感想一覧
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なんと、犯人全然わかってませんでした……(´・ω・`)
犯人も傷付き追い詰められていたのだとは思いますが、無垢な子どもに手を出すことが許されるわけはありません。
悲劇が悲劇を呼んでしまった、そして最後の独白がまた寂しいです。
先日『正体』という映画を観てきたので、また身につまされます……。
いでっちさん、ありがとうございました。
犯人も傷付き追い詰められていたのだとは思いますが、無垢な子どもに手を出すことが許されるわけはありません。
悲劇が悲劇を呼んでしまった、そして最後の独白がまた寂しいです。
先日『正体』という映画を観てきたので、また身につまされます……。
いでっちさん、ありがとうございました。
エピソード10
∀・)ご感想ありがとうございます♪♪♪
∀・)おぉ~誰が犯人だと思われましたかね?そこに興味はありますが、サスペンスドラマチックに話の内容は考えたつもりです。犯人は追いつめられたとは言えども元々金持ちの欲望的で暴力的なド屑野郎ですからね(笑)作者的には同情の余地などないものですが、違った見方もあるかもしれません。
∀・)この物語、読み解いて天里さんと遥さんの行く末をどうみるかに作品のウケるウケないの差分はあると思うのですが「ミステリックリバー」の影響を受けたものであることに変わりはないですからね。未来屋さんの観られた「正体」という映画もまた興味の湧くところになりますが。本作を楽しんで貰えたのであれば何よりでございます☆☆☆彡
∀・)おぉ~誰が犯人だと思われましたかね?そこに興味はありますが、サスペンスドラマチックに話の内容は考えたつもりです。犯人は追いつめられたとは言えども元々金持ちの欲望的で暴力的なド屑野郎ですからね(笑)作者的には同情の余地などないものですが、違った見方もあるかもしれません。
∀・)この物語、読み解いて天里さんと遥さんの行く末をどうみるかに作品のウケるウケないの差分はあると思うのですが「ミステリックリバー」の影響を受けたものであることに変わりはないですからね。未来屋さんの観られた「正体」という映画もまた興味の湧くところになりますが。本作を楽しんで貰えたのであれば何よりでございます☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 12月11日 10時41分
[良い点]
ミステリー描いてくださったのですね(ノ≧∀≦)ノ……‼ 嬉しすぎ(ノ≧▽≦)ノ
リアルタイムでの挑戦はできなかったけど、読者への挑戦ね。まずは、二回読み返したけど推理できなかったです。
容疑者は天理、婦警、柏木母、谷崎父、五味秀一、織田信長、伊達。但し犯人は直観で、元木恵子を怪しいと思いました。刑事が犯人ね。彼女なら立場上、事件の背景を自由に操れますもの。それにドラマでは犯人映えピカイチだと思いますの。
叙述トリックが仕掛けられているなら、主人公の柏木遥犯人説。理由は、息子を失った理不尽な悔しさと苦しみが整理され、どこか客観的な心情に感じるからです。主人公が犯人。これもまた映えますの。
既に死んでいる容疑者はあまり怪しくないと勝手に思っていましたけど、怪しくない=盲点でしたね!
個人的に、読後は天理がとても好感持てました。そして元木婦警、見抜いているのに主人公を捕まえなかったところが素敵……✨‼
[一言]
初のミステリー作品、嬉しいです……‼ 短編で、これだけ本格推理なのは凄くて、一話あたりの分量が短めで、とても読みやすかったです‼ 読者への挑戦、大好きなのでぜひまた挑戦させてくださいね。
ミステリー描いてくださったのですね(ノ≧∀≦)ノ……‼ 嬉しすぎ(ノ≧▽≦)ノ
リアルタイムでの挑戦はできなかったけど、読者への挑戦ね。まずは、二回読み返したけど推理できなかったです。
容疑者は天理、婦警、柏木母、谷崎父、五味秀一、織田信長、伊達。但し犯人は直観で、元木恵子を怪しいと思いました。刑事が犯人ね。彼女なら立場上、事件の背景を自由に操れますもの。それにドラマでは犯人映えピカイチだと思いますの。
叙述トリックが仕掛けられているなら、主人公の柏木遥犯人説。理由は、息子を失った理不尽な悔しさと苦しみが整理され、どこか客観的な心情に感じるからです。主人公が犯人。これもまた映えますの。
既に死んでいる容疑者はあまり怪しくないと勝手に思っていましたけど、怪しくない=盲点でしたね!
個人的に、読後は天理がとても好感持てました。そして元木婦警、見抜いているのに主人公を捕まえなかったところが素敵……✨‼
[一言]
初のミステリー作品、嬉しいです……‼ 短編で、これだけ本格推理なのは凄くて、一話あたりの分量が短めで、とても読みやすかったです‼ 読者への挑戦、大好きなのでぜひまた挑戦させてくださいね。
∀・)ご感想ありがとうございます♪♪♪
∀・)「劇団になろうフェス」という番組もとい企画をやっていて「この土俵でミステリーを書くのは僕だけだろう」と思い立ち書いた作品です(笑)だけど、レナたんには何だか喜んで貰えたようで僕も嬉しいですね☆☆☆彡
∀・)雰囲気的にドラマ重視のサスペンス劇場を意識している感じですからね。「推理をしたいぞ!」っていう人には不向きかも?よく読んだら答えもだしていますし(笑)
∀・)そういった推察をして貰うのも面白いですね。元木刑事はやたら遥さんを監視しているところがあって疑う余地も我ながらあったと思います。
∀・)「役者をたてる」っていうメタ的な目的もある作品でした。天理さんと元木刑事もそれぞれ役者さんのイメージがあるのでそこを意識しての役回しだったとしたいですね(笑)最後のあの場面は某ミステリー映画のアレです(笑)
∀・)じつは初めてではないんですけどもね(笑)でも思いのほか多くの方々に読んで貰って&レナたんとまたこうして会えて本当に嬉しく思います。またタイミングがあれば是非こういう作品も書きたいですね☆☆☆彡
∀・)「劇団になろうフェス」という番組もとい企画をやっていて「この土俵でミステリーを書くのは僕だけだろう」と思い立ち書いた作品です(笑)だけど、レナたんには何だか喜んで貰えたようで僕も嬉しいですね☆☆☆彡
∀・)雰囲気的にドラマ重視のサスペンス劇場を意識している感じですからね。「推理をしたいぞ!」っていう人には不向きかも?よく読んだら答えもだしていますし(笑)
∀・)そういった推察をして貰うのも面白いですね。元木刑事はやたら遥さんを監視しているところがあって疑う余地も我ながらあったと思います。
∀・)「役者をたてる」っていうメタ的な目的もある作品でした。天理さんと元木刑事もそれぞれ役者さんのイメージがあるのでそこを意識しての役回しだったとしたいですね(笑)最後のあの場面は某ミステリー映画のアレです(笑)
∀・)じつは初めてではないんですけどもね(笑)でも思いのほか多くの方々に読んで貰って&レナたんとまたこうして会えて本当に嬉しく思います。またタイミングがあれば是非こういう作品も書きたいですね☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月29日 15時17分
[良い点]
淡々としている様で、とてもテンポが良く読みやすかった作品でした。
[気になる点]
たくさん作品がある方なので、どれから読もうか迷いましたが、気になった推理ものからトライしました。
[一言]
楽しく読ませて頂きました。読者への挑戦状と言う参加型の部分があり、リアルタイムで推理してみたかったと思いました。素敵な作品ありがとうございました。
淡々としている様で、とてもテンポが良く読みやすかった作品でした。
[気になる点]
たくさん作品がある方なので、どれから読もうか迷いましたが、気になった推理ものからトライしました。
[一言]
楽しく読ませて頂きました。読者への挑戦状と言う参加型の部分があり、リアルタイムで推理してみたかったと思いました。素敵な作品ありがとうございました。
エピソード10
∀・)ご感想ありがとうございます♪♪♪
∀・)こうしてお互いの作品を読み合えた事を光栄に思います。
∀・)ミステリーは一時期そういう系統のなろう作家さんたちと交流していた事がありまして。そのときならば本作を投稿する意味みたいなのがもっとあったと思うのですが、今は全然なんです。でも黒く輝る闇様をはじめ、思いのほか多くの読者様に恵まれた感触があります。読んで頂き本当にありがとうございます。そして読み易かったと言って貰えて本当に良かったです。
∀・)企画参加はタイミングでしたね(笑)でも僕はそういう事をすることが好きな者なので(笑)またそういうご縁があれば是非☆☆☆彡
∀・)こうしてお互いの作品を読み合えた事を光栄に思います。
∀・)ミステリーは一時期そういう系統のなろう作家さんたちと交流していた事がありまして。そのときならば本作を投稿する意味みたいなのがもっとあったと思うのですが、今は全然なんです。でも黒く輝る闇様をはじめ、思いのほか多くの読者様に恵まれた感触があります。読んで頂き本当にありがとうございます。そして読み易かったと言って貰えて本当に良かったです。
∀・)企画参加はタイミングでしたね(笑)でも僕はそういう事をすることが好きな者なので(笑)またそういうご縁があれば是非☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月27日 00時59分
[良い点]
作品そのものと他の方のご感想、とても楽しく拝読しました♪ 某映画の印象的な(見ていませんが……)ラストシーン、きっと作品に絡むのかなぁと思っていましたが、がっつりだった!!やられました。元木の役回りはちゃんと映画に近かったのですね。 九条の嘘&裕翔殺害の犯人はビンゴ♪ 織田の実家の影響力には全く気付けず(-_-;) 自分がスルーした伊達ががっつり絡んでいるとは! 五味は……疑ってすみませんでした……。遥が上告しなかった理由、DVへの苦しみの理解と同じ男に惹かれたことへの仲間意識や冤罪への同情……と、世間&九条本人には見せ掛けておいて、自ら直接手を下そうと思ったから、というところでしょうか? 年齢は関係無かったですね。ヒントを調べたり、めっちゃ頭を使ったり、とても楽しかったです!
