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[一言]
 ……結局、”人生”ってそんなものではないかと思いますよ。

 いきなり決め打ちで失礼します。
 ちょっとご無沙汰しておりましたね。←実は誰も気にしてなかったり!?(- -;a

 のっけから”自分語り”で申し訳ないのですが、幼少の頃よりアニメや特撮ヒーローが大好きでした。←ちなみにどちらかというと特撮寄りで今でも視聴しています(^^;a
 今でこそ市民権を得ているアニメ・特撮ですが、それを前面に出すと小学生の時は”あんなのは子供が見るもの”(小学生はまだ子供では?ww)と周りからバカにされ、中学生の時には”ネクラ”や”オタク”と馬鹿にされる傾向にありました(あの幼女誘拐殺人事件があってからはさらに……orz)。
 幸いにも”同好の士”が2・3人ほどいて、2つ上の兄もその手の物が好きな方だったので何とかしてこられたのかなぁ、と思います。
 まぁ、そういった感じで小中学校に通っていた時分はほぼずっと“底辺”扱いされていたわけで、今では子供の頃よりは好きなもの好きとを公言できてはいますが、今でもこういった趣味を持つことが"恥ずかしい"と思ってしまう自分も隅の方にいるのですよねぇ(^^;a

 さて自分語りはそこまでにして、今回の感想にいきますか。
 まぁ、なんと申しますか、Pinkmintさんの"青春時代"では多数の人間が"男は男らしく、女は女らしく"と人の個性を一定の型に嵌め込んで、それ以外の例えばPinkmintさんのような方を"異物"として”矯正”もしくは”排除”しようとしていましたよねぇ(- -;a
 Pinkmintさんと近い年代の者(多分、こちらが2・3歳下だったかと)として、趣味・趣向により周りから"異物"扱いされたというのは何だか自分のことのように感じました。

 それから"キューピー"さんとのことについては、まぁよくある話ですよね。
 人間だれしも、人生に失敗したくはありませんし、でき得るなら最後まで"成功者"でありたいと思っているのではないかと。
 そういう意味で"人生設計"を考えた場合、Pinkmintさんが本文のように考えてしまうのは仕方のないことだとは思いますよ。
 変な話、すべての生物はいつも自らの種を次へ繋げるため、次世代をより良くするために"最良"となる番(つが)いを求めるものだから。

 最初の行に戻りまして、これも自分語りになりますが、
"人生"とは"一方通行でいろんな線が平行に進んでいる鉄道路線”だと思うのですよね。
 だから最初の路線に最後まで乗り続けてもいいですし、途中で別の路線に乗り換えてもそれはそれでいいし、また最初の路線に戻っても構わないし。
 ただ、途中で乗り換えてまた元の路線に乗ったとしても、別の路線に乗っていた時間は二度と取り戻せないわけで人が人生について後悔する時ってそういう時じゃないかと思うわけで。
 真面目な話、Pinkmintさんが"キューピー"さん生きる路線に乗ろうが、今の旦那さんと生きる路線に乗ろうが、結局どこかでなにがしかの"後悔"はしたのではないかと思います。
 正直、今のPinkmintさんにできることは、"キューピー"さんの幸せを祈ってあげることくらいだと思いますよ。

>今回の1曲……、というながら実は3曲(笑)

 さて、今回の曲はもしかするとPinkmintさんにとって少々辛辣に聞こえるかもしれませんが、このエッセイからくるこちらのイメージがそんなものだと流してもらえれば。

 まずはこれ。これは以前にも紹介してことがありましたね。
 んで "昔を懐かしむ"、というと何となくコレなのですよ。(^^;a
 ブレッド&バター 「あの頃のまま」
 https://www.youtube.com/watch?v=pOy8hNjFWi8

 次はこれ。今回のエッセイを読んで脳内ジュークで流れた1曲。
 辛島 美登里 「平凡」
 https://www.youtube.com/watch?v=uRd-cr0-fyQ

 最後は、ある意味こちらからのエール、もしくはもう"あの人"との路線には乗れないのだから前向いてろ、という”尻叩き”な1曲(笑)
 谷山 浩子 「ひとりでお帰り」
 https://www.youtube.com/watch?v=Et_MZkBQgGw

