感想一覧

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[良い点]
だけどメトロノームのように
規則的に変わりもしない

ここまでに打ち立てられた無常感
自分だけがそれを知る失望と矛盾
置いていかれるのか
鎮座して静観しているのか
青空のように 心はなぜか澄んでいて
何もかもを俯瞰している自分


つまり、作品の雰囲気や構成やら言葉のチョイスまで何もかも全部( ・∀・)イイ!!
[一言]
Q・手を伸ばしたくなるのはなぜだろう
A・すべからく人は生きている限り成長を経験するもの。人生のシナリオがB級であろうとなんだろうと、その主人公は自分である事を知っている。
だから、青空や夜空に、タイピングするのです。
うらぶれている現状というシナリオから
劇的な展開に向かう明日を演出するために

※世界は誰かの思考そのものであり、仮想現実なのかもしれない説
海堂直也様

感想というより、
もはや別の新しい作品を読ませていただいているかのような
そんな素敵な感想をありがとうございます。

鎮座して静観しているのか
青空のように 心はなぜか澄んでいて
何もかもを俯瞰している自分

この言葉が自身の作品と合わさって
一つの絵画のように浮かんできました。
絵心ないので表現できないのが残念!

作品内の問い掛けに対して
海堂様なりの回答、ありがとうございました。

先の感想と合わさり、
海堂様の描く作品世界の根幹にあるものも
これに通ずるものがあるなぁ、と感嘆しました。

ありがとうございました。
[一言]
モノトーン、と、ストライプ。
格子で囲まれた世界から一歩踏み出す勇気があれば、いつかは遠い空にも届く気がします。
ラストの「空は青かった」以降が心に響きますね。
手を伸ばすことを諦めさえしなければ、空は近付くのかも。
日浦さん、ありがとうございました。
未来屋 環様

作品に込めたキーセンテンスを拾われるのが本当に巧みで
毎回驚かされます。

メッセージ性という点では、
あとがきこそ本編かもしれません(笑)

感想、ありがとうございました。
[良い点]
 日々の暮らしに前を見る。俯きにも地を配する柄は整然と造られ、灰色の中にも彩りを持つ事に気付かされるが、ふと見上げた空の青に日々の配色が濃淡だと理解する。
 オフィス街のひと間に哀愁感漂う背中が見える気がしました。
[一言]
 途中、日浦海里様の詩だからと別を邪推し、障子堀からか作りたての温かいベルギーワッフルに乗せられ溶け出すアイスと、上にトッピングされたブルーベリーを思い浮かべてしまいました。(笑)
  • 投稿者: 静夏夜
  • 2024年 07月25日 08時33分
静夏夜様

本作のイメージとして織り込んではいませんが、
静夏夜様が感じた障子堀、
私も書いていて同じものを想像しました。、
私の場合、そこから、障子堀で有名な山中城を連想し、
日々という名の堀にハマった兵隊たちが
一生懸命そこから這い上がろうともがいて戦ってる図が出てきて
そうだけど、そうじゃない、とセルフツッコミしてました。

感想ありがとうございます。
[良い点]
 色のない世界はどこまでも広く感じられそうな反面、息苦しそうに思えます。なんだか曇天のイメージで、狭くはないけれど蓋をされているような。

 決められた、もしくは決めた通りに毎日を過ごすことはきっとそれ自体はよくも悪くもないのでしょうね。問題はきっと惰性になること。変わることを望まぬようになることなのかな、と思えました。

 手を伸ばしても届かぬ空。
 届かぬからこそ伸ばす手もきっと、空と同様に色を取り戻していたのでは、と思います。
[一言]
 規則正しいということは、変わらないともいえて。
 硬質な静けさは落ち着いた美しさでもあるように思います。

 進む本人は息詰まりそうに感じる時もあるのかもしれませんが、そのうしろに編まれたものは、とてもきれいに整っているのかもしれませんね。

 それを美しい調和と取るのか、つまらない平坦と取るのかは、人により、見方により、でしょうけど。
小池ともか様

言いたいことのほとんどを言い当てられてしまっている感じで
返す言葉がないというか(笑)

白だって、黒だって
色には違いなくて
タイトルの通り、
彩りは美しさを兼ね備える
と捉えるのならば
そうしたモノクロの世界にもまた
美しさはあるのだと
そう思っています。

感想ありがとうございます
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