感想一覧
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[一言]
アンジェラの物語の結末は、明確なザマァも、スパダリの姿も見えないにもかかわらず、前向きな姿に清々しさを感じました。
一方、ミュリエルの物語では、醜態を晒す元婚約者も、守ってくれるスパダリもいるにも関わらず、「続きはないのか?!」と歯切れの悪さを感じました。
これは、アンジェラは自ら動き、行く手に何があるか分からないことを理解して前進しようと決意していた。
対するミュリエルは、姉に言われて動き、囲い込もうと笑むジェラルドのことも、それを不審な目で見るアンジェラのことも、苦笑いするクラスメイト達のことも知らないままだったからだと思います。
ファビアンとメロディに対して「もう私が心配することではないわ」「何とかなると思いたいわ」と言うのも、吹っ切った強さと言うよりは、考えたくないという甘さを感じてしまい、残念ながら魅力を感じられませんでした。
細やかな気遣いのできる優しい良い子だとは思うのですけどね。
アンジェラの物語の結末は、明確なザマァも、スパダリの姿も見えないにもかかわらず、前向きな姿に清々しさを感じました。
一方、ミュリエルの物語では、醜態を晒す元婚約者も、守ってくれるスパダリもいるにも関わらず、「続きはないのか?!」と歯切れの悪さを感じました。
これは、アンジェラは自ら動き、行く手に何があるか分からないことを理解して前進しようと決意していた。
対するミュリエルは、姉に言われて動き、囲い込もうと笑むジェラルドのことも、それを不審な目で見るアンジェラのことも、苦笑いするクラスメイト達のことも知らないままだったからだと思います。
ファビアンとメロディに対して「もう私が心配することではないわ」「何とかなると思いたいわ」と言うのも、吹っ切った強さと言うよりは、考えたくないという甘さを感じてしまい、残念ながら魅力を感じられませんでした。
細やかな気遣いのできる優しい良い子だとは思うのですけどね。
エピソード3
[良い点]
ロクサーヌを一人にしてはおけないと言って、夜中にロクサーヌのベッドにもぐり込んできた。
物理的な温もりに癒されることってありますよね。
それが、自分の事を慕ってくれる妹が考えた末の行動ならなおさら。
[気になる点]
伯爵夫妻は、自分たちから、格上の侯爵家に、事業提携(自分の利益の大きい)のために、申し込んだ婚約を何だと思っているのでしょう。
本当に幼馴染としての適切なお付き合いだったとしても、侯爵家のお姫様がご不快に思っていらっしゃるのだから、相手の娘と関係を切れ、息子の周りをウロチョロするなと命令すべきなんじゃないでしょうか。
それがギルティな領域に吹っ切ってるのに、状況のまずさに気付いてないとか貴族としてどうなの?
ロクサーヌを一人にしてはおけないと言って、夜中にロクサーヌのベッドにもぐり込んできた。
物理的な温もりに癒されることってありますよね。
それが、自分の事を慕ってくれる妹が考えた末の行動ならなおさら。
[気になる点]
伯爵夫妻は、自分たちから、格上の侯爵家に、事業提携(自分の利益の大きい)のために、申し込んだ婚約を何だと思っているのでしょう。
本当に幼馴染としての適切なお付き合いだったとしても、侯爵家のお姫様がご不快に思っていらっしゃるのだから、相手の娘と関係を切れ、息子の周りをウロチョロするなと命令すべきなんじゃないでしょうか。
それがギルティな領域に吹っ切ってるのに、状況のまずさに気付いてないとか貴族としてどうなの?
エピソード1
[一言]
この後どうなったのか結末が気になります。
今更焦るなんてファビアンは何がしたかったの?
ここまで注意されていたのに解消される可能性を全く考えていなかったの?
絶対捨てられない自信があったのかな?
で、ジェラールは跡継ぎなのかどうかも分からないけど、彼女を狙ってるんだよね?その話も気になるな〜
この後どうなったのか結末が気になります。
今更焦るなんてファビアンは何がしたかったの?
ここまで注意されていたのに解消される可能性を全く考えていなかったの?
絶対捨てられない自信があったのかな?
で、ジェラールは跡継ぎなのかどうかも分からないけど、彼女を狙ってるんだよね?その話も気になるな〜
エピソード3
[一言]
三男なら継ぐ家もないのに、メロディはなんで結婚したいんだろ?
打算が無い、ただ惚れてるだけなやつ?
三男なら継ぐ家もないのに、メロディはなんで結婚したいんだろ?
打算が無い、ただ惚れてるだけなやつ?
エピソード3
[一言]
面白かったです
出来れば苦労性の姉ロクサーヌも良い婿をとって、子持ち状態の上で自由にミュリエルも相手を探して欲しいと思いました
一族繁栄の為にしかたなしとか手近で丁度良いとかのような感じではなく
面白かったです
出来れば苦労性の姉ロクサーヌも良い婿をとって、子持ち状態の上で自由にミュリエルも相手を探して欲しいと思いました
一族繁栄の為にしかたなしとか手近で丁度良いとかのような感じではなく
[一言]
これで終わりというのは、なんとも尻切れトンボ感がハンパないような。せめてファビアンと幼馴染がその後どうなったか、ミュリエルのそばに新たに寄り添う者は現れたのか、そこまで書くべきでは?
もちろんここまでの中に匂わせるものがあり、読む人もそうなるだろうと予測は立てられるでしょう。けれどそれを読者の脳裏で補完させるだけというのは、作品としてあまりに不誠実だと感じます。
言うなれば「起承転」があって「結」だけが無い。この作品はそういう感じですね。苦い恋のシリーズはいくつか拝読させてもらってますけど、この作品は主人公ミュリエルが前を向いて次の恋に、未来へ向かう姿すら描かれていないので、「苦い」までで止まってしまっているように感じてなりません。
これで終わりというのは、なんとも尻切れトンボ感がハンパないような。せめてファビアンと幼馴染がその後どうなったか、ミュリエルのそばに新たに寄り添う者は現れたのか、そこまで書くべきでは?
もちろんここまでの中に匂わせるものがあり、読む人もそうなるだろうと予測は立てられるでしょう。けれどそれを読者の脳裏で補完させるだけというのは、作品としてあまりに不誠実だと感じます。
言うなれば「起承転」があって「結」だけが無い。この作品はそういう感じですね。苦い恋のシリーズはいくつか拝読させてもらってますけど、この作品は主人公ミュリエルが前を向いて次の恋に、未来へ向かう姿すら描かれていないので、「苦い」までで止まってしまっているように感じてなりません。
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