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物語の序盤でアルルの正体を知り、二百年前の双子の王子の末路を聞かされたリナリアの端的な発言に笑いました。
そんな彼女もイスカも率直な言動が清々しく、二度のプロポーズや建国祭中のハッピーエンドへ一気に駆け抜ける展開も読後感が爽快でとても楽しかったですね。
そして幸せな雰囲気の一方、冒頭のヴィオラが平民を見下している描写が頭に思い浮かぶ諸々の元凶の至極当然のような言い分に思わず鳥肌が立ちました。
誰にも欠片も罪悪感はなく、《光の樹》による国益も無視できる、ひたすらに心が欠けた異様な態度が恐ろしくてたまらなかったです。
48ページ目で語られた話には涙腺が緩みました。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
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