作品そのものと他の方のご感想、とても楽しく拝読しました♪ 某映画の印象的な(見ていませんが……)ラストシーン、きっと作品に絡むのかなぁと思っていましたが、がっつりだった!!やられました。元木の役回りはちゃんと映画に近かったのですね。 九条の嘘&裕翔殺害の犯人はビンゴ♪ 織田の実家の影響力には全く気付けず(-_-;) 自分がスルーした伊達ががっつり絡んでいるとは! 五味は……疑ってすみませんでした……。遥が上告しなかった理由、DVへの苦しみの理解と同じ男に惹かれたことへの仲間意識や冤罪への同情……と、世間&九条本人には見せ掛けておいて、自ら直接手を下そうと思ったから、というところでしょうか? 年齢は関係無かったですね。ヒントを調べたり、めっちゃ頭を使ったり、とても楽しかったです!
エピソード10
∀・)ご感想&ご推理ありがとうございました♪♪♪
∀・)島猫さま。が挑戦された時点で僕は満足していたのですが、その後も陸続と挑戦者様が現れまして(笑)思った以上に盛り上がって大変に幸せでした(笑)とくにコーチャーさんからのモノは完成度が凄い高いですよね。もはや1つの作品にして傑作だと思います(笑)(笑)(笑)
∀・)ですね。「鳥肌がたった」というのは大筋を島猫。さまが見事当てられていたところにあります。織田家の影響みたいな話はサスペンス劇場では意外と結構定石だったりします。
∀・)遥さんの行動原理に関してはまさにそのとおりですね。年齢はそうですね~まぁ~全く関係ないかといったらそうでもないと思いますが、そこから事件のドラマを紐解くのも面白いなと個人的は思いましたよ☆☆☆彡
∀・)楽しんで貰えたのであれば何よりです♪♪♪
A・;)特典贈与に関してはすいません、3名も挑戦者の御方が現れたので、真面目に真剣に僕の基準で選ばさせて頂きます……!
∀・)ですが、こうして島猫。さまと縁ができたことをとても嬉しく思います。僕は事情あってお気に入り登録は非公開にしているのですが、もちろん登録をさせて頂き、島猫。さまの作品にも興味を持ってゆきたいと思います。このたびは本当に本当にありがとうございました☆☆☆彡
∀・)島猫さま。が挑戦された時点で僕は満足していたのですが、その後も陸続と挑戦者様が現れまして(笑)思った以上に盛り上がって大変に幸せでした(笑)とくにコーチャーさんからのモノは完成度が凄い高いですよね。もはや1つの作品にして傑作だと思います(笑)(笑)(笑)
∀・)ですね。「鳥肌がたった」というのは大筋を島猫。さまが見事当てられていたところにあります。織田家の影響みたいな話はサスペンス劇場では意外と結構定石だったりします。
∀・)遥さんの行動原理に関してはまさにそのとおりですね。年齢はそうですね~まぁ~全く関係ないかといったらそうでもないと思いますが、そこから事件のドラマを紐解くのも面白いなと個人的は思いましたよ☆☆☆彡
∀・)楽しんで貰えたのであれば何よりです♪♪♪
A・;)特典贈与に関してはすいません、3名も挑戦者の御方が現れたので、真面目に真剣に僕の基準で選ばさせて頂きます……!
∀・)ですが、こうして島猫。さまと縁ができたことをとても嬉しく思います。僕は事情あってお気に入り登録は非公開にしているのですが、もちろん登録をさせて頂き、島猫。さまの作品にも興味を持ってゆきたいと思います。このたびは本当に本当にありがとうございました☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 15時01分
[良い点]
完結おめでとうございます!
わーい。犯人(だけ)当てた~♪
やったあ!
それにしても、脇だと思っていた伊達が結構ガッツリ関わっていた!
そっか。これが「昼のサスペンス」の世界! 意外な人物が実はキーなのね!
そして、伊達はこの件で破門され、服役中ということなのか!
しかし、なぜ谷崎は死んだのか?
谷崎の不可解な行動が謎を深めたね。
しかしなぜかそういうこともある……というのは、確かにお昼の2時間サスペンスっぽいかも♪
推理にうっかり製作費をたっぷりかけている映画を参考にしてしまったため、大幅に外してしまいましたよ!
くっ。「浅見光彦シリーズ」とか「ガリレオ・シリーズ」を参考にすべきだった~笑。
読者参加型の推理サスペンス、すっごく楽しめました!
楽しい体験ありがとうございます。
これからも応援してます!
完結おめでとうございます!
わーい。犯人(だけ)当てた~♪
やったあ!
それにしても、脇だと思っていた伊達が結構ガッツリ関わっていた!
そっか。これが「昼のサスペンス」の世界! 意外な人物が実はキーなのね!
そして、伊達はこの件で破門され、服役中ということなのか!
しかし、なぜ谷崎は死んだのか?
谷崎の不可解な行動が謎を深めたね。
しかしなぜかそういうこともある……というのは、確かにお昼の2時間サスペンスっぽいかも♪
推理にうっかり製作費をたっぷりかけている映画を参考にしてしまったため、大幅に外してしまいましたよ!
くっ。「浅見光彦シリーズ」とか「ガリレオ・シリーズ」を参考にすべきだった~笑。
読者参加型の推理サスペンス、すっごく楽しめました!
楽しい体験ありがとうございます。
これからも応援してます!
エピソード10
∀・)ご感想ありがとうございます♪♪♪
∀・)最後までお付き合い頂き大変にありがとうございました♪♪♪
∀・)いまはミステリー系のなろう作家さんと交流する事も少なく&みえない読者さまに支えられている傾向が強い僕からのミステリー作品だったので、企画の挑戦者が0だったとしても可笑しくないぐらいの気持ちで執筆と投稿した作品でしたが、日置様のおかげで本当に盛り上がるものになりました。まずはその感謝を強く深く申し上げたいです☆☆☆彡
∀・)ですね。「織田が公園に現れた」というのは大正解です。他にも本作の真相に迫る推理を多数披露してくださったところがあるので、その意味なら自信を以て誇られていいと僕の方から評したいほどです。
∀・)メタ的にみて伊達は監督をやってもいる人が演じているので何気に物語と関係してくる線で本作はゆきましたね。でもこういうったケースは大体が物語と関係ないカメオ出演で終わらせるものが多いのですけども(笑)一応、役者さんとしても活躍しているってメタなので(笑)
∀・)谷崎に関してはまさにそうですね。ただココは「本当に自殺だったのか?」という点で謎です。その意味で五味はやっぱり怪しいといえば怪しいワケで。ただ遥さんの気にする裕翔くん殺害は織田によるものだったという事実。そしてそれを知ってどうしようもなくなった遥さんの話であります。なんせ彼女は「やってしまった」からね。このへんがミステリックリバーを意識したところになります。
∀・)元木さんはそれすら見抜いたけど「何もしない」って言っちゃったし、遥さんは「無駄な罪」を背負って生きてゆくことになります。自ら命を絶つって事はどうかなぁ……あるようなないような……まぁ読者様の想像の範疇ですね。
∀・)あぁ~浅見光彦シリーズは確かに近いかも!
