感想一覧

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[一言]
元ガスティエン領の統治がひと段落して魔力風邪がおさまった時期に、
レストヴァ王国の強襲・短期決戦からのレイエ王国吸収が起きそうだな
そして大陸統一に向けた大戦の幕開けへ…
感想ありがとうございます。
レイエ王国は地形的に併合しても全く旨味が無い上に、固有種が多くて国土が荒れたときの弊害などを考えると、圧力をかけるだけにしておいた方が安全かなあと思います。
後は他国とのパワーバランスの結果、手を出しにくいとか。

末永く主人公の母国が平和なのがハッピーエンドを迎えたストーリーとしてはおさまりが良いですね。
[良い点]
まとまったストーリーで、面白かったです。魔力風邪と治療薬の需要と供給の国家間の政略結婚という設定が面白かったです。クズ対応者達のざまぁあり、ハピエンで良かったです。
[気になる点]
特には。
[一言]
楽しめました、面白かったです。
  • 投稿者: なし
  • 50歳~59歳 女性
  • 2024年 03月17日 14時44分
感想ありがとうございます。
面白いと言っていただけると嬉しいです。

国を跨いだ政略結婚なんて、国力とか国対国になりますよねーという話でした。
そして因果応報は重要です。
[気になる点]
今回の薬の提供の件をまとめたガスディエン王国側の外交官はどこに行ったの?
薬がなければ自国が将来破滅すると分かっているから、デラフェンテ公爵やガスディエン王国の国王と話しをつけて今回の件をまとめた筈だよね?
外交官の独断で結婚や薬草園の提供までは契約できないのだから、上層部には病気が流行した場合の危険性を話して納得させた筈なのに、一年間も誰もフォローせず結局破綻したってたガスディエン王国にはまともな感性を持った貴族は誰もいなかったの?
レイエ王国だって一方的に搾取されるような契約をする必要がないのだから、何かレイエ王国に利益を提供するように交渉した貴族が誰かいたはずだよね。
  • 投稿者: Nissan
  • 2024年 02月24日 10時38分
キャスリンの政略結婚と薬の提供などの話をまとめた外交官は更迭されています。
レイエ王国に対して劣等国という風潮があり、ナチュラルに見下しています。
なので、上手に交渉をまとめたというよりも、大国の圧力と、少しの妥協(それでも普通の感覚のガスティエン人の見方としては弱腰)、交渉術によって成果を上げています。
レストヴァ王国と合わせて二大大国として君臨していたこと、レストヴァ王国よりも多少歴史があることから、大陸の雄を自認していましたし、今までは国力を盾に、割と好き勝手できたため外交音痴です。


そのため外交官の妥協が劣等国におもねったと、国王の不興を買い更迭。
国王は歴代の中でも無能な方です。(ぶっちぎりの無能ではなく)
平時ならそれでもなんとなく上手く国が回りましたが、非常事態に対応できず滅亡。

レイエ王国の方は力負けして、かなり不平等な条約を押し付けられ、涙を呑んだ形です。
しかし水面下でレストヴァ王国との交渉を行ったり、キャスリンの救出計画を重ねたり。
小国らしい立ち回りの上手さで危機を回避しました。

魔力風邪の特効薬の原料がレイエ王国の固有種ですが、あまり強気に出ると侵攻されて国が亡ぶので、ガスティエン王国と対等になるほどの強気外交はできず、今までよりはかなりマシな程度の不平等条約を結んでます。

元々ガスティエン王国とレイエ王国では国土が3倍の開きがあり、人口は4倍ほど違います。
レイエ王国は山岳地帯が多く、麦などの耕作面積が低い問題があります。
食料自給率は不作でない限り100%ですが、不作になると輸入頼みに。
(国土の差と麦の輸入に関してのみ、1行程度ですが作中に描写があります)

