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 パワハラで萎縮していく沙門の描写が生々しく、追い詰められた彼の心情が胸に迫ってきます。飛び込もうとしたときに、迫りくる電車の走行音にミカゲの声が割ってはいる、という表現が素晴らしく、彼の世界がかわる瞬間が際立っていました。
 次第にすれ違っていく沙門とミカゲ。二人の言葉の足りなさにもどかしさを覚えていた時に、ミカゲが指摘した「沙門の無関心の優しさ」。元々二人は会話ができていなかったのだ、とはっとさせられます。
 覚悟を決め吹っ切れてからの沙門は、悲壮感や卑屈さがなくなり清々しいです。かつてのパワハラ上司に、自身が迷惑をかけたことを認めて謝罪した上で怒りをぶつけたシーンが爽快でした。
 素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
感想ありがとうございます!
[良い点]
強力な復讐の力!
[気になる点]
筆者のインスピレーションは何から来るの?
[一言]
とても不思議なストーリー構造~
感想ありがとうございます!

インスピレーション……個人的に古典SFが好きなので、その辺りが源泉なのかなーと思います!
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