エピソード67の感想一覧

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いつのまにか11月も折り返していますが、最新話に追いついて面白かったので感想書かせていただきます……!

まずは、キャラがみんな好きでした。今回は会話が多くてキャラ萌えしがちな私としては有り難かったです。
オリヴィアさんの過去、不意に笑っちゃいました。そ、そんな過去が……。
ザ問題児みたいはシモンとの絡みを見るとネルさんしっかりしたお姉さんって感じがしましたが、正義感が先走っちゃうタイプの素直な子なんですかね。髪型が特徴的なのもちょっと変わってるのも相俟ってネルさんめっちゃ可愛いです〜。好きかもです。

スヴェンさん出てきてうれしかったです。スヴェンさん気になってたので。初登場時から思ってましたがやっぱりスヴェンさん好みです。あとアイクの影も感じられたので、「本当に執行部には生意気なガキが多いな」って言い方が好きでした。
軽薄な感じなのに実力者で、最後に命懸けの戦いをしていてボロボロになっていた前衛たちに怒るのからは、ちゃんとした大人な一面もあるんだなぁと思いました。
スヴェンさんとエドガーのやり取りも好きでした。
エドガーとアイクは、やっぱりあの出来事は引きずっちゃいますよね…。辛いです。

リーナさん可愛い見た目で医術師なのに怪力なかんじなんでかわいいです。お菓子を持ってきちゃったり丸太を叩き割ったりめっちゃ強いみたいなのにそれを隠そうとしているのも乙女心を感じられて可愛いな……と思っていたら、槍術を使える理由が複雑でしたね……。 
リーナさんが可愛いと言っていたアイクの、知らない一面を知ってしまって驚いている様子はかわいくて、リーナさんは意外と常識人枠な気もしました。

やっぱりスヴェンさんやリーナさんから見るとネルさんとシモンくんは心配になっちゃう感じなんですね。ネルさんはまわりが見えなくなっちゃうタイプの子なんですね。良い子そうなのに正義感が暴走してる感じが……。何か過去にあったのかなと思っちゃいます……。

あと本当にいつも思うのですが、全体的に描写が綺麗です…!
特に転移通路の重厚で不気味な雰囲気と、いつもの前衛もいない慣れない高濃度マナ地帯の夜の樹海の中で、いつ獣に襲われるかわからず不安なエドガーの様子が個人的にはよく伝わってきて好きでした。
アイクさん視点ではあまり見えてこないアイクさんの人柄や印象が見えたのもよかったです〜。

ストーリーも面白かったです。
転移通路のバグのせいで普段と違うメンバーでの違法術師との戦いで苦労するアイクさんや、ネルさんの言いかけていた一言が言われて、アイクさんが自問しながら戦闘するのも好きでした。
剣と戦闘の苦痛が悩みから解放してくれるというアイクさんの内面は切なかったです。

そしてですね
一応アイクさんは乗り越えられたというか、思いっきり戦闘したことで一区切りついたのかな、と思った後の、二章のエピローグにはちょっと愕然としてしました。わぁ……え。と思いました。

比較的日常回寄りの話が続いていたので、気を抜いていて、ただでさえ乏しい語彙力が喪失しました。ジョエルさんがあの瞬間にこんなことを考えていたんだと思うと、ちょっと。
生まれたときは母親に、孤児院でもエリノアさんのもとで、幸せを祈られて愛されていて、孤児院のみんなのために怒れる子どもだったジョエルさん。エリノアさんやエレナちゃんとの世界が美しすぎたので、落差が。

自分を犠牲にしてまで守りたかったものがあって、一人で戦ってきたジョエルさんが、アーティフィクトを盗み出したときの気持ちを考えると、切なくなってしまいました……。ずっと守ってきた大切で綺麗な孤児院に手を出されるのだけは、許せないですよね……。

(もうすぐになってしまいましたが)
断章のプロローグの巫女様や、天才技師ウィリアムとマルティナさんにありそうな何かしらの関係?や、戦争の話も気になるところですので、11月末を楽しみにしています!
(一応。急かしているわけではないです。中谷さんの書きやすいペースで更新していただけると幸いです……!)
断章までお読みいただきありがとうございます!!!
最近は会話のテンポを重視しているのでそう言っていただき嬉しく思います。シモンは勿論問題児なんですけど、ネルはネルでちょっと変な子……と言った感じで書いていました。と言うか、常に命がけの戦いをしている彼らは常識がある様に見せかけて皆どこか抜けているって感じですね……!

スヴェンを好みと言っていただきありがとうございます!私も一番思い入れのあるキャラなので嬉しいです!日常パートには絶対出したいと思っているキャラクターなので今後もぜひよろしくお願いします。

2章エピローグは突然思いついておまけとして差し込んだ話なのですが、彼の物語の区切りとして書くことが出来たので自分でも満足しております。
自分の人生は最悪で死にたくて仕方がなかったけど、思い返してみれば死ぬことに未練が残るくらいには幸せがあったなって気が付き幕を下ろす形となりました。

3人称パートも苦手のため悩みながら書いているので描写を褒めていただきありがとうございます。
断章は小話みたいな扱いですが、今後の繋ぎや2章までで出し切れなかった世界観の説明として書いているので少しずつ物語で回収していけたらと思います。

感想ありがとうございました!励みになります!!!
二章までのネタバレ有おまけの短編……ジョエルくんのお話だろうなと確信がありましたので飛びつきましたが、無事に情緒をえぐられました。いつもありがとうございます。
まず家事得意で料理好きはずるいですよね。分かっててやってますよね。ジョエルくんとこどもたちのやり取りを想像しただけで涎がでてきます。で、涎ださせておいて、己の汚れた手で…と躊躇う涎も凍りつく切ないシーン。汚れてなんかいないぞ、立派だぞ思う存分子供たちの頭を撫でてやって笑顔を見る資格があるんだぞ君にはと、いつになったら気付くんだ克服できるんだと思うももうそんな幸せな未来は来ないことを読んでしまっているのでホアアと気持ちがどん底まで落ちて、立て続けにラストシーン。
……あったじゃん、お母さんの祈りの残滓。死にたくねぇと思えてたじゃん。死にたくないと思える人生を生きてこれたんだ。よかった。もちろんもっと幸せになってほしかったですけど、最後に、絶望だけじゃくて、たとえ叶わなくてもジョエルくんが希望をもてて良かったです。

おまけというか、完結編かなと思いました。
やっぱりジョエルくん視点であることが大きいです。
最後、言葉が途切れてしまう諸行無常感で正気に戻りました。寝る前になんてものを読ませてくれるんだとおもあました。
ありがとうございました。

最新話までお読みいただきありがとうございます……!
得意な事などの設定も最初から決まっていてずっと書きたかったものなんですが、本編で出す必要がないためずっと眠ってたものなんですよね。おまけとして書けて私自身非常に満足しております。

彼は無邪気で愛すべき子供達と接すれば接する程自分が汚れて見えますが、エリノアから培った高潔な精神と優しさ、そして自己犠牲の元、絶対に守らなければならない場所として泥沼に沈んで行くんですよね……。

孤児院への思い入れと大切な思い出があるからこそ、ともにその先へ行けない事を嘆き死にたくないという思いに至ったんでしょうね。
結果として、半永久的に孤児院を守れる選択を彼は後悔していない。しかし、約束を破った事に対して少し罪悪感を抱きながら死ぬ、と言うのが物語の結末となりました。

言葉も意図的に切ったので、そう言っていただき安心しました。
感想ありがとうございました……!
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