感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 Next >> 
[気になる点]
いやいや、名古屋大学数学科って普通に凄いですよ。
ただ、自慢するのは解せませんな。
あと、作者様は名古屋大学に偏見とかお持ちなのでしょうか?
実はですね、高校の頃の担任が名大数学科出だったんですがあまりにも授業がわかりにくくて。いい教師というのはわかった気にさせる力があるんですが、それが著しく欠如していたんですね。
教師がわかりにくいところを認識できず、解法も自己完結してしまっているため初学者には厳しいわけです。腕がいいのと教えるのが上手いのは違うスキルですね。
そして、父からの受け売りですが、数学科はあまりにも栄光と挫折の格差が酷いと。結果ひどいコンプレックスでで性格に難のある人間になりやすいと。それを身をもって体験してしまったもので。
偏見ではあるのですが、一方で初学者や初心者に「そんなこともわかんないの?」ってやる人はちょくちょくいます。それを授業でやられたらたまんない。授業で高校生相手にマウント取りに行く姿をみてかなりキましたね。
名古屋大学より数学科に偏見があるといったほうが正しいでしょう。
[一言]
ゲオルギーアマナールのテロの動機は本当に思想的なものなのだろうか? 資本主義より共産主義が優れていると主張しているが、共産主義体制が終わり社会から切り捨てられ妻にも逃げられている

崇高な理想を掲げてじことうすいや正義のみかたをきどったりしたり、社会に不満があるから暴れたいのをごまかしているだけでは? 結局のとこ妻に逃げられた恨みとかが行動原理と感じられる

アマナ-ルがエミリーとマリアの父なんですね
アマナールは生涯独身です。『親』とカギカッコ付きなのはそういうことです。
「砕けた弾丸 その2」にアマナールの簡単な経歴の紹介があります。再度お読みください。
マリアの血縁上の両親はとっくに墓の下ですし、戸籍上義父になる男を殺しています。「Sechste mission: Liebe und Frage――恋と疑問」を参照してください。
マリアとエミリーにとってみればゲオルゲは肉親でも戸籍上の家族ではないものの『親』であるわけですが。

アマナールは思春期真っ盛りの14歳のころにルーマニア革命が勃発し、人権と国籍の全面剥奪と国外追放以来欧州闇社会を渡り歩いているわけです。

ユーリ・ゾルカリツェフを除いたゲオルゲ・アマナールやイーゴリー・シロチェンコ達は冷戦終結と東欧民主化の結果としての公職追放や強制退職、差別などの残酷な仕打ちを受け、また困窮から娘を売り、もしくは初歩的な投資詐欺で財産を奪われ、あるいは格安の労働力として植民地同然の搾取を受ける悲しい光景を実際に見続けていたり、親から聞かされてきたわけです。

ユーリを除いた彼らは資本主義に対し強い疑念を共有し、また、資本主義を最良とする社会を壊そうとしたわけです。
[良い点]
初めまして。初見です。
あっという間に最新話まで読了してしまいました。

戦闘描写の細かさ、そして登場する銃器の多彩さに惹かれました。後書きに細かい説明があるので、知らない武器などがあったときには非常に有難いです。
また、一ページの文字数が多いのも嬉しいです。状況説明、情景描写などは細かくしてある文が好みのため、イメージがより鮮明に浮かんできます。
文体に見覚えがあるな、と思って読んでいたのですが、麻生幾、福井晴敏両先生の作品がお好きということで、なるほどと納得しました。戦闘、防諜、諜報好きには堪らない作品です。

戦闘描写でしたら今野敏先生の「ボディーガード 工藤兵吾」シリーズ。
北朝鮮、日本、アメリカを巡る陰謀と、それに挑むヒューミントの青年。五條瑛先生の「プラチナ・ビーズ」シリーズ。
公安や警察に関しての小説でしたら、浜田文人先生の「公安捜査」シリーズや濱 嘉之先生の作品がお薦めです。

更新を楽しみにしています。
[気になる点]
まずは、主人公である紀伊幸太郎の科白が気になりました。
「人外」モードになる時に聞こえてくる悪魔の声は(この作品のジャンル自体、ライトノベル的とのことなので)多少芝居がかっていても納得できるのですが、彼自身の発言は、少々厨二……と言いますか、あまりに現実からかけ離れすぎているような気がしました。
普段の口調が普通の高校生だけに、「貴様」「俺からは遠ざかった方がいい」など、所謂ハードボイルド的な口調が目立ちます。目上の人間に対して使われる一人称「私」も、「大人びて冷静。言葉遣いもちゃんとしている」よりは、「子供が背伸びして難しい言葉をわざわざ選んでおり、苦笑してしまう」と思ってしまいました。
高校生が大人びている=私
ではないのではないでしょうか。彼が真面目な時に使う口調は、少々年齢に合っていない気がします。

