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殺された少女が描いた絵の中の人物が涙を流すのはなぜなのか。
それを探ろうとする中学生の夏紀と翔真とともに読む側もこれは人為的なものなのか、それとも本当に霊の仕業なのかと思いを巡らせるストーリー展開でした。
半分以上読んでも予想できず、殺された香織の元恋人、佐元が登場することで読み手も彼の存在につい注視してしまいます。
しかし、ラストの3章分で推測は一気に覆され、思いもよらない結末はきっとほとんどの読者が想像し得なかったのではと感じました。
主人公がちょっと無謀さのある中学生であったことも、物語を活かす設定であったように感じました。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
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