∀・)最後の最後まで大変にありがとうございました☆☆☆彡
∀・)最後までお付き合い頂き大変にありがとうございました♪♪♪
∀・)いまはミステリー系のなろう作家さんと交流する事も少なく&みえない読者さまに支えられている傾向が強い僕からのミステリー作品だったので、企画の挑戦者が0だったとしても可笑しくないぐらいの気持ちで執筆と投稿した作品でしたが、日置様のおかげで本当に盛り上がるものになりました。まずはその感謝を強く深く申し上げたいです☆☆☆彡
∀・)ですね。「織田が公園に現れた」というのは大正解です。他にも本作の真相に迫る推理を多数披露してくださったところがあるので、その意味なら自信を以て誇られていいと僕の方から評したいほどです。
∀・)メタ的にみて伊達は監督をやってもいる人が演じているので何気に物語と関係してくる線で本作はゆきましたね。でもこういうったケースは大体が物語と関係ないカメオ出演で終わらせるものが多いのですけども(笑)一応、役者さんとしても活躍しているってメタなので(笑)
∀・)谷崎に関してはまさにそうですね。ただココは「本当に自殺だったのか?」という点で謎です。その意味で五味はやっぱり怪しいといえば怪しいワケで。ただ遥さんの気にする裕翔くん殺害は織田によるものだったという事実。そしてそれを知ってどうしようもなくなった遥さんの話であります。なんせ彼女は「やってしまった」からね。このへんがミステリックリバーを意識したところになります。
∀・)元木さんはそれすら見抜いたけど「何もしない」って言っちゃったし、遥さんは「無駄な罪」を背負って生きてゆくことになります。自ら命を絶つって事はどうかなぁ……あるようなないような……まぁ読者様の想像の範疇ですね。
∀・)あぁ~浅見光彦シリーズは確かに近いかも!
∀・)最後の最後まで大変にありがとうございました☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 11時16分
[良い点]
先ほど活動報告を拝見しまして、読みました。
すみません、難しくて、よく分かりませんでした。
そろそろ締め切りの日になりますが、ここまで考えながら、楽しく拝読しています。
感想欄の皆様の推理がすごそうですね(今の時点では、読まないようにしています 笑)
ラスト、楽しみにしていますね!
先ほど活動報告を拝見しまして、読みました。
すみません、難しくて、よく分かりませんでした。
そろそろ締め切りの日になりますが、ここまで考えながら、楽しく拝読しています。
感想欄の皆様の推理がすごそうですね(今の時点では、読まないようにしています 笑)
ラスト、楽しみにしていますね!
エピソード9
∀・)ご感想ありがとうございます♪♪♪
∀・)本作はそういう楽しみ方もありです♪♪♪
∀・)そうですね、宜しければ是非挑戦者の方々の推理も合わせて楽しんで貰えたら嬉しく思います。特にコーチャーさんの一品は極上モノですよ☆☆☆彡
∀・)本作はそういう楽しみ方もありです♪♪♪
∀・)そうですね、宜しければ是非挑戦者の方々の推理も合わせて楽しんで貰えたら嬉しく思います。特にコーチャーさんの一品は極上モノですよ☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 10時57分
[一言]
推理ではないですが、主要登場人物の年齢だけ、作品から読み取れる範囲でまとめてみました♪
裕翔(10歳)が殺害された当時は24歳だった九条天里が33歳で死亡し、それから更に年数が経過しての今。既に裕翔の死からは10年以上が経過。仮に16歳かそこらで遥が裕翔を産んでいたとして、遥の年齢は16歳+10年+9年+α年=40~50歳。登場人物達、そこそこ年齢が近いなぁと。最初の事件登場、九条(24)、五味(25前後)、織田(18~24)、遥(26~34くらい?)、谷崎(28~36くらい?)、元木(25前後?)
事件の真実、気になります♪
推理ではないですが、主要登場人物の年齢だけ、作品から読み取れる範囲でまとめてみました♪
裕翔(10歳)が殺害された当時は24歳だった九条天里が33歳で死亡し、それから更に年数が経過しての今。既に裕翔の死からは10年以上が経過。仮に16歳かそこらで遥が裕翔を産んでいたとして、遥の年齢は16歳+10年+9年+α年=40~50歳。登場人物達、そこそこ年齢が近いなぁと。最初の事件登場、九条(24)、五味(25前後)、織田(18~24)、遥(26~34くらい?)、谷崎(28~36くらい?)、元木(25前後?)
事件の真実、気になります♪
エピソード9
∀・)ご感想ありがとうございます♪♪♪推理とみてもいいですよ♪♪♪
∀・)おぉ~なるほど。たしかにこの物語の設定的にはそうかもしれないですね。キャストの年齢自体は「劇団になろうフェス」の会場をご覧になると分ると思いますけど、まぁまぁな年齢だったりしますが(笑)
∀・)織田役の如月湊君は10代のアイドルであるので、歳増すの役を演じられた事にもなります。逆に若ぶりな見た目で実年齢より若い役をされている人達もいるのでソコをチェックして楽しんで貰えるのも一興かもしれません。
∀・)真相(はたしてそうなのか?)の最終話が投稿されました。
∀・)島猫。さまにも楽しんで貰えたら幸いですね☆☆☆彡
∀・)おぉ~なるほど。たしかにこの物語の設定的にはそうかもしれないですね。キャストの年齢自体は「劇団になろうフェス」の会場をご覧になると分ると思いますけど、まぁまぁな年齢だったりしますが(笑)
∀・)織田役の如月湊君は10代のアイドルであるので、歳増すの役を演じられた事にもなります。逆に若ぶりな見た目で実年齢より若い役をされている人達もいるのでソコをチェックして楽しんで貰えるのも一興かもしれません。
∀・)真相(はたしてそうなのか?)の最終話が投稿されました。
∀・)島猫。さまにも楽しんで貰えたら幸いですね☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 10時55分
[良い点]
作中劇ならこんな感じが、私の好み
[一言]
「で、誰が犯人だと思う?」
私は夫に問いかけると夫は、何とも言えない顔をした。彼がこういう顔をするときはへんに考え込んでいるときだ。
「このテレビドラマ。犯人当てに懸賞ついてるから真剣に見てって言ったよね」
景品は最近のテレビにしては豪華で旅行券十万円分だ。私と夫が二人で国内旅行に行くには十分な金額だ。
「まぁ、見てたけど。なんかあんまり入ってこなくてさ」
「どの辺が?」
「まず、死んだ3人の死んだ時系列がよく分かんなくて」
夫はテーブルの脇に積まれていたDMの束から裏紙を引き出すと、真ん中に『息子死亡:6月9日23時』と書き込んだ。
「それなら、このあと谷崎ってお父さんが自殺したんでしょ?」
ドラマでは九条という誘拐犯が、23時に息子と谷崎を会わせた、と言っていたからだ。だが、夫は不満があるらしくペンを走らせない。こういうときは何か言いたいのだろうと私が黙っていると夫はつらつらと文章を書いた。どうやらドラマのなかで語られた内容らしい。
>谷崎俊一朗は死後一カ月半は経過している
>何ならばその時系列は裕翔が殺害された日にあたるとまで知らされた。
>彼が自殺したのが裕翔の殺された日と同じ日だなんて。
「このとおり、谷崎の自殺が息子のあとだと変なんだよ」
「どこが?」
「え、分かんない? 息子が殺されたのは23時なんだよ。そのあとに谷崎が自殺したら24時を過ぎてると思うんだよね」
「いいじゃない。そんなの24時を過ぎたら魔法が解けるシンデレラってわけじゃないんだし」
「いやいや、24時過ぎちゃったら6月10日になってるんだよ。息子の殺された次の日になってる。だから、谷崎って人は息子が殺される以前に死んでなくちゃおかしいよ」
夫は裏紙に『谷崎死亡:23時以前』と書き込んだ。
「相変わらず細かいとこあるよね?」
「そう? 普通じゃない」
彼はそういうが料理本のレシピをグラム単位で軽量したり、弱火が何キロカロリーの熱量か調べるような人間は細かい人間だと私は思う。
「残り一人の織田ってひとは谷崎と息子の間ってことは推察できるけど判断はできない」
そう言って彼は文章を付け加える。
『織田死亡:谷崎と息子の間くらい』
>彼(織田)も自宅浴槽で谷崎のように自殺した。丁度、裕翔君そして谷崎が死んだぐらいの時にね。
「ええ、そうかなぁ。別に息子を殺して、急いで家に帰って自殺すればなんとか23時59分くらいに死ねるんじゃない?」
「ギリギリだなぁ。それに凶器を車に積んで『思い出の場所』とやらに車を置きに行かないといけない。車を置いてくるってことは帰りはもちろん徒歩だ。時間がかかると思う」
「ほら、ドラマに出てきた探偵事務所と谷崎の家が5分くらいって言ってたし、すごく近い範囲で起きた事件なんじゃない?」
私が提案すると夫は文字通り口をへの字に曲げたまま手を動かす。
>彼の家は何なら此処から近い
