エピソード197の感想一覧

ジョイ！！ここから物語が始まったんですね。置いて行かれた者、いわば当て馬（言い方悪いけど）にスポットライトを当てた話だけど、ここまで心を抉るような、踏み込んだ描写の作品ってなかなかない気がします。一章のラブコメもコミカライズしたら情景が目に浮かぶようで好きだったけど、シリアスもすごく深くて面白いです！スイへの思いを断ち切る過程は、死別した恋人への思いを昇華する作業にも似てました。ジョイが気持ちを切り替えられてよかったけど、あんなに思っていたスイちゃんが亡くなったと聞かされても、想いに囚われず逃げ切った辺り一抹の寂しさを覚えました。

三章執筆おつかれさまでした。

ヴェルトのことがありましたので、村が魔の手に呑み込まれていくのではないかと心配していました。
ナナオも何かと訳ありそうでしたから。
村からの強制退去は彼らにとっては僥倖だったと言ってしまっていいんでしょうね。
ジョイとナナオ、村の人々がこれからも穏やかに暮らしていけそうで何よりです。

次章はどんなお話になるのか。
また楽しみに待たせていただきます。

よかった、ナナオとジョイが二人らしく無理なく関係を作って行けて……と思っていたら、最後！
明るいスイちゃんの一章から、振り返るフレイルの二章、進む選択をしたジョイの三章の展開がもう面白くて面白くて、一話一話惹き込まれていました。

個人的にはナナオの不器用な感じがとんでもなく可愛く、ヤギさんとナナオのシーンがほんわかして好きです！
さてさて、四章を大人しく待たせていただいきますね！