エピソード23の感想一覧

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お父さんやお母さんの認識ではまだ遥香はただの同級生なんですよね?
その隣で魔術だのなんだの普通に会話してますがどうゆう状況なんでしょう?
普通の人には認識できないはずとかですか?
それとも距離が思ってるより離れてるってことですか?
同じ部屋の中にいるのでは?
ご指摘ありがとうございます。
よく読み込んでいらっしゃいますね。
こんなに細かい描写に気付いていただけるとは、筆者冥利に尽きます。

まず前提条件として、病室の中にいるのは琴音や千弦の母と父ではなく、母と健治郎叔父さんです。
また、当然ですが、病室は個室だとしても、遥香との距離はそれほど離れていません。

「琴音と遥香がわちゃわちゃとじゃれあっている横」という描写がある通り、かなりの至近距離で健治郎叔父さんは構わず話しています。

前の22話において「クロウリーの六芒星」に健治郎叔父さんが気付いている描写があります。
魔術師でない人間が普通は使わないデザインである、ということから、すでに健治郎叔父さんはその職業柄、遥香が怪しいことに気付いており、反応を見て揺さぶろうとしています。

のちに、47話、48話で部下の高杉から遥香=魔女となる情報を手に入れますが、健治郎叔父さんはこの時点で中佐なので、高杉に調べさせたのも当然、健治郎叔父さんです。

もし魔術師や魔法使いではなかったときはどうするのか、については、この世界では魔法や魔術が公然の秘密であり、「知ってる人は知ってる」し、「信じない人は信じない」という状態だからあまり気にしていないんですね。(115話では、魔法協会のホームページを千弦が確認する場面すら描かれています。)
さすがに魔女とは思わなかったようですが。

長くなりましたが病室内で魔術の話をしたのはわざとなんですね。
ご指摘いただいたことにより、細かな描写の説明ができましたこと、感謝いたします。
ありがとうございました。
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