感想一覧

[良い点]
同じように色で例えると、真っ白は純粋。でも真っ黒も純粋だし、真っ青も純粋だし、真っ赤だって純粋。だと思うのです。
他に染まることなく純である、ことが純粋なキャラを描くポイントかなと。
盲信的って言うのかな。他の世界を知らないとか、それこそが正義だ信じて疑わないとか、無垢な感じ。

個人的な裏技としては、それっぽい描写を書いたあとに、読者目線に一番近そうな解説キャラに「あいつは純粋なんだ……」みたいに分析させて純粋キャラにしてしまうという手もあります笑

[一言]
幼い子供以外の純粋キャラ＝世間知らず
しか思い浮かばないので、籠の鳥で綺麗なものしか知らないお姫様。後は神殿の奥深くに隔離された神子や聖女。
我儘や傲慢にならない程度に優しい虐待で育った純粋培養なら経験からの学習がないので純粋キャラになるんじゃないかな？
世間を知って、人間関係に揉まれても純粋キャラって色々と鈍感じゃないと難しいと思う。
ポジティブで自己肯定が強くて何事も自分に（都合）良く考えられるキャラなら無神経になる確率のほうが高いけど、ワンチャン有りかも？　ある意味真っ直ぐだから。

[気になる点]
>世の中に本当の悪人なんかいない、と信じてる主人公が
>そそのかされて悪事に加担させられ
>それを知らずに全力で取り組んだ挙げ句
>「そんなつもりじゃなかったのに……」
>私には、ある程度の所で“ざまぁ”される、馬鹿者系キャラに見えるんですが……

人間は、産みの親を盲信するところから人生が始まって、
たくさん裏切りにあったり、痛い目を見て、他人を警戒するようになります。
でも、それはカモにされないために仕方なく他人を疑ってかかるのであって、
他人を信用できないということは、本来、恥ずべきことです。

世の中に本当の悪人なんか、いないに越したことはないじゃないですか！
たとえ実現不可能でも！
現実が理想と違うからといって、理想を信じる主人公を馬鹿者扱いしてもいいのでしょうか？
その前に、他人を騙すほうこそ責められるべきだという視点が欠けていませんか？
[一言]
「白」とは、物体が全ての光を反射した結果です。
悪人に騙されようとも、周りから嘲笑されようとも、
決して曲げない信念を心の芯に持つキャラこそ純粋であろうと自分は思います。

たとえば、サンタクロースの実在を信じ続けているキャラがいたとして、
誰かに「サンタさんはいないよ」と言われて傷つくような展開があったなら、
それを見た自分は、
「サンタさんはいないよ」と言われても傷つかない、大人になってしまった自分自身を恥じます。
（「サンタさん」を「神」とかに変えると危うげな感じになってきますが、そういう危うさも純粋さの一側面ですね）

純粋なキャラは、見ようによっては馬鹿かもしれません。
しかし、愚かなまでの純粋さによって
見る側の心の汚れた部分を自覚させてくれる役割も持っているのではないでしょうか。

[良い点]
私は純粋と聞くと真っ先に子どもが浮かびます。
色の例え、分かりやすくて良かったです！
読ませていただきありがとうございました(✿ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