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[良い点]
男性でもあり、女性でもある。
平民でもあり、王族でもある。
聖者であり、戦士でもある。
相反する特性を内包するルカは、神の祝福を受ける愛し子にふさわしい人だなあと思いました。
面白かったです。
感想ありがとうございます!

またまた深い考察、恐れ入ります!

相反する特性=神の愛子というお言葉、天啓のようです!

曖昧な主人公像が不安だったのですが。

これでいいのだ!と思いました。ありがとうございます!
  • 二階堂吉野
  • 2024年 04月11日 11時17分
[良い点]
面白かったです。一気に読んでしまいました。
他の兄弟が皆疫病で亡くなるって作品は特になろうでは見かけない気がしますが、現実の歴史を考えたらすごく説得力がありますね。

アン王女、この環境でちゃんと育ってていいですね。生まれたばかりの妹を助けるお姉ちゃんに泣けました。

読んだ当初『私』は別人格だと思ったのですが、感想のお返事に書かれていた並行世界の魂かも、というのがなるほどと思いました。
[気になる点]
宰相の名前がミカエルという点。やっぱり大天使のイメージなので、名前負けというか、やってることにそぐわない名前だなと思ってしまいました。パウロとかならしっくりきたかも。

あと師匠、何者…
[一言]
ルカは『私』の人格で動いている間は人間離れした天使のように見え、最後の子供を作る選択をしたところで、地に足が着いたように感じられました。
ミランダと王女たち含めた子供達と、幸せになって欲しいです。
  • 投稿者: なのは
  • 2024年 04月10日 23時42分
感想ありがとうございます!

宰相の名前負け、確かにです! ミランダを先に決めたので、ミがつく男性名ってだけでした。

軽〜く修道士という設定にしたら、宗教的考察をいくつかいただいて驚きました!

皆さん深いですっ! 

性別もあやふやな主人公ってどうなのかなーと思ってましたが、天使が人間界に降りる話だと思えば、素敵ですね! 

ルカと一緒に女性王族たちが大活躍する姿が目に浮かびます!

  • 二階堂吉野
  • 2024年 04月11日 11時10分
[良い点]
全てが大団円って感じでもハッピーエンドという感じでもないのがなんというか世はこともなしって言うか世はままならないが良くあろうと皆がそれぞれ奮闘して日々同じ人では無いが貫いた意思を持って世界は巡ってるって感じがした

時に王が時に貴族の意見が時に王太子の意見が時に王太子妃の気持ちがぶつかり合って意思が絡み世界は国は回るって感じで両者痛み分けで進んでいく感じがした
あと国王は天意が無く王族は絶えると言っていたが多分、この主人公こそが天意であり神の加護があり国王の血筋の加護になってるのが集約されたのがこの主人公なんじゃねとか勝手に考察して、天が主人公が国王になれと言ってるように感じる第三者の目線で神の意志です。
国王になってください、他の意見は神の天罰がこの病の流行病こそが天罰と思いますと言いたくなって神殿があったら平伏しそうなくらい強い何者かの意思と言うか出来事を勝手にくみ取ってそうであろうと思った。

これもまた人の感じる意思で願いかなと信仰のように感じる意思もまた意志であると。
  • 投稿者: 夢桜
  • 30歳~39歳 男性
  • 2024年 04月09日 00時37分
感想ありがとうございます!

神託をいただいたように畏れ多い感じです! 

ルカは神の加護を得た人物と想定してましたが、意思が世界を動かすというのは同感です!

わあ!ゾクゾクしてきます!

  • 二階堂吉野
  • 2024年 04月09日 20時11分
[良い点]
ランキングから来ました。すごく面白かったです!

ルカもミランダもアンもベリー公爵も、みんな生き生きとしてキャラが立っててそれぞれに共感できました。
特に主人公のルカが飄々として、綺麗で、穏やかで、でもとても強い。すごく不思議な魅力があって大好きです。


終わりのほうで、国のためを思って奔走(迷走?)していたはずの宰相が、特に重い症状に悩まされたのが深くて、色々考えさせられました。
 
ルカが修道士だからかもしれませんが、宰相の改悛と許し、そこからの病状復帰も含めて、聖書に出てくる寓話を読んでいる気分でした。

とても楽しかったです!
[気になる点]
ルカのお札が疫病を遠ざけたり、北の修道院だけが疫病を免れたのは神様からルカへのご加護かな?

ベリー公爵も、最初は娘にハニートラップを強要したり、殴ったりする毒親でしたが、ルカと接するうちに「頭痛が消えて」、有能なイケオジに変わった(戻った?)し。

まるで王城自体が(各自の善悪の自覚はともかく)、そこに関わる人間たちの負の感情によって、病や呪いを引き寄せていたみたいですね。
[一言]
これ、『私』が実在の人間で、死後にルカに憑依したのか、それともド腐れ変態野郎の暴力から逃れるためにルーカスが作り出した別人格なのかは、はっきりわからないんですよね。多重人格の有名なケースのビリー・ミリガンだって、女性の人格を持ってましたし…。

ルカは最終的にはミランダを愛する男性として落ち着いたみたいですが、男女どちらとも明言できない、両方の強さと優しさを持つルカと、ミランダの友情から始まる関係性がとても素敵でした(亡くなった王太子にはドン引きしました)。

どうか二人が末永く幸せでありますように。
感想ありがとうございます! 読み込んでいただいて恐縮です!

そうです!ルカは神に愛されし者です!なのでお札も特別です。関わる人々を本性に導く感じです。

最後には王城のケガレも祓われましたね!

おっしゃる通り、ビリー・ミリガンを参考に考えました。でも私も彼の人格については良く分かりません。

こちらの世界に家族がいないということは、並行世界から転移した魂かも、とも思います。

どこかにもう1人の、全然違う人生を送る私がいて、ふとしたきっかけで向こうに行ってとか。

両性の強さや優しさを持つ主人公を、こんなにも肯定してくださって、感謝感激です!

ありがとうございます!
  • 二階堂吉野
  • 2024年 04月07日 21時28分
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