 長文・駄文、失礼しました。
 では、また。
酔勢さん、こんにちは。久しぶりのご感想いただいて、とても嬉しいです。

「自分語り」大歓迎ですよ。
酔勢さんがお勧めしてくる脳内ジュークの選択から、アニメファンなのだろうなとは思っていました。

今でこそジャパニメーションは「超クール‼」「上質で深い!」と、世界中から評価を受け、映画興行成績でも上位を独占していますが、その昔は「子どもが見るもの」として、文化としては低い位置にありましたよね。
男は男らしく、女は女らしくあるのが当然と言われた時代。漫画を読むと馬鹿になりますよと言われたそんな時代に、私は本気で漫画家を目指していた上に「性別によりくくられること」に抵抗したので、酔勢さん同様、風当たりは強かったです。おっしゃる通り、「異物扱い」されましたね。
言わば、スーパーの店頭に置けないねじれた胡瓜みたいな扱いで。
百人いれば百通りの個性があると認めてもらうこと。
それが何でこんなに難しいんだろうとそればかり思ってました。

今は性的マイノリティーやノンバイナリー、コミュニケーション苦手で閉じこもりがちだけど特異な才能を持つ人たちがそれぞれ「そういう存在」として認められるようになりましたが、
その代わり傾向ごとに細分化されて、ADHD、ADD、サヴァン症候群、アスペルガーなど名前を付けられるようになって、結局のところ
「治療法」や「薬物療法」を示されているってことは、社会全体が
「人材教育プロ」になっちゃってるという感じもします。
理解が進んだのか社会が「治そう」という方向に進んでるのか、よくわからない状況です。

こっちこそ自分語りが過ぎちゃいましたね。
あの「キューピーさん」については、私は
神様に試され、落第したような気分でいます。
おっしゃる通り、生物学的に見れば、より優秀で強い遺伝子を残そうとするのが生き物の本能ですよね。だから鳥類なんかオスのほうが派手目だったり、雌の前で踊りを踊ったり巣を作って見に来てもらったり目の前で雄同士決闘したりして、勝った方が遺伝子を残せる。

でも、人間は雄のほうが地味ですよね。着飾るのは雌。
私にはその本能もなかったわけですが。
なのに、あの「キューピーさん」は、鳥や獣にはない見えない価値、
「美しい魂」という透明な華麗な羽を広げて目の前でダンスしてくれ、雌のわたしはそれに見とれて恋をしたんだと思います。
でも、選べなかった。
人間ではなく、明らかに「動物的選択本能」を選んだ母に本音を選べと迫られて、
理想の「人としての選択」ができなかったんだと思っています。

紹介してくれた脳内ジューク、どれも心にしみました。
聞いていて泣けてきたほどです。昨日会った人のように、キューピーさんの思い出は心に深く食い込んでいますから。
谷山浩子さんの歌は、まるで自分のための歌のようでした。
月を見ながら、一人で生きて、一人で歩く、一人で帰る。自分の選んだ線路の上を。
でも、幻の分岐点の先に、キューピーさんと寄り添う未来を幻のように見てしまい、それがかなわなかった今は、
おっしゃる通り、彼の幸せをただ神様に祈ることしかできません。

きっと幸せでいる。そう信じています。ああいう人が幸せになれない世界なんて、嘘ですから。
それが言えない自分ではあるのですが、死ぬまでやめられないことでしょう。
彼の幸せを祈ることを。
  • pinkmint
  • 2024年 05月29日 18時05分
[一言]
へえ。芸能ナントカ組ですね?そんな事もしてた(るだった)んだーとか、名前が出てきただけで食欲減退するレベルのあの犯罪者(という認識です)とか、それが当たり前だった、些細な事だったのが昭和の時代でした。激動だなあとは思います。体と心で性が違うことについては、一致しないとやばいって感覚がなくて今はちょっとナイーブじゃないかとは思うけれども、真面目な人ほど損をするしくみは変えていくべきです。しかし……ご家庭の育児の範囲となるともう、変えられる気がしなくてどんよりしちゃいますが実はここ(母上様のお言葉)が一番面白い、皮肉ではなくてえええええって裏返った声が出て変顔になってる面白いです失礼かもしれませんが。日本語が通じない理由とはこうなのだ。しかし衝突する相手への思いやり、大人だなあと思います。自分ならそこでは諦めない以前に考えもしない。結果だけ同じになる気がしますが手が届かない空の月を見上げる、隣に誰がいて何を持ってるかは違うでしょうねえ。(役に立たない)後悔はしません懺悔はできもしません、どんどん心持ちが怪しくなってきました。月が綺麗ですね。






