エピソード38の感想一覧

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[気になる点]
容疑者になっている琳華が懐から盗品を出して、これは井戸にあったと言っても、本来だったら琳華が犯人の決定的証拠となるだけな気がします。
天翔に人を集めさせてる間に取ってきているらしいからそれを一緒に確認して証言してくれる人はいなさそうだし。
この場には犯人の桃梨と琳華の味方しかいない状態だから、桃梨は気が動転していて指摘できず、他は琳華を信じているからスルーしたのでしょうか。
  • 投稿者: maltose
  • 2024年 07月18日 19時43分
[気になる点]
殺人を依頼するのに桃梨が本名を出して依頼した、っていうシンプルであり得ない矛盾がすごい気になりますね。普通は偽名を使うし、そもそも自身が直接交渉に出向くわけがない。何人も仲介させて依頼主を分からなくするくらいでないと、殺人依頼なんてリスクは冒せないと思うんですが。
特に桃梨は四大女官の桂華の派閥に属してますから、下手をすると桂華まで責任を問われかねないわけで。その意味でも本名を出して殺人依頼ってのはあり得ないんですよね。

もっと言うと、すでに罪を犯して収監されてる罪人をわざわざ保釈してまで依頼してるわけでしょ?作中にもある通り保釈金の支払いや身元保証人としての登録があるんだから、ますますもってそんな人間に殺人依頼なんかするわけないんですよね。しかも牢獄で直接会ってる描写までありましたし。
さらに言えば桃梨は宝物庫の宝石をことごとく盗もうとして、実際にかなりの数をすでにすり替えてるような描写でしたけど、そうなるとますます桂華が責任を問われますよね。だというのに最初に琳華を抱き込もうとした歳に「スカウト」している、つまり桂華の派閥に入れようとしてるわけです。
それもまたあり得ないんですよね。桃梨が桂華を道連れにしようとでもしない限り、そんなリスクは冒さないはずなんですよ。そして桂華がこの件に関してなんの動きも見せてないのも不自然です。普通は配下の女官が怪しい動きしてたら察知できるはずですし、できたなら尻尾切りするはずなんで。

そんなわけで、この三章は疑問と矛盾が気になって仕方なかったですね。最後にそのあたりの矛盾に説明つけるのかと思ったらそれもなかったし。


あと、これはすごい今更感があるんですが、「琳華」はりん“ふぁ”なのに「桂華」はけい“か”なんですね。その読みが異なることに関して合理的な説明が必要な気がします。例えば現実世界における唐音と呉音のようなものであるならいいんですが(時代によって発音が変わったことを示している。ただその場合、作中の時代に発音が二通りあるとおかしなことになりかねない)、普通に読むぶんには中国語読みと日本語読み(音読み)にしか見えないので。
  • 投稿者: 杜野秋人
  • 男性
  • 2024年 05月08日 00時38分
感想ありがとうございます!
またご指摘ありがとうございます

--------下記ネタバレあり-----------------



ご明察通り、次の話で第四章に繋げるために、
・なぜ殺人依頼を出したのか?
・なぜ桂華が桃梨に協力的だったのか?
などの疑問が残っていますので、
エピローグで触れたいと思います

お手数ですが、もう少しだけ待っていただけると助かります

また名前に関しては、あまり意識してなかったので、どこかで統一してみます

今後とも、お気づきの点がございましたら、ご指摘いただけますと嬉しいです
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