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ダイアモンドとグラファイト、炭素原子の配列と結合の形態によって変化したり、違いが出たりするところがとても興味深いです。常温常圧下では、グラファイトの方がダイアモンドよりも安定しているのですね。

数億年をかけて生成されていくダイアモンドは、まさに永遠の輝きを宿すようで、貴重さが伝わってきました。読ませていただき、ありがとうございます。
逢乃 雫さま

感想をいただき、本当にありがとうございます。ダイアモンドとグラファイトの違いは面白いです。
ダイアモンドの永遠の輝きと、グラファイトの実用性、炭素原子の配列と結合の形態が、これほどまでに特性を変えることは、科学の魅力の一つですよね。
ご感想をいただきありがとうございました!
正多角形によるタイル敷き詰め、とても興味深く読ませていただきました。正三角形、正四角形、正六角形の三つしかできないのですね。

蜂の巣や雪の結晶、タイルなど、幾何学模様で整然とした様子が印象的です。ありがとうございます。
逢乃 雫さま
平面を敷き詰めることのできる正多角形は意外と少ないです。もちろん、正方形を長方形にしても敷き詰めることはできますが、長方形は正多角形ではありません。
六花と言うだけあって、雪の結晶は六角形がベースです。
鉛筆の芯などの黒鉛も炭素原子が六角形の蜂の巣状の平面に並んだものです。平面と平面は切断されやすくて、鉛筆の芯から剥がれた薄い黒鉛が紙に積層されます。
同じように炭素原子からできるダイアモンドは、、また機会がありましたら。
ご感想いただきありがとうございました!
粒子の座標と運動量は、同時には分からない、というハイゼンベルクの不確定性原理は、とても興味深いですね。

何かを観測しにいくと、求めたいものの何かがが不確定になる、というところも面白いです。観測にかかわらず、と考えようとすると確率論的解釈になることも、概念としては分かりますが、やはり人間は観測できるものを重視しがちなのかも知れないですね。

決定論と、非決定論。これからもそうした視点も持ちながら、物事を考えていきたいと思います。ありがとうございます。
逢乃 雫さま
このマニアックな作品に感想をくだささりとても嬉しいです。量子力学は不思議です。観測による確定、不確定はよくわかっていません。なのに、クォークかは物質の特性を予測できます。不思議です、、。観測するのは、通常は人間ですが、人間も自然の一部なのがミソだと思います。
ご感想いただきありがとうございました!
液体の科学の用語を、プルプル、モクモク、グツグツ、トロトロ、カチカチといった言葉で表現されていて、とても分かりやすかったです!

表面張力は、たしかにプルプルですね。それも、ピンと張った表面だからですね。気泡のポコポコや、氷がキラキラと輝く様子もまさにそうです。

こうして改めて見ると、様々な形態がありますね。ありがとうございます。
逢乃 雫さま
ありがとうございます。液体を詩にしようとしたら、擬態語がいろいろ浮かんで面白かったので、ここに書きとめました。ご指摘の通り、同じ液体でも温度や硬さで表現が変わって面白いです。
ご感想いただきありがとうございました!
また、諸用のためお返事が遅くなり大変申し訳ございませんでした。
電子の波の性質と量子力学、そして半導体の仕組みが、とても興味深いです。

波動の合成や分解は、様々なものに応用されていて、重要ですよね。その中で、複数電子の量子力学的合成は、一つひとつの電子の進行波はプラス向きでも、波束となった際にはマイナスに向かうことがある、というのが本当に面白いですね。二乗するとマイナスになる虚数のような感覚でしょうか。

シリコンへの「ドーピング」という表現も面白いですね。続きも楽しみに読ませていただきます。ありがとうございます。
逢乃 雫さま
ご感想ありがとうございます!はい!波は面白いです。声や音色は、本来の音程に他の波形が混ざって、独特の音になります。自動車レースで、ライバルの使っているエンジンの部品を知りたければ、音を波形を分解すると、部品固有の音を同定できます。
音は時間方向ですが、空間を進行する波も同様です。私の知識では、量子力学でしか面白い概念が思いつきませんが、水の波でも類似例がないか調べて見ます。
「群速度」を調べると、個別の波と反対に進む大きな波の動画例が見えるかも知れません。
波を逆向きにするのは虚数と関係があります!複素数の波数に拡張すると虚数部の符号を変えると逆向きになります。実数部は波の強さが対応します。オイラーの公式が必要になりますが面白いのでいつか取り上げたいです。
ご感想いただきありがとうございました!
教科書は、奥が深いですよね。たしかに、ある教科書に書いてあって分かりにくいと感じた式が、同じ式で他の教科書では異なる導き方や解き方をされていて、その方が自分にはしっくりくる、ということがありますよね。

また、一つ分からなくても、前へ進んで全体感を把握できると、後から理解できることもありますよね。とても興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
逢乃 雫さま
科学の場合、教科書に書いてあるのは、普遍的(ただし、現時点の暫定的)な内容なので、どの教科書もそんなに違いはないのは助かります。一番の学び方は、教科書を理解するのを目標とするのではなく、教科書に書いてあることを自分の頭で再説明できることです。誰々が書いていたとかは通用しません。その点、複数の教科書をつまみ読みする場合、特定の教科書に依存しないで、自分の頭で再構成できる利点があります。
持論をぶったエッセイに、ご感想いただき嬉しいです。ありがとうございました!
[良い点]
円周率は身近ですが、求め方を分かりやすく解説していただき、とても参考になりました。
この求め方を、二千年以上前にアルキメデスも使っていたと思うと、感慨深いですね。