小国ですが内陸国なこと、わざわざ征服する旨味がないこと、レストヴァ王国との牽制合戦の結果などの理由から国が存続できています。
[気になる点]
後天的に減った魔力を子供は引き継ぐと言う事で風邪とかで魔力が減る環境にいる中で魔力を大陸全土で魔力を高く維持出来るのか疑問に思った
多分後天的に減ったら引き継ぐということは後天的に高めても引き継ぐということだと思うので、魔石を取り込むとか魔獣を倒してレベルを上げる的な感じとか精神修行をすると高めるとか平民の少ない魔力を1人に集める技術があってそれが貴族であるとか考えたけど、流行で国ひとつが魔力きえさるレベルなら、数人が高めて子供を生み出して貴族の家を増やしても、魔力消費して行くような環境の気がして衰退していきそう
  • 投稿者: 夢桜
  • 2024年 02月23日 01時58分
感想ありがとうございます。

魔力量が後天的に変化する現状で魔力風邪の感染以外に発見されていないため、過去に研究は行われていませんでした。ですが魔力風邪以降、研究されるように。ストーリー上、不要なので設定のみで登場しませんが。

世代が変わる頃には魔力量の影響から大陸の勢力図が塗り替わると思います。
特効薬の原料、スカーレットベルはレイエ王国のみで繁殖可能な固有種です。
また感染予防の方法も確立しているため、小国と侮られ、地政学的な理由で放置され国として長く存続できたのが、一気に重要度を増す結果に。

個人的には人や動物の魔力を別の人に移動させる技術は、血なまぐさい結果になるので嫌だなあと思っています。
後天的に魔力減少した場合のみ、同じように後天的に魔力増加できる、というというのは救済策的にアリでしょうか。
[一言]
すみません。
説明を見る限り、やはりこの世界の魔法使い、貴族という種族は一見オド(内蔵魔力)ではなく、マナ(大気中の魔力)で魔法を使っている。

そして「スマホ」魔法
「携帯会社との月に何ギガ使えるかの契約」魔力量
「データを制限」魔力風邪
の外部魔力型で説明が付く。

そうじゃない場合、滅ぶ王国側は防衛戦で死ななばもろともでメガンテを使ってくることになり、
・自国の平民を犠牲に攻城
・平民のふりをしたメガンテ戦術を恐れて、敵国の平民の逃走・投降を認めずに敵王都ごとメテオストライク的な魔法で皆殺し
という、どっちを取っても自国の平民が「自国の貴族も滅ぼさないとダメだ」的な展開になる。
しかも他の貴族領でも王都の時の規模を小さくして同じ事が発生して、占領しても金銭的なうまみが少ない。
戦争には勝てました。土地も手に入れました。それでどんな展開になると思って戦争を始めたんだっけ状態。
魔法に関して、マナを取り込み体内に蓄えることが可能という設定です。
マナは薄く大気中を漂っているとか、そのままでは魔力への変換効率が悪いためそのまま使われないという設定です。
そのためマナにのみ頼ろうとすると、紙に着火することが可能かどうかわからないとか、水を出そうとしても指先が少し湿った程度くらいに。
一旦、体内にマナを取り込むことで変換効率が上がる、魔石も魔石化したことで同様に利用できます。

魔力量はスマホ契約というより器です。
バケツが洗面器になったみたいな。
感染することで委縮して小さくなっていきます。変化は今のところ非可逆です。
元の魔力量に対して何割減みたいな感じなのでゼロにはなりませんが、限りなくゼロに近づくことはあります。


魔法の威力は割とショボ目の設定です。

作中のダルトリー侯爵が転移防壁(実際は転移だけを防ぐのではないので魔法防壁ですが)を突破するような強力な転移魔法を展開できたのも、国から持たされた転移魔法陣(最先端の軍事機密レベルの超強力版)と魔石の力を借りています。
それでも一度の転移で帰国できず、王都の外にあるキャスリンの家が限界でした。
またキャスリンは転移に耐えられず、二度目の転移魔法を実行した直後に気絶しています。(強力な魔法の使用には相応の負荷がかかる)
小説内には書いていませんがダルトリー侯爵は帰国後に数日寝込んでます。


