感想一覧
▽感想を書く[良い点]
張飛と夏侯珠、斬るか斬られるかという緊迫した出会いでしたね。
その後、張飛ですら手を焼くおてんば妻に成長を遂げたというのがなんとも微笑ましいです。
[一言]
一般的に知られる豪快な張飛のキャラだと「家や肩書きがなんでえ!」となりそうですが、
そんな彼が“身分にコンプレックスがあり、名士に弱い”というのはギャップの妙を感じます。
張飛と夏侯珠、斬るか斬られるかという緊迫した出会いでしたね。
その後、張飛ですら手を焼くおてんば妻に成長を遂げたというのがなんとも微笑ましいです。
[一言]
一般的に知られる豪快な張飛のキャラだと「家や肩書きがなんでえ!」となりそうですが、
そんな彼が“身分にコンプレックスがあり、名士に弱い”というのはギャップの妙を感じます。
感想ありがとうございます♪
張飛の妻になった夏侯氏の娘は、郷里で薪を取りに出かけて張飛に捕まったと正史に書いてあるのですが、「いやいやそれ単なる人さらいやん!?」ってなりまして(笑)。なので男勝りの娘さんが周囲が止めるのも聞かずに斥候兵を率いて出かけて、同じく斥候していた張飛に捕まった……ということにしました(笑)。
で、年齢差を考えると親子くらいの間柄になるんで(当時は10歳違うと親呼ばわりしてました)、多分張飛からの視点だと保護者気分だなと(笑)。にもかかわらず子供世代の嫁に頭上がらないと楽しいよなあ、って妄想しながら書きました(笑)。
張飛は自分の生まれが卑しいのを気にしてて、正史を読んでるとそれなりの出である劉備の側に居続けるために社会的地位の高い名士たちに認められようと必死だったことが伝わってきます。なのに名士の側からは「なんで匹夫と付き合わにゃならんのか」なんて言われてたりするんですね。
そういう意味でも、妻となった夏侯氏は張飛のステータスを大きく上げてくれた存在で、その意味でも頭上がらないっていう(笑)。おまけに彼女が産んだ娘ふたりはどっちも劉禅の皇后ですからね。卑しい生まれの張飛が最終的にそこまで成り上がったって考えると、なかなかに胸熱なものがあります。
張飛の妻になった夏侯氏の娘は、郷里で薪を取りに出かけて張飛に捕まったと正史に書いてあるのですが、「いやいやそれ単なる人さらいやん!?」ってなりまして(笑)。なので男勝りの娘さんが周囲が止めるのも聞かずに斥候兵を率いて出かけて、同じく斥候していた張飛に捕まった……ということにしました(笑)。
で、年齢差を考えると親子くらいの間柄になるんで(当時は10歳違うと親呼ばわりしてました)、多分張飛からの視点だと保護者気分だなと(笑)。にもかかわらず子供世代の嫁に頭上がらないと楽しいよなあ、って妄想しながら書きました(笑)。
張飛は自分の生まれが卑しいのを気にしてて、正史を読んでるとそれなりの出である劉備の側に居続けるために社会的地位の高い名士たちに認められようと必死だったことが伝わってきます。なのに名士の側からは「なんで匹夫と付き合わにゃならんのか」なんて言われてたりするんですね。
そういう意味でも、妻となった夏侯氏は張飛のステータスを大きく上げてくれた存在で、その意味でも頭上がらないっていう(笑)。おまけに彼女が産んだ娘ふたりはどっちも劉禅の皇后ですからね。卑しい生まれの張飛が最終的にそこまで成り上がったって考えると、なかなかに胸熱なものがあります。
- 杜野秋人
- 2024年 10月04日 21時58分
[良い点]
タイトルが秀逸ですね。『吾輩は猫である』の冒頭を連想させるタイトルながら、女子の字は婚約者を定めた時に付けることから、「字はまだない」とすることで、ヒロイン夏候珠の若さやあどけなさ、まだ誰のものでもない少女であることが予想されます。
果たして、元気いっぱいの愛らしい、お転婆娘で、非常に好感の持てるヒロインでした。一方の張飛も理想的な武人、という趣きで、この二人のその後をまだ読みたいと思ってしまいました。
タイトルが秀逸ですね。『吾輩は猫である』の冒頭を連想させるタイトルながら、女子の字は婚約者を定めた時に付けることから、「字はまだない」とすることで、ヒロイン夏候珠の若さやあどけなさ、まだ誰のものでもない少女であることが予想されます。
果たして、元気いっぱいの愛らしい、お転婆娘で、非常に好感の持てるヒロインでした。一方の張飛も理想的な武人、という趣きで、この二人のその後をまだ読みたいと思ってしまいました。