「だとしたら、谷崎の家⇒ 徒歩5分 ⇒探偵事務所⇒ 徒歩5分以上 ⇒元奥さんの家になるよね。公園の位置は分からないけど」
「ほらいける。23時に息子を殺して、10分以内に行ける『思い出の場所』に車と凶器を置いて、10分で自宅に戻る。こまごました作業入れても30分で戻れるんじゃない?」
「おかしいおかしい、車で10分以内の『思い出の場所』から徒歩10分では帰れない。最低でも30分はかかるよ。で、そのあと風呂に湯を張って全裸になって首を切る、なんてできるわけない」
「うーん、『思い出の場所』がめっちゃ公園に近いとか?」
「それだと警察が気づくんじゃない? だって谷崎が死んでから1カ月半は車を放置してるんだよ。観光地の駐車場とかならすぐに迷惑自動車として通報されてるよ。そうなれば谷崎の発見はもっと早かったはずだ」
「じゃー、谷崎は息子より前に死んだってことでいいよ」
私が認めると夫は嬉しそうに笑う。
「でも、息子を殺す前に谷崎が自殺する理由ってあるの?」
「ないんじゃない? なんか良くある感じの悪い人ってキャラだったし」
「じゃダメじゃん。自殺しないといけないんだよ」
「谷崎は自殺じゃないくて殺されたんだとしたら?」
夫は『谷崎死亡:23時以前』に『他殺』と付け加える。
「刑事さんは自殺って言ってたよ」
「メタいけどミステリーの自殺は他殺なんだよ。そうじゃないとドラマにならないし」
身も蓋もない理屈だ。それが私の顔から伝わったのか夫はとってつけたように理屈を張り付ける。
「ほら、谷崎も織田も死んだとき浴槽で全裸だった。それが理由」
「お風呂入るんだから全裸であってるんじゃない?」
「よーく考えて、例えば君が自殺するとして全裸で死ぬ?」
私はイメージする。もう人生に疲れて私は手首を切る。そのとき全裸だろうか? いや、無理だ。警察とか大家さんに発見されたとき全裸というのは恥ずかしい。服は着る。それもそこそこいい服を。
「いいえ、服を着ます。私は文明人です」
「そういうこと、だから谷崎は誰かに誘われて風呂に入って殺された。付け加えるなら同じ死に方をした織田も他殺だとおもうな」
夫はさらにペンを走らせて『織田死亡:谷崎と息子の間くらい』に他殺の二文字を加える。
「で、犯人はだれなの?」
「さぁ? 分かんない」
「こんなに考えて?」
「そう。最初に言ったじゃないか。あんまり入ってこなくって」
この夫はそうなのである。細かいのに最後が閉まらない。
「……でも、犯人候補は元奥さん、九条、刑事さん、ヤクザのボス、破門された人、探偵さんの6人に絞れたよね」
「それって絞ってる? まぁいいけど、この全員は23時にアリバイはないよね」
おそらくそうだと思う。ドラマの中ではアリバイには触れられていなかった。つまり誰でもできた、と言える。
「この中で怪しいのは元奥さん、刑事さんだね」
「なんで、そう思うの?」
「俳優がそこそこ有名だった」
「メタじゃない?」
「メタでもいいんだよ。それにそれぞれ怪しいムーブがあった」
「どの辺?」
私が尋ねると夫は『元妻:怪しいポイント』と書いた。
>九条天里が私を憎んでいるというのならお門違いも甚だしい。
>谷崎と別れて心機一転、真面目に生きる女性になれた気がしたのだけど……
「元奥さんは息子が殺された理由を自分への憎しみだと思っていた。それって変じゃないかな。普通、子供が殺されたら子供自身を狙ったものだと思わないかな?」
「ああ、なるほど。子供を狙った猟奇犯って感じね」
「そうそう。でもこの元奥さんはそうは思わなかった薄暗いところが多いんだろうね。だから、犯人ポイントはありだよね。家庭内暴力を振るっていた旦那にだんだん似てきた、とかいろいろ理屈はつけられそうだし」
「次!」
「刑事さんも怪しい。そもそも子供が殺されて、その片親に1カ月半も事情聴取をしないとかおかしいよね」
「それは九条っていう一番怪しい容疑者がいたからじゃないの?」
「でも、その九条は元旦那の新しい女で息子殺しの容疑者だよ。普通はすぐに話を聞く相手だよ。それを1カ月半放置はかなり怪しい」
「うーん、そう言われればそうかも。刑事さんは他にも元奥さんに探偵を雇うな、とか言ってたよね」
「それなんだけど、一カ月半も死体が放置されている家の匂いってヤバいと思うんだよね。でも、元奥さんと探偵が訪れたとき旦那の部屋が臭い、という話はなかった。つまり、元旦那の死体は元奥さんたちが訪れる前に見つかっていたんじゃないかな?」
「えっ? ならどうして刑事さんはそれを元奥さんに伝えてないの?」
「それは刑事さんが元奥さんが息子と元旦那を殺したと疑っていたから。だって、奥さんからすれば元旦那が死んで、息子が死ねば、恨み晴らせて、子育てからも解放される。愛情を考えなければ良いことだらけに見えないこともない」
ほう、と私は息を吐く。確かに警察が元旦那に会いに行かない理由はない。元旦那の死体が一カ月半より前に見つけられていたのなら、警察は元奥さんを容疑者としてマークして、探偵にあったり、探偵と元旦那の家に行くのを掴んでいることにも納得がいく。
「なんかそれらしくなってきたけど、元奥さんは九条が息子を誘拐するなんて予想できるもの?」
「できないだろうね。なんせ、元奥さんは九条との関係が薄い。彼女が谷崎に復縁を迫るために息子を誘拐するとか予想は難しいだろうね」
「だめじゃん!」
私は必死に書き溜められてきた裏紙を叩く。
「まぁ、動機が薄いって意味では、ヤクザのボスも部下を殺す理由はないし、織田なんかろくな関係がない。破門された人は刑務所にいるから鼻から犯行は無理。裁判の期間も含めたら一番犯人から遠いよね。探偵さんは動機がない」
「犯人いなくなった……」
「これぞ、誰もいなくなったってやつだね」
楽しそうに笑う夫の腹をつねると、いたた、という叫び声と「もう、一人もう一人残ってるから」と絞り出すように夫が言う。
「誰?」
「息子」
「息子? 殺されてるのに」
「殺されてるけど、死んだ順番なら谷崎あるいは織田で最後が息子の順番だ。息子には二人を殺すことはできる」
「やばば、な意見だね。でも息子が谷崎と織田を殺す動機ってなに?」
「それはこれかな」
夫の手が動く。
>裕翔はアイツに心を開いているようでいなかった。何度も彼がアイツの暴力から私を救ってくれた事があるから。
「息子は暴力を振るう谷崎に最初から殺意を持っていた?」
「そう、もっと言えば女性に手を出す男性全般に殺意を持っていたがより正しいかな。お母さんみたいな被害者を増やしてはいけない。みたいな素朴でバカみたいな正義感からの殺意だ。
そもそも、どうやって息子は九条に誘拐されたのか? そこがこのドラマではすっぽりぬけているんだ。そのくせに九条と息子は連れ立っているところ目撃されている。それはこの二人がかなりの時間、行動を共にしていたことになる。普通、誘拐するなら監禁して誰かに見られないようにするはずなのにしていないのはこの二人にはやることがあったから」
「それが谷崎と織田の殺害?」
「そう、九条は息子に言ったんじゃないかな。私は織田っていう男にひどい目に合わせられたのに谷崎は何もしてくれなかった。でも、まだ未練があってどうしても会いたいの、と。これを聞いた息子は谷崎と織田につよい殺意を抱いた。そこで息子は織田に報復すると言って九条に協力をさせた」
「どんな協力?」
「織田は派手に遊んでいたみたいだから、家に嬢として息子を連れて行った」
「はっ?! そんなこと」
「できないことはないよね。10歳の男の子なら女性物の服と化粧をすればそれらしく見えるだろう。そして、織田はそれに乗ったシャワーを浴びる、とか言って全裸になったところを剃刀かなんかでざくっと! で織田は死亡。あとは遺書を書いてずらかるだけだ。九条はこのころから息子が怖くなったはずだ。だけど、彼女には谷崎に会うという目標があった。そのために息子と離れるわけにもいかず、そのまま息子に従った」
「……なるほど。で、谷崎は?」
「織田を殺したあと、息子はおそらく元の服装に着替えたんじゃないかな。小学校が終わったあと20時まで目撃がないのは息子が女装して織田を殺していたからだとすればまぁ辻褄はあうだろ。そして、息子と九条は谷崎と会った。場所は彼の家だ。当然、谷崎は怒っていただろう。なんせ、別れた女が息子をダシに押しかけてきたんだ。手の一つくらい出たかもしれない。息子の静かな殺意はさらに燃えたかもしれない。息子はヒートアップする父親に落ち着くことをすすめたのか。久しぶりに親子水入らずで風呂に入ろうと誘ったのか。どうにか手を尽くして父親を無防備にさせた。あとは織田と同じだ。首を切っておしまい」
「……ない、とは言わない。でも、そのあとは息子は撲殺されてる。それは誰が?」
「誰って息子本人だよ」
「はっ、えっ?」
「自殺だよ。谷崎を殺したあと九条と息子はもめたはずだ。それが公園だったのだろう。口論になって息子は九条に手が出た。それは自分が嫌悪した父親と同じ姿だ。彼は絶望した。自分は父親に似てきている。いずれ父親のようになってしまう。結果、彼は公園にある遊具で自殺した。ブランコなんてちょうどいいだろうね。勢いをつけて遊具のパイプに飛び込んだり、巻き込まれればいずれはひどい一撃になる。それが息子の死因さ」
