感想一覧

クソ公爵のこんなネタ挟むなら、しっかりざまぁして欲しいものです。

国王、王妃、公爵、第二王子、取り巻きの三馬鹿、紅ガニ…。
ざまぁ要員が沢山出演しているのに、誰一人としてざまぁされないのはどうかと思います。

初心者を襲ったカニの方が、マックスより先に逮捕されなきゃいけないと思う。殺人未遂と言うならカニは死んで無いようだし。

面白かったです！
クロエの性格がとても人間味にあふれていて、すごく親しみを感じました。そのおかげでシリアスな展開も、ストレスを感じることなくサクサクと読み進めることができました。
コミカルな文体や心情描写が素晴らしく、気づけば感情移入してしまい、クロエとマクシミリアンが幸せになれて本当に良かったと心から思いました。
ザイオンの小姑ぶり…いや魔王感も終始魅力的で、とても楽しませていただきました（笑）。幸薄そうなお兄様とのツンデレロマンスがあったら…なんて、つい妄想が膨らんでしまいましたw
背景設定も緻密で、魔法の法則を物理法則に重ねて説明されていた部分は特に分かりやすく、新鮮で面白かったです。
噛めば噛むほど味わい深い、そんな素敵な作品を届けてくださり、本当にありがとうございます。
番外編の続きももちろん気になりますが、次回作も楽しみにしております！欲張りな一読者ではありますが、季節柄寒さが厳しくなってまいりますので、どうかお身体に気をつけてマイペースでお過ごしください。これからも影ながら応援しております

[良い点]
・　これ、花いちもんめに似てるな、と思っているうちに、私達の関係は次の段階へ進化していた。
「つまり、結婚してる」
→ゲラゲラしながら読みました！　ＧＪ部！　作者様。

　にしても、花いちもんめですか……寝ている女の子の服を脱がそうとするマクシミリアンにはピッタリな展開ですね（笑）。
　あの子が欲しい♪　あの子じゃわからん♪　ごうかんしましょ♪　そうしましょ♪（違う！！！）
　……あぁ、でも、この歌って、元々は花を買う（意味深）時の（状況？）歌らしいですから、あってるかも。

[気になる点]
・この作品の良さは、ちょっとダークな展開だったり、流れや描写でも、次話では一気に大喜利な展開になって笑わせてくれる所にあります。
　つまり何が言いたいかというと……信じてますよ。作者様。さて、クロエの貞操はどっちだ！？
　え、マクシミリアンの身（の安全）？
[一言]
・権力をもった馬鹿は厄介ですよ。ええ。何せ権力が無くなっても馬鹿は馬鹿のままなんですから。……本当に……。

＊本作とはあんまり関係はありませんが。
　某都知事選に立候補しているあの女、ええ、あの女です！　街路樹の剪定作業をしているのを、『自然破壊をしている！』とネット上で騒いで、識者から、アンタは剪定を知らんのか、と呆れられてましたから。


　……本当に、権力をもった馬鹿ほど恐ろしいものはありません。
　ではでは。

[良い点]
＊４～６　まとめ感想
＊４
・中世レベルと近代レベルの国が共存出来ているよい設定。別大陸だけど、確かに鎖国中の農業国内に『自由』なんてのが広まっちゃったら……マズイよね。
＊５
・多分これは、嫌がらせなどではなくて、情報収集の一環で、わざと話を聞かせて動揺する様子がないか揺さぶりをかけているんだろう。
→こういう地味だけど重要な事が出来る組織に、それに気付く敏い主人公、大好きです。
・些細なＳＯＳを、見逃した。
・何度転生したって、永遠に取り返しがつかない。
→コレが、本作が、単なる婚約破棄された令嬢モノな作品ではなく、主人公（クロエ）の物語だと教えてくれる。一人の女性が苦悩しつつ、それでも前に歩き、生きていく。単なる転生チートキャラの活躍よりも、心に刺さってくる良いストーリーです。本当に大好き。
＊６
・下水施設の無い中世世界がしっかりと説明出来ていた点。うん。リアル世界でも近世、いや、近代になるまでおまるに溜めて路上にポイ、でしたからね……。
　こういった細かな点がしっかりと書かれている本作に、とても好感をもてます。


