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[良い点]
ノートのページが、蝶のようにやわらかな風に舞って。浜辺の風に、帆のようにはためくそれは、誰かに書いた手紙。冒頭の情景からとても印象的です。

心の引き出しの中に、大切にしまっているもの。そこに夏の光が溢れ、光の中で花が咲き、その白さに蝶が舞い降りて。蝶が花の蜜を吸うように、その花の心をペンに宿していくとき、花は優しくあい色に染まって。

蝶が蜜を運び、それが実をつくり、様々な自然の営みへとつながるように。心を宿したペンから、様々な言の葉が紡がれていく、それが人がものを書くということなのかも知れない、そう思いました。
[一言]
ラスト二行がとても美しいですね。タイトルも好きです。檸檬さん、素敵な詩をありがとうございます。
逢乃雫さん

お読み下さりありがとうございます。
情景を丁寧に浮かべていただきとても嬉しいです。
詩を書こうとペンを取る自分を見つめる夢です。
後半はそうであったならいいなという願いです。
詩を書くことは自分にとって蜜のように糧となってくれる
それが同じように誰かの糧とはならなくても心に少しでも
風のように届いたなら嬉しいです。
ラスト二行をお褒め下さり励みになります。
心から感謝しています。


  • 檸檬
  • 2024年 07月28日 18時14分
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