全体を通して、一人称、三人称の使い方や、戦闘でない部分の描写が、やや不得手であるようにお見受けしました。
全編が一人称で進む小説とは違い、この作品は状況によって視点が変わっています。更に、これだけの大人数が登場するのであれば、人称を統一することをお薦めします。
高校生組はそれぞれ口調に特徴があり、科白のみを抜き出したとしても誰が喋っているのか、こちらもきちんと理解できています。
しかし、他の十三課の面々の視点で場面転換する際に「俺は○○に向かった」などと始まってしまうと、この「俺」は誰だろう? と話にすんなり入っていけません。
加えるならば、蓮池真田組のように年齢も近く、口調も似ている者同士が会話をする際、「第三章 シャッタード・マインド 忌々しい過去/phase-2」にあるように

 「間違っちゃいないさ、その正義感は」
 少しの煙を吐き出して俺は答える。
 「人生一筋縄にはいかないよな」
 「そりゃな」
 俺は灰を落としてそう返した。
 「ぶっ潰そうぜ。今回の奴らは」
 「その意気さ」

「間違っちゃいないさ--」の蓮池の後、蓮池の動作を描いてからの「人生一筋縄では--」という科白は、蓮池の動作を科白同士の間に挟んでいるために、真田の科白とは言えず、また何の説明もないために、一瞬、これはどっちの科白だ? と混乱してしまいます。
その後の「俺は灰を落としてそう返した。」が「そりゃな」にかかるため、「人生一筋縄--」の科白は真田のものであるとわかるものの、一見して脳にすぐに入ってくるとは言い難い。「ぶっ潰そうぜ--」に関しても同様なので、ここで真田の動作や感情--例えば
「『間違っちゃいないさ、その正義感は』
少しの煙を吐き出して俺は答える。戯れに、周囲に漂う煙に息を吹きかけて散らす。
微かに頷く気配。目線だけを動かし、隣にある真田の顔を見る。
過去を見ていた瞳に、ようやく力が戻ったようだ。手元の煙草を見つめ、静かながらも十二分に意志が伝わってくる声で呟く。
『ぶっ潰そうぜ。今回の奴らは』
自らに言い聞かせるような声音。やや気負いすぎているそれを和らげるように、軽く肩を叩く。
『その意気さ』」(文体は合わせてみたつもりですが、ご不快でしたら本当に申し訳ありません)
--のように、間に文があるとより分かりやすいかと。

「第三章 シャッタード・マインド 攫われの少女/phase-2」で強襲班員が集まり、秋津の音頭で気合を入れるシーンですが、

「我らの前に!」
 『味方なし!!』
 「見敵必殺!」
 『一挙制圧!』
 「我らは警察官!」
 『捕虜はとらない!!』
 「我らは軍人!」
 『躊躇わない!!』
 「我らは公安!」
 『強襲班!!』
 「イレギュラー・サーティーン!」
 『行動開始!!』

この最後の科白、「行動開始」は全員で合唱するような言葉として書かれたのでしょうか?
散会の合図として秋津が言う方が正しいような……


↓ここからは誤字の指摘を。

「第三章 シャッタード・マインド 忌々しい過去/phase-2」で神奈川県川崎市 京浜総合病院のシーンで

「ああ。環境テロリストが報復のために下校途中の彼女を拉致した事件だったな」
 真下が述懐する。

ですが、ここは「真田」では?

同じように「第三章 シャッタード・マインド 人を殺すモノ 歪んだ虚像/phase-2」で

「どうだ」
 「ダメです。当面は意識は戻らないとのことで」
 真下の言葉に釘宮は首を横に振る。

から始まるシーンですが、こちらは先程とは逆に「真下」が「真田」になっている部分が三箇所ありました。


[一言]
長文、本当に失礼しました。
ご不快でしたら削除をお願い致します。

イレギュラー・サーティーンは、久しぶりに真正面から面白かった作品でした。
この作品の感想絵などを描いたとして、pixivなどのサイトに掲載許可をいただくことは可能でしょうか?
  • 投稿者: 内田
  • 2015年 02月01日 23時27分
感想・誤字の指摘ありがとうございました。
戦闘描写などは多くの方からご好評を頂けて光栄です。
紹介いただいた作品は読みたいですが、今現在「ロリータ」「機龍警察」その他を積んでいますので、来月にも購入して読むことにします。ありがとうございます。

幸太郎の口調ですが、変なところで屈折して芝居がかった何処かチグハグな印象を与えようといろいろ試行錯誤してきた結果不自然なキャラクターになってしまったので、今後注意してみようと思います。また人称の統一も今後の課題として受け止めていきます。

