感想一覧

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[一言]
真里さんは今どうしているんでしょうね...
  • 投稿者: れな
  • 2013年 12月13日 07時46分
れな様、ご感想有難うございます。

真理がどうなったのか、それを知る術を人は持ち合わせていません。
しかしだからこそ人は死を恐れ、辛くとも懸命に生きているのだと思います。
この作品を通して、少しでも自殺という行為のリスクについて考えて頂ければ幸いです。

最後までお読みいただき、有難うございました。
[良い点]
こちらのお話は「恐れ見よ我が太陽」とリンクしていますね。
死んでしまった「真理」の側から
彼女のどこかナルシスティックな痛みが綴られている点が興味深いです。
真理が気に病む三十人三十一脚の失敗に
「本当はちっぽけなくせに強制力だけは強い集団社会」
が表象されている点も巧いです。
生きている内も死んでからも
「恥さらし」と言われる運命に哀しい皮肉が漂いますね。
[気になる点]
悪い点というのとも少し違いますが、
真理を突き落とす男と若手の刑事は同一人物なのでしょうか?

敢えて内面的に重なる別人として登場させているようにも読めますが、
別人の設定ならばもう少しそれを明確にした方がよろしいかと個人的に感じました。
[一言]
お久しぶりです。
もう少し多様な作品に接して
自作を向上させたいと思い、
こちらでも活動することにしました。
吾妻様、お久しぶりです。ご感想、有難うございます。

彼女の感傷については、自殺する人間の心理をイメージして描きました。
自殺をしたがるのは、不幸な自分に酔っている人、と言うのが私の持論です。
なので真理は悲劇のヒロインぶった、若干鬱陶しいキャラにしたててあります。
恥さらしというのは、本当は死んだあとだけなんだと思います。
なのに、彼女は生きている事を恥と勘違いしてしまった。
極端な話、彼女の人生を不幸にしたのは彼女自身なのです。
それだけ自殺というのは愚かしい行いであると伝われば、と思います。

それにしても毎度吾妻様の鋭さには驚かされます。
最終ページの若手刑事には、実は突き落とした青年という設定がありました。
しかし、短編で深い意味もないのには入れても仕様がないと思い、
それをほのめかす文章は削ってしまった没設定なのです。
大まかの文面はそのままでしたが、まさかそれに気付くとは。
いつもの事ながらお見事です。

こちらのサイトは作品も多いですし、
運営もあちらと比べればしっかりしていそうなので、
いろいろと勉強ができそうです。
お互い頑張っていきましょう。
[良い点]
テンポよく読めました!
面白かったです!
[気になる点]
死ぬ直前、真理はもっとパニックに陥ってもよかったのかなぁ、と。まあ、そんな猶予もなかったのでしょうね。
[一言]
ラストの「親より先に~」の台詞がもの凄く好きでした!
  • 投稿者: 退会済み
  • 23歳~29歳
  • 2011年 10月30日 22時11分
管理
底邸 鹿目論様、ご感想有難うございます。

短編はテンポ良く読める事は最重要であると考えています。
それでいて面白いと感じていただけたなら、短編としては成功と言えるでしょう。
ただ、それを重視する為に真理には青年の意図を死の直前に悟ってもらう形になりました。
パニックに陥らない不自然さはその結果だと思います。
なるほど、彼女は何が起こったのか分かっていないはずですからね、
その辺りの考えは足りなかったと言わざるを得ません。今後の課題としたいと思います。

最後の言葉は私もお気に入りです。
正直、最後の部分はあのセリフの為に入れたといっても過言ではありません。
共感して頂けたなら嬉しい限りです。
最後までお読みいただき、有難うございました。
[良い点]
文章が読みやすく、状況を理解しやすいところがよかった。
ネタバレなので詳しくはかけませんが、最後のほうのあれは良かった。
あれってどれだよ?って話ですが。
[気になる点]
場面転換が少しわかりにくかったかもしれません。
空白行を増やすなりしたほうがいいのではないかと。
[一言]
きょうげんさんの小説は初めて読んだのですが、文章が読みやすくて作品の世界にすっと入り込めたのでとても良かったです。
これからも頑張ってください。
応援しています。
  • 投稿者: 雷星
  • 男性
  • 2011年 10月24日 21時10分
雷星様、ご感想有難うございます。
あれがあの辺なのか、あの辺なのか悩むところですが、
本作は最後の部分を書くためだけの物と言っても過言ではないのでお褒め頂けるのは嬉しいです。

場面転換はとりあえず二行の空白で行っていました。
移転元はページの切り替えを頻繁に行うところだったのでそこでページをめくる形式にしたのですが、
確かに一まとめにするとすこし分かりづらいですね。
どのくらい明ければ良いかを少しずつ研究していきたいと思います。

小説の読みやすさは大事ですよね。語彙があるのは良い事ですが、
難しい言葉を使いすぎると理解できなくなる、という可能性をいつも考えています。
本作が読みやすいと思っていただけたならそう考えた甲斐がありました。
最後までお読みいただき、有難うございました。
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