「じゃ、谷崎の車で見つかった凶器は?」
「息子は最後まで九条を庇ったんだろうね。息子が自殺すればそれは九条の犯行とされかねない。だから、彼は自殺を父親の犯行に見せかける稚拙な偽装をした。それが『思い出の場所』の車に入れられた凶器だ。それらしい金属パイプに傷口の血をつけて彼は九条に隠しに行かせた。これでどうかな」
「まぁ、いいけど。これって正しいの?」
「さぁ、ドラマの犯人当てなんだからこんな感じでいいんじゃない? それに冤罪事件ってドラマの中で言ってたから、九条は殺人犯にはならなかったみたいだ。その割に別の犯人が裁判で裁かれた様子もないし、それは息子は自殺した、と認められたからなんじゃないかな」
「まぁ、理屈はつくのかなぁ?」
私は頭を掻きながら夫の推理をドラマの懸賞応募画面に入力する。
「まぁ、いいんじゃない。ドラマなんだから」
「それもそうか」
私は応募フォームのボタンを押した。
作中劇ならこんな感じが、私の好み
[一言]
「で、誰が犯人だと思う?」
私は夫に問いかけると夫は、何とも言えない顔をした。彼がこういう顔をするときはへんに考え込んでいるときだ。
「このテレビドラマ。犯人当てに懸賞ついてるから真剣に見てって言ったよね」
景品は最近のテレビにしては豪華で旅行券十万円分だ。私と夫が二人で国内旅行に行くには十分な金額だ。
「まぁ、見てたけど。なんかあんまり入ってこなくてさ」
「どの辺が?」
「まず、死んだ3人の死んだ時系列がよく分かんなくて」
夫はテーブルの脇に積まれていたDMの束から裏紙を引き出すと、真ん中に『息子死亡:6月9日23時』と書き込んだ。
「それなら、このあと谷崎ってお父さんが自殺したんでしょ?」
ドラマでは九条という誘拐犯が、23時に息子と谷崎を会わせた、と言っていたからだ。だが、夫は不満があるらしくペンを走らせない。こういうときは何か言いたいのだろうと私が黙っていると夫はつらつらと文章を書いた。どうやらドラマのなかで語られた内容らしい。
>谷崎俊一朗は死後一カ月半は経過している
>何ならばその時系列は裕翔が殺害された日にあたるとまで知らされた。
>彼が自殺したのが裕翔の殺された日と同じ日だなんて。
「このとおり、谷崎の自殺が息子のあとだと変なんだよ」
「どこが?」
「え、分かんない? 息子が殺されたのは23時なんだよ。そのあとに谷崎が自殺したら24時を過ぎてると思うんだよね」
「いいじゃない。そんなの24時を過ぎたら魔法が解けるシンデレラってわけじゃないんだし」
「いやいや、24時過ぎちゃったら6月10日になってるんだよ。息子の殺された次の日になってる。だから、谷崎って人は息子が殺される以前に死んでなくちゃおかしいよ」
夫は裏紙に『谷崎死亡:23時以前』と書き込んだ。
「相変わらず細かいとこあるよね?」
「そう? 普通じゃない」
彼はそういうが料理本のレシピをグラム単位で軽量したり、弱火が何キロカロリーの熱量か調べるような人間は細かい人間だと私は思う。
「残り一人の織田ってひとは谷崎と息子の間ってことは推察できるけど判断はできない」
そう言って彼は文章を付け加える。
『織田死亡:谷崎と息子の間くらい』
>彼(織田)も自宅浴槽で谷崎のように自殺した。丁度、裕翔君そして谷崎が死んだぐらいの時にね。
「ええ、そうかなぁ。別に息子を殺して、急いで家に帰って自殺すればなんとか23時59分くらいに死ねるんじゃない?」
「ギリギリだなぁ。それに凶器を車に積んで『思い出の場所』とやらに車を置きに行かないといけない。車を置いてくるってことは帰りはもちろん徒歩だ。時間がかかると思う」
「ほら、ドラマに出てきた探偵事務所と谷崎の家が5分くらいって言ってたし、すごく近い範囲で起きた事件なんじゃない?」
私が提案すると夫は文字通り口をへの字に曲げたまま手を動かす。
>彼の家は何なら此処から近い
「だとしたら、谷崎の家⇒ 徒歩5分 ⇒探偵事務所⇒ 徒歩5分以上 ⇒元奥さんの家になるよね。公園の位置は分からないけど」
「ほらいける。23時に息子を殺して、10分以内に行ける『思い出の場所』に車と凶器を置いて、10分で自宅に戻る。こまごました作業入れても30分で戻れるんじゃない?」
「おかしいおかしい、車で10分以内の『思い出の場所』から徒歩10分では帰れない。最低でも30分はかかるよ。で、そのあと風呂に湯を張って全裸になって首を切る、なんてできるわけない」
「うーん、『思い出の場所』がめっちゃ公園に近いとか?」
「それだと警察が気づくんじゃない? だって谷崎が死んでから1カ月半は車を放置してるんだよ。観光地の駐車場とかならすぐに迷惑自動車として通報されてるよ。そうなれば谷崎の発見はもっと早かったはずだ」
「じゃー、谷崎は息子より前に死んだってことでいいよ」
私が認めると夫は嬉しそうに笑う。
「でも、息子を殺す前に谷崎が自殺する理由ってあるの?」
「ないんじゃない? なんか良くある感じの悪い人ってキャラだったし」
「じゃダメじゃん。自殺しないといけないんだよ」
「谷崎は自殺じゃないくて殺されたんだとしたら?」
夫は『谷崎死亡:23時以前』に『他殺』と付け加える。
「刑事さんは自殺って言ってたよ」
「メタいけどミステリーの自殺は他殺なんだよ。そうじゃないとドラマにならないし」
身も蓋もない理屈だ。それが私の顔から伝わったのか夫はとってつけたように理屈を張り付ける。
「ほら、谷崎も織田も死んだとき浴槽で全裸だった。それが理由」
「お風呂入るんだから全裸であってるんじゃない?」
「よーく考えて、例えば君が自殺するとして全裸で死ぬ?」
私はイメージする。もう人生に疲れて私は手首を切る。そのとき全裸だろうか? いや、無理だ。警察とか大家さんに発見されたとき全裸というのは恥ずかしい。服は着る。それもそこそこいい服を。
「いいえ、服を着ます。私は文明人です」
「そういうこと、だから谷崎は誰かに誘われて風呂に入って殺された。付け加えるなら同じ死に方をした織田も他殺だとおもうな」
夫はさらにペンを走らせて『織田死亡:谷崎と息子の間くらい』に他殺の二文字を加える。
「で、犯人はだれなの?」
「さぁ? 分かんない」
「こんなに考えて?」
「そう。最初に言ったじゃないか。あんまり入ってこなくって」
この夫はそうなのである。細かいのに最後が閉まらない。
「……でも、犯人候補は元奥さん、九条、刑事さん、ヤクザのボス、破門された人、探偵さんの6人に絞れたよね」
「それって絞ってる? まぁいいけど、この全員は23時にアリバイはないよね」
おそらくそうだと思う。ドラマの中ではアリバイには触れられていなかった。つまり誰でもできた、と言える。
「この中で怪しいのは元奥さん、刑事さんだね」
「なんで、そう思うの?」
「俳優がそこそこ有名だった」
「メタじゃない?」
「メタでもいいんだよ。それにそれぞれ怪しいムーブがあった」
「どの辺?」
私が尋ねると夫は『元妻:怪しいポイント』と書いた。
>九条天里が私を憎んでいるというのならお門違いも甚だしい。
>谷崎と別れて心機一転、真面目に生きる女性になれた気がしたのだけど……
「元奥さんは息子が殺された理由を自分への憎しみだと思っていた。それって変じゃないかな。普通、子供が殺されたら子供自身を狙ったものだと思わないかな?」
「ああ、なるほど。子供を狙った猟奇犯って感じね」
「そうそう。でもこの元奥さんはそうは思わなかった薄暗いところが多いんだろうね。だから、犯人ポイントはありだよね。家庭内暴力を振るっていた旦那にだんだん似てきた、とかいろいろ理屈はつけられそうだし」
「次!」
「刑事さんも怪しい。そもそも子供が殺されて、その片親に1カ月半も事情聴取をしないとかおかしいよね」
「それは九条っていう一番怪しい容疑者がいたからじゃないの?」
「でも、その九条は元旦那の新しい女で息子殺しの容疑者だよ。普通はすぐに話を聞く相手だよ。それを1カ月半放置はかなり怪しい」
「うーん、そう言われればそうかも。刑事さんは他にも元奥さんに探偵を雇うな、とか言ってたよね」
「それなんだけど、一カ月半も死体が放置されている家の匂いってヤバいと思うんだよね。でも、元奥さんと探偵が訪れたとき旦那の部屋が臭い、という話はなかった。つまり、元旦那の死体は元奥さんたちが訪れる前に見つかっていたんじゃないかな?」
「えっ? ならどうして刑事さんはそれを元奥さんに伝えてないの?」
「それは刑事さんが元奥さんが息子と元旦那を殺したと疑っていたから。だって、奥さんからすれば元旦那が死んで、息子が死ねば、恨み晴らせて、子育てからも解放される。愛情を考えなければ良いことだらけに見えないこともない」
ほう、と私は息を吐く。確かに警察が元旦那に会いに行かない理由はない。元旦那の死体が一カ月半より前に見つけられていたのなら、警察は元奥さんを容疑者としてマークして、探偵にあったり、探偵と元旦那の家に行くのを掴んでいることにも納得がいく。