対する魔法防壁も小さな間隔で魔法陣を並べている上、一つずつの魔法陣が大型、使用する魔石も大きいなど、強力にするための仕掛けがあります。

国境に展開する魔法防壁は王宮などと比べて弱いです。国境線が長く強力な魔法陣の展開が難しいのが理由です。
そのため進軍されると簡単に突破されますが、まともな武器をもたない野盗や、食い詰めて盗賊化した元農民、狼(魔獣化していない)の群れなどには十分な効果があります。


軍事力的には
農民:
小口径のリボルバー拳銃(オート射撃不可)を持った歩兵、打てる回数も拳銃並み
魔法よりも槍とか剣の方が圧倒的に脅威



下位貴族:
アサルトライフルを持った歩兵、予備カートリッジ少な目
最終的には剣とか物理攻撃頼み



王族:
戦車クラスの火力を持つ、但し数十キロ先への攻撃は無理
(魔法の威力は距離と反比例の関係&誘導装置やスコープがないため)

という感じです。また個人で展開するよりも強い魔法を使う場合、基本的には魔法の規模や威力に比例したサイズの魔法陣と魔法師や魔石を用意する必要があります。
一発で城半壊~全壊みたいな魔法は原理的に可能ですが、誰も成功させていません。
またそういった理由から魔力を動力とした車、列車、船、飛行艇などは存在しません。
[気になる点]
本文を読んだ限り(と作者様の追加説明)にも「魔力を上げる方法」が存在しない上
子供の頃に掛からなければ魔力は大きくは減らないはずの魔力風邪で、1世代どころか7年と数年、合計で10年かそのくらいで国がたち行かないほど魔力を持った貴族が居なくなる(15歳までが発症しやすいなら、本来なら10年後でも25歳以上の貴族はある程度健在のはず)なら、
次回の「今の薬に耐性を持った魔力風邪」が発生した時には世界的に「魔力を持った貴族」というものが滅ぶよな。
という所から来ています。
その結果「ロードス島戦記の世界は、昔、魔力の塔という外部魔力に依存しきった結果、それが使えなくなったら、ほぼすべての魔法使いが居なくなってしまった。つまりこの作品でも『一家の魔力基盤』というべき物が人間の体外に存在しているのではないか」「それは魔力の塔と、型月世界の代々継承可能な魔術刻印を足して2で割った物ではないか」という考えになって
1度目の感想投稿をしました。
ロードス島戦記懐かしいですね。
私も読んでいた筈なのに、すっかり魔力の塔の設定を忘れていました。
それはもうきれいさっぱり!
これは読み直すべきか……。

魔力の塔や魔術刻印などの設定も面白そうですが
(名作の設定に対して、なにを上から目線なという書き方ですみません)
設定をきっちり作りこまないと破綻しそうです。


突如として世界の理が変わる方が、継続的に変化が続くよりも話がつくりやすいかもしれません。(設定の作り込みがしっかりしていないと、どういう設定でも破綻しますが)
また外的要因によって人は為すすべもなくというのは、悲壮感があって個人的に好きです。

今回の作中では外部(魔力の塔みたいな)の影響はなく、新しい感染症の流行による影響のみです。
モデルはインフルエンザで、スペイン風邪流行時、既存薬が特効薬として存在していたという感じです。
流行1年目は特効薬と知らず、風邪薬使ってみる?という感じの軽いノリで出荷したら効果てきめんだったから、2年目から大増産みたいな。
元々の風邪は現代日本の風邪より症状が軽い設定です。

魔力風邪は魔力量減少のほかに高熱を伴うため、栄養状態の悪い平民の死亡率が高いです。
その結果、廃村になった村やゴーストタウンになった小さな町があり、農民を含む平民が数を大きく減らしています。連鎖的に餓死者が出て更に国としての生産力が落ちる結果に。
徴兵できる平民の数が大幅に減ったため、軍事力の低下が否めません。
(傭兵ではなく、戦争の度に村や町から〇人出すようにと言われて軍隊規模を水増しする感じ。練度は低いけど数で殴るやり方)