円周率は、自然や私たちの日常生活の中にある、魔法の数字の一つだと思いました。ありがとうございます。

逢乃 雫 様
円周率は、三角形や円、波など、自然界の多くの形状や現象を理解するための鍵となる数学的な概念です。円周率は魔法ですね。
最初に理論的に数値を示したのはアルキメデスかもしれません。しかし、古代のエジプトやバビロニアや中国でも、今知られる値にとても近いものを独自に使っています。土地の測量やピラミッドなどの建造物の設計に使ったかも知れません。とりわけ、円を描く星や星座の運行を見ながら円周率を考えていたかも知れません。それを思うと感慨深いですね。
紀元前300年くらいの古代ギリシアのエラストテネスは地球の半径を今の値と誤差20%で予測しました(何より地球が円いことを知っていました)。それに続くアリスタルコスは、太陽と地球の距離の求め方を示しました(実験精度が劣り実際の1/20に見積もりました。しかし、何より彼は地動説に基づいていました)。
ご感想いただきありがとございました!
[良い点]
大気圧について、地球の大気の質量と重力加速度、面積から求める方法と、空気分子の質量や密度、速度から求める方法の二つで出されていて、とても興味深いです。さらに太陽からの輻射と地球からの輻射を基にすると、成層圏の高さまで求まるのですね。

普段何気なく過ごしていますが、こうした成層圏や大気圧の下で生活していると、改めて感じました。ありがとうございます。
逢乃 雫 様
おおまかではありますが、太陽からの輻射と地表からの輻射の釣り合いから、地表の温度が255 K(-18℃)と見積もられます。地面にしては低いですが、空気は液化しません。この温度から空気の分子の速度が決まり、この速度がつくる圧力が重力に抗して、成層圏が決まります。
これが、地球の半径6000kmの極表面の数十kmの球殻でできていて、生命活動がなされるのは感慨深いですね。
この度もこのマニアックな話にお付き合いいただき嬉しいです。ご感想ありがどうございました!
[良い点]
前回、今回と地球の温度について、とても興味深く読ませていただきました。エネルギー保存の考え方を基に、太陽の表面温度とそのエネルギーから地球の温度を求めていく過程がとても面白かったです。

地球の温度274Kは、1℃ということで、そういう計算になるのですね。たしかに、こうした考え方も駆使しつつ、モデル化しながら地球温暖化などの環境問題を考えていけないか、と思いますが、書かれているとおり、検討には様々な考慮が必要なのですね。
[一言]
とても興味深いです。1℃が274Kだから、絶対零度は-273℃ということも改めて理解しました。ありがとうございます。
逢乃 雫 様
マニアックな話に感想いただきありがとうございます!温暖化のメカニズムは難しいはずなのです。温暖化を別にしても、10年前の気候変動予想が今を予想できていたのかも私にはわかりません。予想結果がそもそもの予想の前提を変えてしまうかもしれません。

温度が太陽から受け取ったエネルギーと同じエネルギーを放出するように決まるという考え方は、他の惑星にも成り立ちます。太陽系の惑星の太陽光の反射率(アルベドと言います、地球は30%です)を0%と仮定した温度と観測値は20〜30K、大きくても50Kくらいの精度でよく合います。議論の出発点としては良さそうです。
ただ、惑星の中で金星だけは、この計算よりも、500Kも熱いのです。そして、金星の大気の主成分は二酸化炭素です!二酸化炭素が温暖化ガスと言われる所以の一つです。金星に生命活動はないにしても、炭素と酸素からなるもっとも安定な分子が二酸化炭素です。

それから、先ほど生命活動と申し上げましたが、逢乃さまが二酸化炭素を放出しないために、息をとめる必要はありません。私たちは、植物が光合成で二酸化炭素を大気からとりこみ、そこからはじまる食物連鎖にいるので、私たちが呼吸で出す二酸化炭素はもともと大気にあったものなので、呼吸をとめる必要はありません。私たちの直接の生命維持よりも、便利に過ごすために発生する二酸化炭素が問題視されています。私はこれを知り、少し安心したので書かせていただきました。

絶対温度は説明不足で申し訳ございません。温度についていつか書きたいです。
ご感想いただきましてありがとうございました!
[良い点]
火力発電所の例がとても分かりやすかったです。燃焼室内の位置エネルギーが燃焼により一部が水の運動エネルギーとなり、それがさらにタービンの回転エネルギーへと変換されていくのですね。そしてその先で、発電機、ひいては家庭の電気のエネルギーとして使われていくのですね。

エネルギーが「どの形態」にあるかを考えつつ、それをどうしていくのかは、これから今まで以上に切実な問題ですね。

[一言]
とても興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
逢乃 雫 様
火力発電の例をお褒めいただきありがとうございます。エネルギーの移り変わりはとても面白いですし、役に立ちます。
物理学でわかっている現象は、膨大な自然のほんの一部です。基本方程式はわかっていても、解けないことの方が多いです。
解けないものをなんとか解こうと思ったら、エネルギー保存が頼みです。自分の仮定が筋がいいかどうかのよすがです。
エネルギーと環境問題は、解決できるかわかりません。解決とは何かもありますが、、。エネルギーを使わないわけにはいかないですが、何かを制限するかどうかは、人の意思や経済が絡むので、なおさらわかりません。どうしたら良いのかわかりませんが、思うところを書かせて頂きました。
ちなみに、電気自動車も原発も携わる方は真剣です。これらの技術ただ一つで解決できるわけではありませんが、技術があることは良いことだと思います。
ご感想いただきましてありがとうございました!
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