「なんかそれらしくなってきたけど、元奥さんは九条が息子を誘拐するなんて予想できるもの?」
「できないだろうね。なんせ、元奥さんは九条との関係が薄い。彼女が谷崎に復縁を迫るために息子を誘拐するとか予想は難しいだろうね」
「だめじゃん!」
私は必死に書き溜められてきた裏紙を叩く。
「まぁ、動機が薄いって意味では、ヤクザのボスも部下を殺す理由はないし、織田なんかろくな関係がない。破門された人は刑務所にいるから鼻から犯行は無理。裁判の期間も含めたら一番犯人から遠いよね。探偵さんは動機がない」
「犯人いなくなった……」
「これぞ、誰もいなくなったってやつだね」
楽しそうに笑う夫の腹をつねると、いたた、という叫び声と「もう、一人もう一人残ってるから」と絞り出すように夫が言う。
「誰?」
「息子」
「息子? 殺されてるのに」
「殺されてるけど、死んだ順番なら谷崎あるいは織田で最後が息子の順番だ。息子には二人を殺すことはできる」
「やばば、な意見だね。でも息子が谷崎と織田を殺す動機ってなに?」
「それはこれかな」
夫の手が動く。
>裕翔はアイツに心を開いているようでいなかった。何度も彼がアイツの暴力から私を救ってくれた事があるから。
「息子は暴力を振るう谷崎に最初から殺意を持っていた?」
「そう、もっと言えば女性に手を出す男性全般に殺意を持っていたがより正しいかな。お母さんみたいな被害者を増やしてはいけない。みたいな素朴でバカみたいな正義感からの殺意だ。
そもそも、どうやって息子は九条に誘拐されたのか? そこがこのドラマではすっぽりぬけているんだ。そのくせに九条と息子は連れ立っているところ目撃されている。それはこの二人がかなりの時間、行動を共にしていたことになる。普通、誘拐するなら監禁して誰かに見られないようにするはずなのにしていないのはこの二人にはやることがあったから」
「それが谷崎と織田の殺害?」
「そう、九条は息子に言ったんじゃないかな。私は織田っていう男にひどい目に合わせられたのに谷崎は何もしてくれなかった。でも、まだ未練があってどうしても会いたいの、と。これを聞いた息子は谷崎と織田につよい殺意を抱いた。そこで息子は織田に報復すると言って九条に協力をさせた」
「どんな協力?」
「織田は派手に遊んでいたみたいだから、家に嬢として息子を連れて行った」
「はっ?! そんなこと」
「できないことはないよね。10歳の男の子なら女性物の服と化粧をすればそれらしく見えるだろう。そして、織田はそれに乗ったシャワーを浴びる、とか言って全裸になったところを剃刀かなんかでざくっと! で織田は死亡。あとは遺書を書いてずらかるだけだ。九条はこのころから息子が怖くなったはずだ。だけど、彼女には谷崎に会うという目標があった。そのために息子と離れるわけにもいかず、そのまま息子に従った」
「……なるほど。で、谷崎は?」
「織田を殺したあと、息子はおそらく元の服装に着替えたんじゃないかな。小学校が終わったあと20時まで目撃がないのは息子が女装して織田を殺していたからだとすればまぁ辻褄はあうだろ。そして、息子と九条は谷崎と会った。場所は彼の家だ。当然、谷崎は怒っていただろう。なんせ、別れた女が息子をダシに押しかけてきたんだ。手の一つくらい出たかもしれない。息子の静かな殺意はさらに燃えたかもしれない。息子はヒートアップする父親に落ち着くことをすすめたのか。久しぶりに親子水入らずで風呂に入ろうと誘ったのか。どうにか手を尽くして父親を無防備にさせた。あとは織田と同じだ。首を切っておしまい」
「……ない、とは言わない。でも、そのあとは息子は撲殺されてる。それは誰が?」
「誰って息子本人だよ」
「はっ、えっ?」
「自殺だよ。谷崎を殺したあと九条と息子はもめたはずだ。それが公園だったのだろう。口論になって息子は九条に手が出た。それは自分が嫌悪した父親と同じ姿だ。彼は絶望した。自分は父親に似てきている。いずれ父親のようになってしまう。結果、彼は公園にある遊具で自殺した。ブランコなんてちょうどいいだろうね。勢いをつけて遊具のパイプに飛び込んだり、巻き込まれればいずれはひどい一撃になる。それが息子の死因さ」
「じゃ、谷崎の車で見つかった凶器は?」
「息子は最後まで九条を庇ったんだろうね。息子が自殺すればそれは九条の犯行とされかねない。だから、彼は自殺を父親の犯行に見せかける稚拙な偽装をした。それが『思い出の場所』の車に入れられた凶器だ。それらしい金属パイプに傷口の血をつけて彼は九条に隠しに行かせた。これでどうかな」
「まぁ、いいけど。これって正しいの?」
「さぁ、ドラマの犯人当てなんだからこんな感じでいいんじゃない? それに冤罪事件ってドラマの中で言ってたから、九条は殺人犯にはならなかったみたいだ。その割に別の犯人が裁判で裁かれた様子もないし、それは息子は自殺した、と認められたからなんじゃないかな」
「まぁ、理屈はつくのかなぁ?」
私は頭を掻きながら夫の推理をドラマの懸賞応募画面に入力する。
「まぁ、いいんじゃない。ドラマなんだから」
「それもそうか」
私は応募フォームのボタンを押した。
∀・)ご推理ありがとうございます♪♪♪
∀・)まさかのコーチャーさんの登場にメチャクチャ僕は盛り上がりました(笑)これが湧かない筈がないです(笑)そして凄く嬉しかったです☆☆☆彡
∀・)本作がドラマでそのドラマを観ていた夫婦が考えるっていう設定ですね。これがとても面白いなと思いました。
A・;)え~と本作における「リアルな辻褄合わせ」に関しては名ミステリーを手掛けられるコーチャー様や皆様には及ばないのは確かだと思いますね。だけどいい訳するワケじゃないですが、看板作ドロップアウト執筆もあり、また普段からこういう作品を書いているワケでもご愛顧をお願いしますねとまず1つお願いをしておきます(笑)
∀・)谷崎の遺体に関して確かに異臭がしないと可笑しい話ではあるのですが、パターンとしては2つあるなと僕は思いました。1つはそのアパートがとても綺麗とは言えない酷い建物だった事(笑)もう1つはそもそも高嶋探偵の案内した場所が谷崎の家ではなかった事。元木刑事へリークしたのはもう高嶋探偵以外に考えられないですからね。まぁでも、詰まるところ「ドラマだから許してね。てへぺろ☆」って事です(笑)
∀・)ただ「ドラマだから許してね」って点でいくならコーチャーさんの裕翔犯人説はとても面白いなぁと思いました。発想的には鳥籠先生のつくられたミステリーゲーム「神林家殺人事件」に通じるものがありますね。ああいうメタを衒った展開も凄くいいなぁと思いました。
∀・)正直この手の企画にアナタがきたらアナタは最強だと想います(笑)事実いただいた推理のなかでは1番好きではありました。が、本作のこの企画をすごく盛り上げてくださった御方もいらっしゃいますので……う~ん、凄く悩ましいですね……ですが1番好きだし印象に残った推理だったとは言っておきます。ご参加ありがとうございました☆☆☆彡
∀・)まさかのコーチャーさんの登場にメチャクチャ僕は盛り上がりました(笑)これが湧かない筈がないです(笑)そして凄く嬉しかったです☆☆☆彡
∀・)本作がドラマでそのドラマを観ていた夫婦が考えるっていう設定ですね。これがとても面白いなと思いました。
A・;)え~と本作における「リアルな辻褄合わせ」に関しては名ミステリーを手掛けられるコーチャー様や皆様には及ばないのは確かだと思いますね。だけどいい訳するワケじゃないですが、看板作ドロップアウト執筆もあり、また普段からこういう作品を書いているワケでもご愛顧をお願いしますねとまず1つお願いをしておきます(笑)
∀・)谷崎の遺体に関して確かに異臭がしないと可笑しい話ではあるのですが、パターンとしては2つあるなと僕は思いました。1つはそのアパートがとても綺麗とは言えない酷い建物だった事(笑)もう1つはそもそも高嶋探偵の案内した場所が谷崎の家ではなかった事。元木刑事へリークしたのはもう高嶋探偵以外に考えられないですからね。まぁでも、詰まるところ「ドラマだから許してね。てへぺろ☆」って事です(笑)
∀・)ただ「ドラマだから許してね」って点でいくならコーチャーさんの裕翔犯人説はとても面白いなぁと思いました。発想的には鳥籠先生のつくられたミステリーゲーム「神林家殺人事件」に通じるものがありますね。ああいうメタを衒った展開も凄くいいなぁと思いました。
∀・)正直この手の企画にアナタがきたらアナタは最強だと想います(笑)事実いただいた推理のなかでは1番好きではありました。が、本作のこの企画をすごく盛り上げてくださった御方もいらっしゃいますので……う~ん、凄く悩ましいですね……ですが1番好きだし印象に残った推理だったとは言っておきます。ご参加ありがとうございました☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 10時48分
[良い点]
えーと、もう締切まで時間ないので、急いで遥の視点行きます!!