魔力風邪は一度罹患したら一生涯免疫が獲得可能な終生免疫ではなく、何度も感染するため、毎年感染することも。

後遺症である魔力量減少に関して、第二次性徴が終わる前の完全に大人になり切ってない場合は減少幅が大きく、大人は減少幅が少ないです。
しかし子供のみが罹りやすい感染症ではなく、全年齢に対して猛威を振るいます。

成人になって感染した場合、一度に一割未満の魔力減少でも、7回感染すれば貴族としての体面を維持できないくらいには魔力が少なくなっています。
(平民と比較するとまだ魔力量が多め)

またストーリー開始数年前に突如現れた新たな感染症であり、既に魔力量が減少している貴族もいます。
主人公キャスリンは特効薬を国内生産したいというガスティエン王国からの要請により、政略結婚で国を出ています。(なのにあの扱い……)

国交断絶後のガスティエン王国では早婚化が進み、10代の婚姻が当たり前になったり、若すぎる母親が妊娠を維持できずに死んだり、出産の負担に耐え切れなかったりして母子ともに死亡するケースが増えそうです。
[一言]
他の方の感想の、『後天的に下がった魔力量が子供にも』、ってのを私は【先天的には高い魔力量だったとしても、子を成す(妊娠)前に、罹患し魔力量が後天的に下がってしまえば、その時点での魔力量が遺伝する】と思って読んでいましたがどうでしょう?

(他の方の解釈の)流石に、生まれた後の成長していく段階や以降にも(リアルタイムで)、親子の魔力量が影響を与え続けて行くのは、怖いので
  • 投稿者: 吹雪
  • 2024年 02月22日 16時23分
わかりにくくてすみません。

その解釈で問題ありません。
妊娠時の親の状態が子に影響するだけで、子ができた後の親の魔力量は影響しません。
また一過性の魔力量の変化(魔力使用後の枯渇状態)なども影響せず、どれだけ魔力を溜められる器なのか、というものが影響します。

遺伝子情報に魔力量が含まれており妊娠に影響する。
魔力風邪は遺伝子情報を書き換える。
一過性の魔力量の変化は、遺伝子情報の書き換えが発生しないから影響無。

作中は現代日本より科学文明が遅れており、遺伝子という概念がありません。親子が似る、先祖の特徴が子孫に突然現れるなどは経験で知っている程度、なので、遺伝子書き換えみたいな表現ができませんでした。

親の魔力量がリアルタイムに子に影響するのは怖いですが、一族の魔力の総量が決まっており、一族間でやりとりできるという感じだと、ネタとして面白そうです。


[気になる点]
魔力とは家系単位で扱われる物で、親が後天的に魔力量が下がると、子もそれに応じて魔力量が下がる。これに抗する事は無理。
ということは、老衰も同様に扱われますよね。

つまり
「どこの貴族のご家庭も死期を悟った親は、一時的に魔力量を増大させる薬を飲んで魔力量を高めた瞬間に、子に物理的に首を跳ねてもらうのが伝統」(魔力量が上がっていると魔法防御力も上がってしまう為の物理)
という国になるわけですが、
そんな覚悟ガンギマリな国がそう簡単に滅びますかね?
わかりにくくてすみません。

子を為した時点の魔力量が子に影響します。
そのため子が生まれた後に親の魔力量が変化したとしても、子への影響はありません。
また妊娠時の永続的な魔力量が遺伝するのであって、一過性の魔力量の変化(魔法使用後の枯渇状態など)は影響しません。

また妊娠する、しないの二極化ではなく、魔力量に差があるほど妊娠しづらくなり、一定量以上になると妊娠不可能になります。

魔力量の差による性行為での負担というのはなく、妊娠以外の影響はありません。

後天的に魔力量が減少するケースは魔力風邪以外にはなく、減った魔力量を戻す手段などは確立されていません。
病気やけがにより、一時的に魔法がつかえなくなる、魔力量が減るケースはあります。

ほかの方でも魔力風邪による魔力量の変化がわかりにくいとご指摘があった場合は、文章をも直すなどしたいと思います。
質問ありがとうございました。
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