  • 投稿者: misen
  • 2024年 05月28日 12時10分
misenさん、こんにちは。いつもご感想、誠にありがとうございます。
そして誤字報告の山。多分過去最高数。
……ひいいいいい。もうこりゃボケの範疇だ。猛省します、ありがとうございますごめんなさい。どうした自分。次からは絶対、刷りだして読み直すを数回……

それはともかく。
もうこのサークル名前当てられちゃうよねとは思いながら、時効でよし、と自分に言い聞かせてあくまで「当時の」様子を書きました。今はどうなってるか知りませんが、OB中心に今もガンガン活動してるでしょうね。
あの頃の「女は女として存在してろ!」な風潮は、漫画家として編集さんとかかわる際も顕著でした。仕事回してやる立場なんだからと当然のように尻だの胸だの触られ手を握られ続け、屈辱をかみしめ、それでも好きな仕事にしがみついていた頃。
そんなこんなで、ノンバイナリー+、男は嫌いだ!!が完成形に近づいたころ、出会ったのが「キューピーさん」でした。
あまりにイージーに「人間嫌い」の繭に逃げ込もうとしていた私は、ああいう人が、男性が、存在していると知ったことで、繭を壊せたし、結果結婚もできたと思うのです。

しかして、うちの母の個性が何やら受けたようですね。
あの人は何というか、韓国ドラマに出てくる「怖いオモニ」みたいにストレートに無茶な人で、怖いもの知らずでした。
戦っても意味がないと姉たちは逃げ出しましたが、当時の保守的な家庭の母親の原型そのものみたいな人で、半面教師としてありがたく学ばせてもらいました。
でも、人生の恩人でもあるキューピーさんを忘れることは、きっと一生ないと思います。
月は綺麗です。
私はいつまでたってもきれいにはなれないので、毎夜、お月様と猫に浄化してもらっています。
どんなに懺悔しても、犯した罪は消えないと知りつつも……
  • pinkmint
  • 2024年 05月28日 16時38分
[一言]
こんにちは。

一人の人間のドラマを垣間見たような、小説のようなエッセイ。いろいろ考えさせられました。

>女性がどうして女性らしくしなくてはならないのかを大真面目にお説教されることになる。
これは酷いですね。
今、これやったら、大問題ですよ。
辞めて正解。私も速攻、辞めると思います。
  • 投稿者: ヤスゾー
  • 女性
  • 2024年 05月27日 16時42分
ヤスゾーさん、初めまして。
長いエッセイを最後まで読んで、ご感想まで寄せてくださり、ありがとうございます。

お読みになってなんとなくわかると思いますが、私の大学時代は「相当昔」のことになります。時代性もありますが、そのサークル自体、明らかに男尊女卑でした。そして、女性部員が女性らしくあるよう監視するのは、女性リーダーたちの仕事でした。
今だとちょっと考えられませんね。
私から見ると驚くべき素直さでほかの女子部員はそのルールに従っていましたが、私と親友一名はあくまで抵抗し、ルール自体に抗議して退部しました。

このサークル自体は独自の楽曲を作り出し成功させるという面ではすごいものがあったと思うんですが、まあ、私にゃ無理でしたね。

一度書き出すと長すぎてなんか小説みたいになっちゃうんですが、創作するより「あったことを書く」方が楽なので、ついついエッセイジャンルで書いちゃいます。
ということで、これからも長文を書き垂れるかもしれませんが、よろしくお願いします_(._.)_
  • pinkmint
  • 2024年 05月27日 22時20分
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