信はあるのですが、心理的描写はやはりまだまだなようです。長編のほうも、なんだかそんな感じに思えなくも無い気分に陥ってきました。いやまぁ、ましな方ですが。
テーマについては、『二面性』を意識したので、ぶっちゃけ失敗です。いや、テーマ自体に後悔はありませんが、どちらともつかない一面性になってしまいました。精進いたしますです。
出来れば時間があれば、ちょびちょび長編のほうも読んでもらえると有難いなぁ、なんて思っております。序盤は本当に酷いですが、3rdエリア編辺りから相当違いが見えてくるかと。自分で読み返して『誰だよこれ』とか突っ込みいれたくなりますし。
メッセージ送っておいたので、読んでいただけると有難いです。
では、評価ありがとうございました!
[一言]
ブログから飛んできました。なにげ読者です(笑
一読させて頂きましたので、若輩ながら感想をば。
綺麗なお話でした。どこにでもありそうな色恋沙汰を上手く化けさせた、といった印象。読者を引きつける魅力のある文章が書けていたと思います。
伏線については……うーん? といった感じです。あとがきを読んで、少し時間をかけて、「ああ、なるほど」と落ち着いたのですが、本編の文章のみではそこまで理解させるのは難しいのではないでしょうか。
幻想小説と恋愛小説の二面性、それが狙いだったのは読んでいて理解できましたが、どちらにも転びきれず尻切れトンボで終わった印象はどうしても残ります。私の読解力が弱いせいも少なからずあるのでしょうけど;
もしその二面性が作中でしっかり描かれていたのだとすれば、文句なしの点数になるのですが……それが残念な点ですね。蜻蛉様はネット小説に終わらない実力をお持ちの方だと思っていますので、やはり作家の腕は小説の中でのみ存分に発揮されてほしい、とも思うのですよ。
長々と失礼いたしました。今後も変わらぬご活躍を期待しています。
  • 投稿者: 静波
  • 2007年 06月26日 02時23分
どうもです。
カーニヴァルの静波さんではありませんか!?いつもご愛読させてもらっております。
そうですねー、友人にもそのことは言われました。伏線があまりに表に出てなくて、絶対にわからねぇよと。まぁそのため後書きで補習したのですが、やはり生かしきれていない部分があったみたいですね。参考になります。
一応私も語彙表現力少ないながら、プロの作家を目指して日進月歩していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。
では、評価ありがとうございました!
[一言]
複線の魔術師スゴォ━━━Σ(ロ`|||ノ)ノ━━━ッ!!!
と、無意味な複線魔のせいで文章を過大評価します。純粋に文章は素晴しいですが、それ以上に複線魔のせいで(ry
ただ、複線重視で「青山さん」と「優希」が薄いですね。途中三人称に変わるのも腑に落ちなくも無いような。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2007年 06月25日 17時15分
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