感想ありがとうございます。
タイトル、最初はなんの変哲もなく『張飛と夏侯珠』だったんですけどね。今回なろうに投稿するにあたって「降って」きました(笑)。
ただ、彼女に字がないのは単に「まだ成人してない」って程度の意味合いだったんですけどね。まああの当時の女性は成人=結婚、みたいなとこありますけどね(^_^;
夏侯珠、劉備軍中のみんなだけでなく実家の夏侯一族からも愛されていて、後にいとこの夏侯霸が亡命してきた際に彼女に会いたがっています(史実)。その時にはもう彼女は亡くなっていたわけですが、そこらへんから愛されヒロインを造形した部分はありますね。
そういう意味では、彼女の物語はこの先も続きが書けるといえば書けますね。
タイトル、最初はなんの変哲もなく『張飛と夏侯珠』だったんですけどね。今回なろうに投稿するにあたって「降って」きました(笑)。
ただ、彼女に字がないのは単に「まだ成人してない」って程度の意味合いだったんですけどね。まああの当時の女性は成人=結婚、みたいなとこありますけどね(^_^;
夏侯珠、劉備軍中のみんなだけでなく実家の夏侯一族からも愛されていて、後にいとこの夏侯霸が亡命してきた際に彼女に会いたがっています(史実)。その時にはもう彼女は亡くなっていたわけですが、そこらへんから愛されヒロインを造形した部分はありますね。
そういう意味では、彼女の物語はこの先も続きが書けるといえば書けますね。
- 杜野秋人
- 2024年 07月09日 21時15分
[良い点]
まぁ三国志なんて懐かしい。張飛とお嫁さんの出会い話ですね。なるほど、このような女性なら、納得できます。張飛さん惚れちゃいますよね。 私も昔は三国志は読み漁ったので。劉備陣営に絡みにいくくだりが、想像できてよかったです。武将の名前を見て懐かしさを感じました。糜竺や簡雍、陳到まで.趙雲は大好きでした。字、間違ってたらすみません(⌒-⌒; )
楽しませて頂きました。
まぁ三国志なんて懐かしい。張飛とお嫁さんの出会い話ですね。なるほど、このような女性なら、納得できます。張飛さん惚れちゃいますよね。 私も昔は三国志は読み漁ったので。劉備陣営に絡みにいくくだりが、想像できてよかったです。武将の名前を見て懐かしさを感じました。糜竺や簡雍、陳到まで.趙雲は大好きでした。字、間違ってたらすみません(⌒-⌒; )
楽しませて頂きました。
早速の感想ありがとうございます♪
『三国志演義』のせいで張飛は酒好きの暴れん坊イメージが強いので、嫁のほうもお転婆な感じにしてみました(笑)。
実は作者、2000年代頃にはnet上で割と名の知られた在野の三國志マニアだったりなかったり……(爆)。まあハンドルが違う名前なので、その頃を知る人が今の「杜野秋人」を見ても同一人物とは思わないでしょうけど(^_^;
三國志は某○栄のシミュレーションゲームで脇役武将まで割と知名度バッチリなんで、名前出すだけでも検索から読まれたりしますねー(笑)。陳到とかそれで有名になったタイプですし。
漢字、間違ってないんで大丈夫ですよ〜。ただ「糜」の字は略字ですね。一般的にはこの字で「糜竺」って書かれますけど、正史の本文にあるのは正字で「麋竺」です。ちなみに夏侯「霸」もこの表記(現在は夏侯「覇」が正字とされる)です。
『三国志演義』のせいで張飛は酒好きの暴れん坊イメージが強いので、嫁のほうもお転婆な感じにしてみました(笑)。
実は作者、2000年代頃にはnet上で割と名の知られた在野の三國志マニアだったりなかったり……(爆)。まあハンドルが違う名前なので、その頃を知る人が今の「杜野秋人」を見ても同一人物とは思わないでしょうけど(^_^;
三國志は某○栄のシミュレーションゲームで脇役武将まで割と知名度バッチリなんで、名前出すだけでも検索から読まれたりしますねー(笑)。陳到とかそれで有名になったタイプですし。
漢字、間違ってないんで大丈夫ですよ〜。ただ「糜」の字は略字ですね。一般的にはこの字で「糜竺」って書かれますけど、正史の本文にあるのは正字で「麋竺」です。ちなみに夏侯「霸」もこの表記(現在は夏侯「覇」が正字とされる)です。
- 杜野秋人
- 2024年 07月04日 22時07分
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