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[一言]
うーん・・・・・・
現在の学問は複数分野に跨るのが当たり前になっているので、分野で無償化って上手くいくのですかね?
統計学なんて様々な分野で使われてますし、行動経済学は経済学と心理学と社会学と統計のどれも排除なんて出来ません。それでいて専門化が進んでいるので、他人にそれを説明するのも難しいですし。考古学や歴史学も化学、統計、経済学との連携や進出が著しいです。相互交流や複数ジャンルに跨って勉強するのが当たり前になっています。
AI開発なんて、色んな学問の人が関わっていますし・・・・
かといって「~を含む」も無償化=補助金にすると、結局、殆どの学部が無償化されるかと。行動経済学を心理学として、心理学を医療学部にみたいな学部再編や創設をすればいい話ですし。
「じゃあ後進を育てる教育学は必要ないのか」などの批判は必至ですし。

正直、素人が考える「俺が考える実学」ほど、アテにならないものもないのですよね。
共産国の中央官僚が考えた計画経済が悉く失敗するのと同じですね。
まあ今の日本の大学行政も似たような状態なので、これ以上悪くならない可能性はそこそこあるかもです。


あと、高校無償化は「子育て支援」であって、「少子化対策」にはなりません。政府もマスコミも馬鹿が混じるので、ごちゃ混ぜで話されていますが、結論は出ています。
〉親のお金で通えているという自負が強ければ勉強を真面目にやる意力が沸く子も増えます
底辺私立にそんな子供、今も昔もほぼいませんよ。
理想論で机上の空論です。
有償・無償とやる気は、高校進学率が99%な昨今では誤差です。


第二子以降の養子を含む子どもへの現金給付は、ロシアで実績がありますね。
あちらは一括で、平均年収より上くらいのお金を支給しています。
まあ出生率1.5~1.8くらいで頭打ちだったようですけど。



殆どの政策は効果がないか、一旦上がってもすぐに頭打ちになって下がるのが、少子化対策の難点なのですよね。
欧州は移民ブーストもあらゆる政策も頭打ちになって、今は下降傾向が止まってません。
あのチャウシェスクの政策でさえ、すぐに有名無実化して下がってましたし。

「子育て支援策」として割り切って数を撃って、たった数年でも一時的に上がれば万々歳な世界。
そう思ってあらゆる子育て支援策を生ぬるく見守る方が、精神衛生上もよろしいかと。
  • 投稿者: yazu
  • 2024年 06月15日 15時53分
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