[気になる点]
裕翔の殺害状況と九条に動機がないことや物的証拠の多さとアリバイのない割に、裁判が九条に有利に進みむこと、元木や高嶋からの情報から背後に巨悪が隠れていると思った遥は、真相を探るために九条に近づく。
ついに九条から五味の関与を嗅ぎつけたが、裕翔を殺したのは変質者の格好をした「谷崎」だと(九条はそう思い込んでるので)主張され、手詰まりに。
九条を自殺に見せかけて殺し、彼女が持っていた情報漏洩を恐れた暴力団の接触を待ったが、誰も何も言ってこない。
実は丸谷や高嶋や元木の捜査で追い詰められた五味は既に組に消されていた。
そして権力に全ては消され、元木に「真相は永遠に葬られた」と聞かされた遥は、九条との苦痛の年月と殺人までしたのに何もならなかったことに絶望して、自ら命を絶つ。
[一言]
うーん、ミステリック・リバーの「最後の指さし」を入れたかったけど、流れ的に無理でした笑。
色々と無理やゴリ押しがあったけれど、一応これで完結です。
捜査一課とかこんな感じに断片情報を組み立てて捜査してるのかなあ。
大変な作業だなあと実感しました!
なお、この真相はキムタクの「HERO」と竹内結子さんの「ストロベリー・ナイト」、織田裕二の「踊る捜査線」等を参考にしてます。
年齢バレる感じのタイトルですが、日本を離れて25年は日本ドラマはほとんど見れていないので、古い設定ですがご容赦ください笑。
さて、続き楽しみにしてますねー。
えーと、もう締切まで時間ないので、急いで遥の視点行きます!!
[気になる点]
裕翔の殺害状況と九条に動機がないことや物的証拠の多さとアリバイのない割に、裁判が九条に有利に進みむこと、元木や高嶋からの情報から背後に巨悪が隠れていると思った遥は、真相を探るために九条に近づく。
ついに九条から五味の関与を嗅ぎつけたが、裕翔を殺したのは変質者の格好をした「谷崎」だと(九条はそう思い込んでるので)主張され、手詰まりに。
九条を自殺に見せかけて殺し、彼女が持っていた情報漏洩を恐れた暴力団の接触を待ったが、誰も何も言ってこない。
実は丸谷や高嶋や元木の捜査で追い詰められた五味は既に組に消されていた。
そして権力に全ては消され、元木に「真相は永遠に葬られた」と聞かされた遥は、九条との苦痛の年月と殺人までしたのに何もならなかったことに絶望して、自ら命を絶つ。
[一言]
うーん、ミステリック・リバーの「最後の指さし」を入れたかったけど、流れ的に無理でした笑。
色々と無理やゴリ押しがあったけれど、一応これで完結です。
捜査一課とかこんな感じに断片情報を組み立てて捜査してるのかなあ。
大変な作業だなあと実感しました!
なお、この真相はキムタクの「HERO」と竹内結子さんの「ストロベリー・ナイト」、織田裕二の「踊る捜査線」等を参考にしてます。
年齢バレる感じのタイトルですが、日本を離れて25年は日本ドラマはほとんど見れていないので、古い設定ですがご容赦ください笑。
さて、続き楽しみにしてますねー。
エピソード9
∀・)ご推理ありがとうございます♪♪♪
∀・)前回の推理に遥さんのドラマを足したものになりますね。本作の真相にかなり迫ったものになっているように感じます。「ミステリックリバー」を参考にしたのは「主人公の認識における誤解」「思いもよらなかった事実とその奇妙な運命」であります。もっとも映画のほうがそこはしっかりとしたシナリオで汲まれているワケですが……
>>丸谷や高嶋や元木の捜査で追い詰められた五味は既に組に消されていた。
∀・)ここは本作本筋と日置さんの想像でまた流れは違うのでしょうが、そんなことにもなっているんじゃないかなとも思いました。元木さんが正義感のある刑事さんなら織田の罪を暴けなかったぶん、事件の背後で確実に動いていた五味を葬らんと動きそうな気はしますものね。まぁ彼女が正義感のある刑事さんであればですが……。高嶋探偵と元木さんが繋がっていたのもまた確実ですし。
∀・)キムタクの「HERO」と竹内結子さんの「ストロベリー・ナイト」、織田裕二の「踊る捜査線」とは僕が10代のときにテレビを彩っていた名作ドラマの数々ですね。懐かしいです(笑)サスペンスドラマでもオシャレな雰囲気が光る感じですね。本作もキャストが目立つ仕様ですのでリアルにその面子をたたせるなら、そういう感じのドラマがいいのでしょうけどね~。
∀・)前回の推理に遥さんのドラマを足したものになりますね。本作の真相にかなり迫ったものになっているように感じます。「ミステリックリバー」を参考にしたのは「主人公の認識における誤解」「思いもよらなかった事実とその奇妙な運命」であります。もっとも映画のほうがそこはしっかりとしたシナリオで汲まれているワケですが……
>>丸谷や高嶋や元木の捜査で追い詰められた五味は既に組に消されていた。
∀・)ここは本作本筋と日置さんの想像でまた流れは違うのでしょうが、そんなことにもなっているんじゃないかなとも思いました。元木さんが正義感のある刑事さんなら織田の罪を暴けなかったぶん、事件の背後で確実に動いていた五味を葬らんと動きそうな気はしますものね。まぁ彼女が正義感のある刑事さんであればですが……。高嶋探偵と元木さんが繋がっていたのもまた確実ですし。
∀・)キムタクの「HERO」と竹内結子さんの「ストロベリー・ナイト」、織田裕二の「踊る捜査線」とは僕が10代のときにテレビを彩っていた名作ドラマの数々ですね。懐かしいです(笑)サスペンスドラマでもオシャレな雰囲気が光る感じですね。本作もキャストが目立つ仕様ですのでリアルにその面子をたたせるなら、そういう感じのドラマがいいのでしょうけどね~。
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 10時30分
[良い点]
昼のサスペンス風に真相を推理しました♪
[気になる点]
昔、織田少年の起こした性犯罪をもみ消すために、織田の親は病院従業員の子である五味少年に罪を着せ、被害者である九条少女の親には金を渡して口止めをした。
裁判で冤罪が暴かれないよう病院から司法官僚へ多額の賄賂が流れ、それを追っていた記者の高嶋は新聞社をクビになり探偵となって独自に調査を続け、上層部の方針に反発した当時の担当刑事(元木の父)は、なぜか突然起こった(政治家との癒着が噂される)暴力団の抗争に巻き込まれて殉職。
当時元木の父とコンビを組んでいた丸谷は、相棒の死の真相を突き止めるためマルボウへ。高嶋や元木恵子とは定期的に情報交換をしていて、五味の事件についても関与を調べていたために知り合いだった。
五味は裁判後に少年院へ送られ、残された家族は一家心中。九条は無実の五味を犯罪者にした罪悪感と娘の身より金を選んだ親を憎んで家出。この三人が東京で再会したことから、過去の復讐劇がスタートした。
少年院を出てから暴力団に入って、当時の冤罪判決の真相を探りながら織田家への復讐の機会を伺っていた五味は、ゲームセンターで働く九条を見かけ、配下の谷崎に彼女を誘惑させて風俗に落としてから偶然を装って接触。織田への復讐を持ちかける。
五味は悪い仲間や店の女の子を使って織田を巧みに風俗へ誘い、そこで過去の犯罪の真相を握る九条に再会させた。「真実を話して社会的責任を取れ」と迫られた織田は逆上して九条の首を絞めるが、寸でのところで谷崎に止められる。
九条は暴行罪で織田を警察に突き出し、過去の件も明らかにしようとしたが、谷崎は「金づるだから」と通報より恐喝をすることを選択。親だけでなく男まで自分を金で売ったことで、過去の事件のトラウマとフラバに苦しみ、九条は谷崎を憎むようになり離縁することに。
