感想一覧

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[良い点]
幸せそうな日常と、ホラーな場面の雰囲気の落差が凄くてゾワァっと来ました。
1つ目のホラーシーンは、とにかく好きな人と一緒にいたい、みたいな深すぎる愛情を、
2つ目のホラーシーンは、大好きな人になんとしても幸せでいて欲しいと言う執念みたいなのをそれぞれ感じて、
それがまたタイトルと相まって底冷えするような怖さを演出してる気がしました(;><)

ホラー好きとしては大満足な作品でした!
ありがとうございます!
城河 ゆう様

ホラー作品を多数手がけている城河様に満足して頂けて何よりですっ。

今作品、ホラー要素の一つと思われる「憎しみ」の要素を取っ払い、「愛情」をピックアップして書いてみました。

それが上手く作用していたら、嬉しいなと思います。

タイトルも、普段から思っておりますが難易度が高く、「これでいいのかな?」と思いつつ載せておりますが、今回そのタイトルがホラーとしての要素に一役買っていたのなら、ありがたい事です。

今作品を読んで、感想を書いて頂きありがとうございましたっ。
[良い点]
 心の距離、描写がとても丁寧に書かれていると思います。
曖昧なことを避け、ちゃんと気持ちに決着をつけようとしたのにあまりにも悲しいです。結果としていくつかの選択を間違えたのかもしれませんが、違っていれば結末は明るいものになっていたのかもしれませんね。
[気になる点]
 悲劇が妹さん?の心に闇を植え付けたのか、元々闇が巣くっていたのか。
[一言]
 拝読させて頂きありがとうございます。
なつの夕凪様

そうですね、主人公として「大事な友人」だと思ったので、真剣に向き合いました。

その結果、あのような結果になってしまいましたが、その過程で別の選択肢、巡り合わせがあれば、また違った結果になっていたと思います。

今回書こうとしていたのが「ホラー」であり「バッドエンド」というものを意識してこのような形になりましたが、もし同じ人物で違う話を書こうとしたら、恋愛ものか、ヒューマンドラマになっていた可能性が大です。

それに関連して、ですが。

後輩である妹について。

主人公が基本人と関わらないのと、本編であまり触れる必要がないと思ったため明記していませんが、妹さんは先輩の死後両親が離婚しており、名字変わっております。

そのため名字を聞いても主人公はピンと来ておりませんし、仮に離婚していなくても、彼女は別の名字で主人公に名乗っていました。

そして外部の情報をシャットアウトしているので、主人公はどちらにしろ彼女が先輩の妹である事には気づきません。

そして後輩の心の闇、というか凶行に関しては悲劇が起こったから、です。

後輩は姉を愛しておりますが、姉を無理矢理どうこうとか、姉と付き合った人間をどうこうする、という考えはありませんでした。

できるだけ近くに、彼女はそう考えていたのです。

なので、別の未来があれば、愛がちょっぴり思い妹として描いていたと思います。

今回ホラーという事なので、心痛めるような展開が多かったと思いますが、読んで頂き、ありがとうございしたっ。
[良い点]
いきなり刺されるシーン、でも「幸せそう」な相手に不可解なものを感じ、引き込まれました。
そのあとの先輩との関係は、友情と恋愛との齟齬がありつつ、進んでいくにつれだんだん不穏な感じになって、最後はどう考えてもトラウマになるよなあと思う結果でした。
この時点でストーカーのような人の怖さを感じましたが、その先に冒頭のシーンに至るまでの過程が描かれていて、二重に恐ろしく感じました。
先輩にしても後輩にしても、ひどく歪んだ愛情の持ち主だと思います。
「もう離れない」のか「もう離さない」のかなあ。
とにかく読み終わってタイトルを見ると、ぞっとしました。
一つ一つの過程が丁寧に描かれていて、初めてのホラーとは思えない完成度の高い作品だと思いました。
石江 京子様

「怒り、憎しみ」そういった相手に対する感情が一切ない状態で刺しているのは怖くないかな、そう思って後輩には笑って貰いました。

 ホラーというものは、「愛憎」というものが関わってくるなと個人的に思っており、今回は憎しみの要素を消してみようという事で試行錯誤した結果生まれたものとなっております。

 そして友情と恋愛、今作品では主人公が「恋愛を知らない、わかっていない」という元で話が進み、結果先輩に悲劇が起こりました。

 主人公にとっては友人として「大事な人」だったので、そういう意味を含めて、本当に大きなトラウマとなっております。

 先輩と後輩が歪んだ感情を持っている、というのは本来の資質、というより、「すれ違い」や「悲劇」による結果で、何かしら別の要因が重なり。違う未来があれば、本編とは別の姿を見せていた可能性があります。

 先輩はちょっと愛が重めではあるものの、仲が良い恋人同士。

 後輩はさりげなく近くにいても、邪魔をする事はせず、二人を祝福するという形もあっただろうな、と。

 そのセリフにつきましては、本編で語っているわけではないので、あくまで一つの見方、という意味で語りますと。

 最初はセリフを隠すような事はせず、「もう離さない」

 そこにノイズが混じるような感じのニュアンスとして伏せ字。

 その後に、離れない、離さないという言葉の捉え方があることに気づきましたが、最後の言葉の受け取り方は読んだ方に決めて貰った方が、いいんだと思い、あえて自分の中で「こっちで」と考えるのを止めました。

 そっちのほうがホラーっぽいような気がする、と。

 ホラーとして書いたものなので、そう思って頂けるというのは、良いことかな、と思いました。

 ホラーというジャンルは、読むことはあっても、書く事はなかったので。

 なので、完成度の高い作品という言葉、とってもうれしいです。

 今回誰かに評価してもらえる、とは考えていなかたったので、その事についても、ありがたいなーと思っています。

 今作品を読んで感想を書いて頂き、ありがとうございました。
 
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