感想一覧
▽感想を書く[良い点]
主人公の人生は周囲からすると「あんな傾いた家で暮らして気の毒に」のようなことを
思われていたのかもしれませんが、
主人公は独自に生き方を見出し、悲観していないところが印象的でした。
そんな主人公だからこそ、きちんと仕事をし、
時折昔に思いを馳せることのできる立派な大人になれたのでしょうね。
主人公の人生は周囲からすると「あんな傾いた家で暮らして気の毒に」のようなことを
思われていたのかもしれませんが、
主人公は独自に生き方を見出し、悲観していないところが印象的でした。
そんな主人公だからこそ、きちんと仕事をし、
時折昔に思いを馳せることのできる立派な大人になれたのでしょうね。
うおおお、これはこれは、エタメタノールさん。
主人公を評価していただきとても嬉しいです。悲惨な状況のなかで、懸命に自分の心を守っていたのですね、きっと。感想をありがとうございます。
主人公を評価していただきとても嬉しいです。悲惨な状況のなかで、懸命に自分の心を守っていたのですね、きっと。感想をありがとうございます。
- Q輔
- 2023年 12月27日 10時37分
[良い点]
スプーンも箸も入れずに待たされたカレー…インド式に手で食べるやつですかね?
時代設定が「神社の裏の…」と近い雰囲気に感じました。
こちらもこちらで「昭和」を「生きて」いますね。
[一言]
私も先日、実家の周りを歩いてみました。
母校の中学校が近く、そこまで歩いてみましたが、あの頃見えていた景色と同じなのに、全ての距離が短く感じ違う景色に見えました。
不思議な感覚でした。
スプーンも箸も入れずに待たされたカレー…インド式に手で食べるやつですかね?
時代設定が「神社の裏の…」と近い雰囲気に感じました。
こちらもこちらで「昭和」を「生きて」いますね。
[一言]
私も先日、実家の周りを歩いてみました。
母校の中学校が近く、そこまで歩いてみましたが、あの頃見えていた景色と同じなのに、全ての距離が短く感じ違う景色に見えました。
不思議な感覚でした。
うおおお、これはこれは、コロンさん。
「あの頃見えていた景色と同じなのに、全ての距離が短く感じ違う景色に見えました。」
小説の一節のようですね。その感覚分かります。
なんだか我ながら過去へ過去へ向かう小説ばかりを書いていますな(笑)これからも懲りずによろしくお願いします。
「あの頃見えていた景色と同じなのに、全ての距離が短く感じ違う景色に見えました。」
小説の一節のようですね。その感覚分かります。
なんだか我ながら過去へ過去へ向かう小説ばかりを書いていますな(笑)これからも懲りずによろしくお願いします。
- Q輔
- 2023年 12月27日 10時33分
[良い点]
最初の一文から最後の一文まで、目が離せない作品でした。
最後の最後に、題名と内容が固く結びつき、非常にまとまりの良い文章となっていました。
傾いた家で…というのが、事実か、それともフィクションか?
キューちゃん、という呼び方がさらに読み手の心をザワザワと掻き乱し、ラストまで一気読みでした。
「妻」でさえスプーンを入れ忘れてしまうというところに、むしろこの世に傾いていないもの(完璧さ)はないのではないか、と錯覚さえ覚えます。
しかし、主人公にとっては良い思い出のない傾いた家が、人生においての確かな基盤となっていることが、「訓示」からよく分かりました。
面白かったです。
その一言に尽きます。
私はショッキングなものに弱いくせに、遠藤周作が好きです。
こういう雰囲気の作品にとても惹かれます。
まさに純文学たる気風を備えて、この作品は投稿されていると思います。
何度も読み返したいので、ブックマークさせてください。
最初の一文から最後の一文まで、目が離せない作品でした。
最後の最後に、題名と内容が固く結びつき、非常にまとまりの良い文章となっていました。
傾いた家で…というのが、事実か、それともフィクションか?
キューちゃん、という呼び方がさらに読み手の心をザワザワと掻き乱し、ラストまで一気読みでした。
「妻」でさえスプーンを入れ忘れてしまうというところに、むしろこの世に傾いていないもの(完璧さ)はないのではないか、と錯覚さえ覚えます。
しかし、主人公にとっては良い思い出のない傾いた家が、人生においての確かな基盤となっていることが、「訓示」からよく分かりました。
面白かったです。
その一言に尽きます。
私はショッキングなものに弱いくせに、遠藤周作が好きです。
こういう雰囲気の作品にとても惹かれます。
まさに純文学たる気風を備えて、この作品は投稿されていると思います。
何度も読み返したいので、ブックマークさせてください。
うおおお、これはこれは、鰯田鰹節さん。
キーワードに私小説としているとおり、ほぼ実話です(笑)
大変深く読み込んでくださり、書き手冥利に尽きます。
ブックマークありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
キーワードに私小説としているとおり、ほぼ実話です(笑)
大変深く読み込んでくださり、書き手冥利に尽きます。
ブックマークありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
- Q輔
- 2023年 12月27日 10時29分
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