一方、谷崎は織田に暴行を重ねて金をむしり取っているうちに、五味と織田の過去の関係を知り、五味が織田に復讐しようとしていることに気付く。
それを利用して幹部への昇格を画策。織田への復讐を遂げれば谷崎に弱みを握られることになる五味は谷崎も消すことにして、九条に「織田を訴えるように説得しよう」と嘘をついて協力を求める。
呼び出した谷崎を説得しやすいよう、愛息の裕翔を誘拐し公園に待機していた九条。そこに過去の事件のときと同じ格好をした織田が現れ、パニックになった九条は裕翔を置いて逃げる。実は織田は「谷崎を殺せば共犯として過去の犯罪は忘れてやる」と言われ、五味の指示に従っていた。
視界の悪い暗闇で九条と一緒にいた人間を滅多打ちにした後、織田はそれが谷崎ではなく裕翔であると知る。五味に助けを求めたが見捨てられ、犯罪者としての未来と子を殺された谷崎の復讐に絶望した織田は遺書を書いて自殺。
現場に戻った九条は「谷崎が裕翔を殺した」と思い込んだが、このままでは自分が疑われると五味に連絡。五味の指示で凶器を谷崎の車に乗せ、自分との思い出の場所に運んだ。
五味から「織田を連れて公園に来い」と連絡を受けた谷崎は、織田が自宅で死んでいるのを見て驚き、その足で指定された公園に向かう。
そこで谷崎は裕翔の死体を見つけ、自分のせいで息子が死んだことに絶望し、組織からは逃げられないことを悟る。谷崎は最愛の息子も失い、組織の制裁で生きながら苦しむよりは死ぬべきだと覚悟をしたが、せめてものダイニングメッセージとして織田と同じ死に方を選んだ。
五味は九条に恩を着せて己の関与を口止めするため、暴力団幹部となって集めた証拠を使って、賄賂隠蔽のために邪魔な刑事を始末した過去の事件を持ち出し、九条を無罪にするように画策。裁判官は保身のためにそれを受諾し、現代社会を揺るがす冤罪事件となった。
[一言]
……というのはどうでしょう。
遥さんの見解は抜けてますね~。
この真相に対して、お母さんがどう思ったかについては別途考えますね~。
すっごい真剣にプロット練ってしまった。
この事件の本当の意味での黒幕は五味なのです!
昼サスペンス的に「みんな知り合い」な強引さを入れておきました♪
昼のサスペンス風に真相を推理しました♪
[気になる点]
昔、織田少年の起こした性犯罪をもみ消すために、織田の親は病院従業員の子である五味少年に罪を着せ、被害者である九条少女の親には金を渡して口止めをした。
裁判で冤罪が暴かれないよう病院から司法官僚へ多額の賄賂が流れ、それを追っていた記者の高嶋は新聞社をクビになり探偵となって独自に調査を続け、上層部の方針に反発した当時の担当刑事(元木の父)は、なぜか突然起こった(政治家との癒着が噂される)暴力団の抗争に巻き込まれて殉職。
当時元木の父とコンビを組んでいた丸谷は、相棒の死の真相を突き止めるためマルボウへ。高嶋や元木恵子とは定期的に情報交換をしていて、五味の事件についても関与を調べていたために知り合いだった。
五味は裁判後に少年院へ送られ、残された家族は一家心中。九条は無実の五味を犯罪者にした罪悪感と娘の身より金を選んだ親を憎んで家出。この三人が東京で再会したことから、過去の復讐劇がスタートした。
少年院を出てから暴力団に入って、当時の冤罪判決の真相を探りながら織田家への復讐の機会を伺っていた五味は、ゲームセンターで働く九条を見かけ、配下の谷崎に彼女を誘惑させて風俗に落としてから偶然を装って接触。織田への復讐を持ちかける。
五味は悪い仲間や店の女の子を使って織田を巧みに風俗へ誘い、そこで過去の犯罪の真相を握る九条に再会させた。「真実を話して社会的責任を取れ」と迫られた織田は逆上して九条の首を絞めるが、寸でのところで谷崎に止められる。
九条は暴行罪で織田を警察に突き出し、過去の件も明らかにしようとしたが、谷崎は「金づるだから」と通報より恐喝をすることを選択。親だけでなく男まで自分を金で売ったことで、過去の事件のトラウマとフラバに苦しみ、九条は谷崎を憎むようになり離縁することに。
一方、谷崎は織田に暴行を重ねて金をむしり取っているうちに、五味と織田の過去の関係を知り、五味が織田に復讐しようとしていることに気付く。
それを利用して幹部への昇格を画策。織田への復讐を遂げれば谷崎に弱みを握られることになる五味は谷崎も消すことにして、九条に「織田を訴えるように説得しよう」と嘘をついて協力を求める。
呼び出した谷崎を説得しやすいよう、愛息の裕翔を誘拐し公園に待機していた九条。そこに過去の事件のときと同じ格好をした織田が現れ、パニックになった九条は裕翔を置いて逃げる。実は織田は「谷崎を殺せば共犯として過去の犯罪は忘れてやる」と言われ、五味の指示に従っていた。
視界の悪い暗闇で九条と一緒にいた人間を滅多打ちにした後、織田はそれが谷崎ではなく裕翔であると知る。五味に助けを求めたが見捨てられ、犯罪者としての未来と子を殺された谷崎の復讐に絶望した織田は遺書を書いて自殺。
現場に戻った九条は「谷崎が裕翔を殺した」と思い込んだが、このままでは自分が疑われると五味に連絡。五味の指示で凶器を谷崎の車に乗せ、自分との思い出の場所に運んだ。
五味から「織田を連れて公園に来い」と連絡を受けた谷崎は、織田が自宅で死んでいるのを見て驚き、その足で指定された公園に向かう。
そこで谷崎は裕翔の死体を見つけ、自分のせいで息子が死んだことに絶望し、組織からは逃げられないことを悟る。谷崎は最愛の息子も失い、組織の制裁で生きながら苦しむよりは死ぬべきだと覚悟をしたが、せめてものダイニングメッセージとして織田と同じ死に方を選んだ。
五味は九条に恩を着せて己の関与を口止めするため、暴力団幹部となって集めた証拠を使って、賄賂隠蔽のために邪魔な刑事を始末した過去の事件を持ち出し、九条を無罪にするように画策。裁判官は保身のためにそれを受諾し、現代社会を揺るがす冤罪事件となった。
[一言]
……というのはどうでしょう。
遥さんの見解は抜けてますね~。
この真相に対して、お母さんがどう思ったかについては別途考えますね~。
すっごい真剣にプロット練ってしまった。
この事件の本当の意味での黒幕は五味なのです!
昼サスペンス的に「みんな知り合い」な強引さを入れておきました♪
エピソード9
∀・)ご推理ありがとうございます♪♪♪
∀・)大変多くのご感想を残されたうえでのご推理、とても興味深いものがありました。ここまでの群像劇を取り込んだなら、本作もすごい大作になりそうだなぁ(笑)と思いました。遥さんもすごく驚くことでしょうね。
∀・)「五味が怪しい」という視点も間違いないものだと思います。そして日置さんが展開されるそのドラマというのも、本作の本筋とは違いますが、とても魅力的なシナリオだと思うのですね。この企画の醍醐味だと思います。そして日置さんがもしもミステリーを書かれる作家さんなのだとしたら、それは是非とも読んでみたいと想ったりもしました☆☆☆彡
∀・)大変多くのご感想を残されたうえでのご推理、とても興味深いものがありました。ここまでの群像劇を取り込んだなら、本作もすごい大作になりそうだなぁ(笑)と思いました。遥さんもすごく驚くことでしょうね。
∀・)「五味が怪しい」という視点も間違いないものだと思います。そして日置さんが展開されるそのドラマというのも、本作の本筋とは違いますが、とても魅力的なシナリオだと思うのですね。この企画の醍醐味だと思います。そして日置さんがもしもミステリーを書かれる作家さんなのだとしたら、それは是非とも読んでみたいと想ったりもしました☆☆☆彡
- いでっち51号
- 2024年 08月10日 10時14分
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