感想一覧

ここまで楽しく読んできましたが、脳内のBGMがあの殺陣のシーンになったところで堪えきれずに笑ってしまいました。
まさかファンタジー世界の高級娼婦のお話で、この曲の雰囲気になるとは！

やんちゃな将軍さまの時代劇が好きな者として、書き込まずにはいられませんでした。

痛快お仕置き、続きも楽しませていただきます。

[良い点]
娼婦に男爵夫人、そして魔女と三つの顔を持つヌイヴェルの善人でも悪人でもない純粋な人柄に魅力を感じます。
花街を訪れる人々との関係や貴族の世界を主軸に語られる物語はミステリー要素に魔術のようなファンタジー要素を加えたサスペンスという独創的なもので、興味を惹かれました。
特に第１章は複雑に絡み合った人間関係とそれぞれの思惑の先にある真相をヌイヴェルの魔術や娼婦としての情報収集能力、自身の知略で暴くのが面白かったです。また貴族の人脈を活かしつつ、魔女らしい決着をつける構成が巧みでした。
章ごとに貧民街や瀟洒な密会、呪や謎かけといった異なるテイストを味わえる点も素晴らしかったです。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。

[良い点]
三つの顔を使い分け、社交界を優雅に立ち回る姿に痛快さを感じました。
[一言]
ここまで読みました。