[気になる点]
＊４
・一度に１０名程乗船出来る小型飛行船……コスト悪そう！　そう最初に思ってしまった（笑）。ああ、けど、連絡機程度に思えば採算は……とれるかな？
　……動力はなんだろう？
＊５
・ごめんなさい。自分、男なので……髪はロングが好みです。
[一言]
＊４
・使役魔獣……うん、つまりモンハンのア〇ルーですね。
　可愛いは正義！！　……けどすみません、自分、猫派じゃなくて犬派なんです。しかも猫アレルギーだし……。
・すみません。自分、未だに『いぞんしん』派です。というか、そう呼んでいます（笑）！　ぶっちゃけ、本来依存心が、『いそんしん』だなんて、今回で初めて知りました！！！
＊６
・なぜか突然腹筋が痙攣を起こし～中略～体のコントロールができるようになるまで、しばらくかかった。
→作者様と、クロエちゃんのこういう突拍子もないけど、笑点レベルな文書表現が大好きです。
・狸型使役魔獣……た、確かに！　既知感バッチリです！
　シュールで、不気味で、けどちょっと可愛い置物。
　それがノシノシと歩いていく……目の保養になるかな？

　毎回楽しく読んでおります。ではでは。

[良い点]
＊第三話まで　まとめ感想。

・（第一話）時代も中世なのか近世なのか、文化的にもヨーロッパ風なのか和風なのか。いろいろと混じっている気がする。新年度の始まりが四月の三年制高等学校なんて、現代日本の学校制度がモデルだよね？　生徒会や学園祭があるのも不自然。
→ですよね～（笑）。自分もこういう『設定』の小説だとか漫画を拝読していて、そう思いました。まんま日本じゃん！　と。けどぶっちゃけ……ちょっと気になって海外の学校の『例』を調べたけど、メチャ複雑だったよ。
　……日本のこういう『中世風作品』って、本当に！　色々とごちゃ混ぜなんだよね～（はぁ～……）。某アニメ内では、中世風、であるはずなのに、バロックだとかロココだとかの衣装パーツがごちゃ混ぜになっていたので、「オイ！」と突っ込んでしまいましたよ。
・彼らは、装甲と言っても良いぐらい重厚で斬新な鎧をつけていて、車にトランスフォームしそうな感じ。
→トランスフォーム！！！（笑）　本作で、こういうヒロイン（主人公）による面白い独白、滅茶苦茶に好きなんです！　笑いのツボに刺さりました！　一見すると外から眺めているような、冷めた見方・口調でありながら、中身は笑点レベルなの！　本当に大好きです！
[気になる点]
・これは、私からのアドバイス……みたいなのですが。
　文章が延々と、長く続いているのは読みづらい。
　三行や五行くらいで一行開けた方が、読み手としたら助かったりします。
[一言]
・家族から見放され、婚約破棄されたヒロイン（主人公）が、（家や国の）外に出て一人自活する、という内容の作品は何度も読んできましたが、本作にはとても惹き付けられる『力』を感じました。
　特に主人公の逞しさ（褒めてますよ）には好感をもてます。
　自分が保護されるよう、あえて家族からの虐待された跡をそのまま残しているなど、腹黒いというか、したたか、というべきか……。
　そうでありながら、自分のそうした行動に後ろめたさがあるという罪悪感。メンタルは強そうで、そうでもない、という主人公には応援していきたいという気持ちを抱いてしまいます。少なくとも、他作品の、本当に『強い』女性キャラよりは好感があります。

　最後の兄の行動……その背後がとっても気になります。ですので『王国サイド』的なのも読んでみたいです。

　初の感想となります。偶然見つけ、一発で好きになりました。↑でも書いたけど、本当に読んでいると主人公を応援していきたいという気持ちになりますね。
　作者様へ、これからも頑張ってください。
　ではでは。