エピソード84の感想一覧

(；∀；)イイハナシダナ-

…いい話かな？？？
いい話ではないな？

登場人物が必ずしも幸せになる「めでたしめでたし」となるような話ではないかもしれないけれど、これもまたおもしろいと思いました。
ざまぁに生涯をかける徹底ぶりは非常にスッキリしました。一方、ハッピーエンドが好みの自分としてはもうちょっと幸せになってもよかったのにとの余情の思いもあります。
グロリアの意志の強さに憧れますし、たぶん賑やかし要員(?)のA子もなんだかんだでいい支えになっていたことでしょう。A子がいなければ短期的に双方破滅みたいなエンドだったかもしれませんし、復讐は失敗に終わっていたかもしれません。何十年にも渡る復讐の途中で心が折れていたかも？A子も重要な役割を果たしたと思います。グロリアは今度こそツンデレを発揮して認めないかもですが笑
自分の手を直接汚さない(ようにみえる)周到な手腕に感嘆を禁じえず、テンポの良さも相まって一気読みをしてしまいました。

人物や情景の描写があまり見られなかったように思いますが、(一言で言えば夢オチなので)夢の中はあんまり鮮明に覚えていないということを意識してあえて記載されていないのでしょうか？
とてもいい作品に出会えました。ありがとうございました。

大変楽しく拝見しました。
王子(婚約者->夫)に対してだけ、ちょっと緩くない？
20年も良い気分で王様させて、モテてるとか勘違いさせて、
被害者女性をたくさん出させるなんて！とは思ったけど。
他は良かった。すごく良かった。
他のお話もぜひ読みたいです。

歴史に残る名作！

良き復讐劇でありました。
どう良いかは皆さんが書かれてるので置いとくとして。

後世でのグロリアの評価がちょい気になるところ。調べれば調べる程、もにょるんじゃないかと。
様々な功績に反して、なぜか夫と息子には直接介入が薄かった。らしくない。王家ではなく国を導いた説、何者かに脅されてた説、夫は自称聖女を秘密裏に囲っていて息子は血が繋がってなかった説、とかとか。一般には功績のとこだけ流布されるんでしょうけど。

最後、栄子さんについては妄想の余地盛り沢山な終わり方が素敵ですね。
鏡に背を向けたら、鏡の中はこちら向いて紫の目でにやって笑ってるんじゃないか、とか。
いや、グロリア満足して逝ったから成仏した筈なんですが、こっち付いて来ちゃうのもアリかなーって。だってA子にだけは思い入れあったと思うんですよ。けど未練にはならない筈だった。逝くのも共に、と疑いもせず信じてたから。ところが。む？どこへ行く？そちらではなかろうに。待て。待てと言っておる！…てな感じで。
んで先に状況把握して、ふむ、ならば今度は私がお前の行く末を見届けてやろうではないか、と栄子の中から見てるんじゃないか、なんて。ほら、居ないふりするの前科ありますし。一応、話しかける心算はなく。でも遠からずバレるかも？
new栄子もいいんですけど、やっぱ二人で一緒に居て欲しいかなーなんて思っちゃったんです。

かっこよかった！
やるからにはここまでやらなくては！！
怨むなら自らも犠牲覚悟だよね！
だから、人を傷付ける行為はしてはいけないんだよ〜

面白かった。
でも復讐物としてスカッとした気持ちにはなれなかったな。
自身の人生を犠牲して復讐をやり遂げた潔さは評価するけど
最高の復讐は自分自身が幸せになることだと思うから。
後、エドワードへの復讐も弱かった気がする。

一気に読ませていただきました。
逆行物、やりなおし、ざまあや復讐物など数多く読んできましたが、何でしょう。このお話は一言でざまあ！復讐出来て良かったね！と言えるような軽いものではなくて、色々考えながら読ませてもらいました。
読者目線で、もう良いのでは、今の彼らには関係ないじゃん、こんなに苦しんでいるんなら赦してあげてよ、みたいな思いがある中でも、彼女が変わらず居られて凄いなと素直に思います。人生を掛けた復讐、お疲れ様でした。
途中、掌の上で踊らされているキャストたちに同情心だとか湧いてくるほどに個々人が濃ゆくて。可哀想なことになってますけど、それなりに皆さん人間臭くて好きです。前がクズな人が、人が変わったかのような描かれ方ではなく、なんだ、クズはやっぱクズじゃん、魂は変わらないんだな…と思わせる描写も絶妙に入ってて。そんな時に「えぇ〜…」と言ってくれるA子のツッコミがまさに読み手の気持ちの代弁をしているようで、適度に重くなり過ぎず束の間の癒しをくれました。「ぎゃー！」って一緒に叫びたい。
とても読みやすい文体で、サクッと読めたのも良かった。
すごく好きな作品です。素敵なお話をありがとうございました。長々失礼いたしました。
(お話の作りが好きなので、過去作も拝読させていただきます！また感想にお邪魔するかもです)

全く感性が違い、グロリアのことを否定しながらも。
それでも、グロリアを肯定してなにをせずとも寄り添い。
そして、本当のグロリアを知りながらも、グロリアのために泣いて、死を心から悲しんでくれるA子の存在はグロリアにとって本当の救いだったような気がする。
そして、どうなろうが死さえ誰からも悼んでもらえない王の惨めな人生と対比されてるように感じた。
これからのA子が、グロリアとの人生がまさに祝福だったと思えるような人生であればと思う。

本当に憑依者だったのかA子もとい栄子。
グロリアがA子の知識を使ったように、グロリアの生き様を見届けたA子の考えも変わったから凄いことになりそう。
いい話でした。復讐もただ◯すとかでもなく人によってバリエーションに富んでてどうなるんだろうとドキドキして読ませていただきました。

ランキングで見かけて、一気に読んでしまいました。
徹頭徹尾、安直に◯すだけじゃない復讐劇でブレない主人公がかっこいい。A子との関係性もよかったです。
復讐の方法が全体的にエグいものが多かった分、エドワードにはもっと長く苦しんでほしかった気はしますがw

あまり今までに見たことのないタイプの逆行もので非常におもしろかったです。