台詞に関してですが、第三章から説明を減らせるかということを試してみた結果描写不足が生じわけがわからないことになってしまったようなのでここで陳謝いたします。
なお出撃前のセリフ軍の最後の『行動開始!!』に関しては、アメリカ海兵隊の『Hooah!!』陸自レンジャーの『レンジャー!!』を意識した結果です。一度行動開始を秋津に言わせようかとも思いましたが、実際に考えてみると締まらず、またちょうどいい応答の言葉が思いつかなかったためで苦し紛れで書いてしまったのもあります。まだ一部設定が煮詰まりきってないので今後変更する事も視野に入れておきます。

誤字の指摘もありがとうございます。真下と真田に関しては目が滑ってしまいがちなのでありがたかったです。

今後、この指摘を基に再検証と部分部分の書き直しも視野に入れていこうと思います。

感想絵はどしどし描いてください。ピクシブなどで掲載してくれたらうれしいです。
改めて今回感想をくださって本当にありがとうございます。
[一言]
最近日本にもかなりヤバい銃火器もの入ってきてますよね。AKMのコピーはもちろんノリコンCQ 少し前には福岡県の暴力団でM72携行ロケット弾が 見つかったり、たぶんRPKなども持ち込まれているでしょうね。
また、旧ソ連の核兵器がいくつか行方不明なものがあるらしいですがもし日本にテロリストに持ち込まれててもおかしくないですね。
  • 投稿者: とある名無し
  • 2014年 06月09日 08時12分
北九州の警察の押収物はさながら武器の見本市だとも言いますしね。
M203グレネードのついたAR15も確認されてましたしね。
もうヤクザがバレット狙撃銃を持っててもおかしくないかもしれません。
トカレフを使うという認識はもう古いのかも。
ヤクザは見栄張ってナンボとも言います。もしかしたら金ぴかAKが発掘されるかもしれません。

あと、中国北方工業公司の略称は『ノリコン』じゃなくて『ノリンコ』ですよ。
英語でNorth Industries Corporationでそこからそれぞれの単語の頭の数文字Nor In Coをとったものです。だからNorinco。こうしてみると、名前は間違えません。
カタカナの名前は一度アルファベットにすると読みが分かりやすくなるのです。作中の英語名の音転写の確認にこの手法を使ってます。
[一言]
それなんてエロゲ?と言わせてもらいたいです。
麻薬によって快楽をきめるといっても女の子の反応は明らかにエロゲの類いじゃないですか。
まあ別に伝奇アクション系列が好きなので、ああいったシ−ンに対して耐性はありますがどちらかというとエロゲの類いの描写ですね(個人的に品性がかける気がするのであまり発言したぐないですが。ちなみに某所で書いてる作品でも伝奇アクションの影響から多少エロ要素を混ぜたのを書いてます、下手くそですが。おまけに一次じゃないほう。)
とはいえこの程度なら問題ないと思いますし、いらない忠告と思いますがただ運営から書き直し要求等が出されることもあると老婆心ながらいっておきます。ここに投稿されている某作品で戦争の中の虐殺として所謂獣●なんてものを描いてたら削除するよう要請されてます。これよりよっぽどヤバイ生きたまま人食うやらに比べたら大したことないですし、運営もエロ要素は多少ならOKみたいですが。
ところでヨルミンガンドの作者の方の作品で御存じだと思いますが、デストロ246というのがあってそちらに貴作で登場されてるカランビットが出ていました。殺し屋の女の子の手に握られる形で。
グリップがわじょうと個人的になってたので気づきました。あってますよね判別として(質問的な感じになってすみませんが当方にその意図はありません)
SATが貴作に出られておりますが、もう充分知識はあると思いますが参考としてSATが出ているS 最後の警官をおすすめします。ビックコミックで連載されてます。
ビックコミックといえばゴルゴ13対13課を見てみたいような(でもすいません、ゴルゴに壊滅させられるところしか思い浮かびません)



