エピソード53の感想一覧

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第二章まで拝見しました。
どんなキャラにも共感できる要素があったので、単純な善人・悪人で終わらない、深いヒューマンドラマだなぁと思いました。

第一章では、身勝手な家族との因縁と愛結さんの決意が色濃く描かれており、とても読み応えがありました。特に愛結さんが家族に積年の思いをぶつけるシーンは、読んでいてスカッとしましたね……! 最後は歩美さんとも仲良くなれたようで安心しました。
新さんについては、気持ちは分からなくもないですが、優しさのベクトルを完全に間違えていたように思えましたね。中途半端な優しさは時に人を傷つけてしまう……。他人事(物語上の話)で終わらせず、私も気をつけようと思いました。

第二章では、幸せってなんだろうなと考えさせられました。他の方の視点から見れば、九重さんはワガママな女性っぽく見えましたが、九重さん視点から見れば、周りの状況と自分の思いが全く噛み合わない可哀想な女性にも見えましたね。
そんな九重さん視点の状況を慮ってか、ベテルギウスさんが仲良くなろうと頑張っている姿には応援したくなりました。ただ、結局最後は自らの手で彼女を人間界に戻し、記憶も消してしまうとは……。ベテルギウスさんの心情を察すると、本当に辛かったですね。たとえ花嫁を娶らないとしても、ペテルギウスさんにはこれから幸せになっていただきたいです。

それはそうと、料理・食事シーンがとても美味しそうでした(笑)。ここまで描写や食レポが上手いと、もはや飯テロです(笑)。

最後に、X(旧Twitter)での企画より拝見しました。
素敵な作品を送っていただきありがとうございました!
こんな作品が書けるようになりたいと、強く思いました。
続きもまた読みにきます……!
案内なびさん、感想ありがとうございます!
ここまで長い感想を頂けるなんて……嬉しい予想外でした!

私個人としましては、根っから完全な悪役もいれば、良心を捨てきれない悪役もいる、果てには意図せずして悪役なった悪役もいると思います。
だからこそ、この物語では悪役に回ってしまったキャラにも共感したいただけるように、なるべく違和感を持たせないよう作っています。

第三章ではかなりのドロドロ展開になる予定ですが、これまでの物語を通じて成長した愛結は、最初の頃の全てに絶望し向けられる愛を疑う少女ではなく、「おかしいことはおかしい」とはっきり言える、そして時々冷たくも的確な物言いをする少女へと変化します。
シリウス自身も、甘い感情論ではなく現実的な解決を求めるリアリストなので、今後の愛結の発言に驚きながらも受け入れ、そして隙あらばイチャつくと思います(笑)

第三章はまだまだ始まったばかりなので、今後とも応援よろしくお願いします!
  • 橙猫
  • 2024年 12月03日 22時31分
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