監●戦艦
指摘をいただいた表現に関しては、苦渋の決断というか、あえてフィクション性を強調するためというか、そういう感じでやってみました。
実のところ、この手のセリフを書けるのか?というチャレンジです。それに、その後のシーンにつなげるために必要ですし。
前々から思っていますが、規制の基準がわからない以上、一定のチキンレースにならざるを得ません。それにあのシーンは何も性的な興奮を起こすためのシーンとして書いたわけでもなく、場の臨場感と麻薬の恐ろしさの表現のために使ったつもりです。正直言えば、その手のシーンのセリフとされるものを多大に参考にしましたが、数多くの麻薬がセックスドラッグとして性感を高めるために使用されている事実は見過ごせませんですし。
デストロ246は私も愛読しております。カランビットは出てきてますね。あのグリップエンドの輪がカランビットにとって非常に重要らしいです。
S最後の警官はドラマ版を見ております。漫画版もいつかまとめて買いたいと思っています。
ゴルゴ13は……せいぜい痛み分けかもしれません。作者としては意地でも十三課に勝たせたいですし、ゴルゴを殺すわけにもいかない。なら、勝負に負けて戦いに勝つみたいな決着が理想だと思います。これは世の常ですが。
[一言]
小型かつ軽量で威力に優れけいこうせいのある銃教えてください
グロック26かM&Pのコンパクトモデルを探せばいいかと。
ん~
今後はこのような内容は出来れば、メッセージでお送りください。
[一言]
港警察署なら高山か大下でも出せば簡単に・・・
あぶない刑事の二人ならヤれるはず
ヨーコハマヨコスカヨーコハマヨコスカ~♪
冗談はさておき、舞台は愛知。彼らは神奈川県警所属でしたね。
そして、愛知の港警察署は名古屋港水族館の目の前に存在するのです。
彼らの戸惑いのなさは凶悪犯対処の心得にはいいかもしれません。
[一言]
ジェイソンといってますが、意図的か間違いかはともかくチェンソ−を使うのはレイザ−フェイスという殺人鬼との混同なんですが。ジェイソンはチェンソ−があったら使うかもしれませんが、使わない。ちなみにジェイソンは本名ですがレイザ−フェイスは通称で二人いて人殺しのジェイソンに対して食人鬼でもあります。バイクの改造モチ−フが悪魔ならゴ−ストライダ−とかマッドマックスを思い出す。
ってマッドマックスといえばバイクによるテロとかまんまか。
一応、ジェイソンがチェーンソーを使用しないのは知っています。というか切られる側だったらしいですね。
ただ、多くの場合レザーフェイスよりもジェイソンの方が一般的に有名であるために生まれる間違いをあえてそのままにしています。
アメリカンホラーが好きじゃないとテレビの雑学番組などを見ない限りは事実誤認は延々と続きますからね。
[一言]
女性でかつ中学生でも使える拳銃ってありますか
Youtubeなどを調べてみると、極端な性格の銃以外なら女子小学生や幼稚園程度の子ですら扱えるらしいです。
自動拳銃では強いて言うなら.380ACP弾を使用する拳銃が反動や握りやすさにおける絶対安全の上限となると思います。
具体的に言うと380ガバメントやベレッタM84、ワルサーPPK/S、SIG P230・232などでしょうか。
しかし、手に合う銃なら9ミリパラべラムや.45ACPでも問題はないでしょう。
選ぶのでしたら、出来る限りシングルカラムの銃がいいでしょう。ダブルカラムならポリマーフレームの薄肉でバックストラップ交換のできるグリップのものが望ましいです。

リボルバーは総じて威力の大きな銃ばかりなので.38スペシャル弾を使用する軽量なS&WのM37エアーウェイトの系列の銃がいいでしょう。
マグナムを使いたいならあえて重い銃を使うべきですが、それでも片手撃ちなどを想定すると.357マグナムが多くの上限となるでしょう。
.44マグナムは成人男性が片手で撃てる上限とされており、.500S&Wマグナムとなると両手持ちで1ダース撃てないとされますので、十分な訓練と鍛錬を積んでも.44マグナムから.454カスールが上限でしょう。
くれぐれもラバーグリップモデルを選ぶべきです。でないと総じて皮膚が薄い女性では掌が血豆だらけになるでしょう。最悪、掌の皮がずる向けになる可能性も。

以上の結果をもとにデザイン性や用途を考慮して銃器メーカーのサイトやウィキペディア、MEDHIAGUN DATABASEなどでお探しください。
[一言]
今回出てきたのは、カラーギャングチ−ムですか。下手なテロリストよりも危険かも。正義と言う言葉で己を自己正当化するからかそ、虐殺なんてのもできるのかもしれません。
だからといってテロリストもプロであり無駄な殺しはしませんし、場合によっては人質を解放したりと何らかの譲歩もするでしょう。こういった手合いは正義でも何でもなく、単純な面白さから人を殺せる出会い。快楽のために人殺しを行うからよりたちがわるい。
おまけにプロと違って、面白さからやるから無謀な行為を平然とやる。
例えるなら映画第一作品の踊る大捜査の誘拐グループみたいな奴ら。
これからどうなるか楽しみにしてます。
お、おお。先が結構バレテら……。
今回は著:溝口敦の「暴力団」「続・暴力団」を参考の中心として書き上げていきます。
都市にまぎれる危険な非暴力団の『反社会的集団』と紀伊幸太郎の過去を中核としながら、ストーリーは進みます。
そして違う事件を追う蓮池・真田コンビの活躍もご期待ください。
1 2 Next >> 
↑ページトップへ