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[一言]
ざまぁ感薄いとのことだけど解雇された使用人の後悔を加えればだいぶざまぁ感出ると思う
[一言]
使用人たちへの罰が甘いなと感じました。謝りもしないのに心を入れ替えて働きたいとか言われても???って感じます。全員紹介状なしでクビにして総入れ替えが妥当だと思いました。
  • 投稿者: momo
  • 2024年 08月09日 03時39分
感想戴きありがとうございます。

確かに作中だけで見ると甘めに感じますね…。

全員クビにすることも考えたのですが、総入れ替えで苦労するのはユリシスとウィルだし、ユリシスは先輩達に同調するしかなかった下級の使用人に多少(本当に多少)は同情しているので、その辺については見守ってやるか、という感じです。

また作中では省いてしまったのですが、使用人達にはウィルが謝罪と叱責の場を設けています。これはウィルの意向と使用人達からの希望によります。ユリシスは基本的に突っぱね、働きで返せと言っています。使用人達をいじめるようなことはしなくても、嫌味を言う位はしているでしょうね。
あと働きで返す機会が失われた人たちのことは許すつもりがありません。

作中で入れられたらもっとしっかり罰した感が出せたのですが、構成で省いてしまいました。

ご意見いただきありがとうございます。今後に活かせるよう努力していきたいと思います。
[一言]
色々理由があったとしても、仕事放棄をして貴族を侮辱するような使用人はいらないですね。紹介状なし+鞭打ち50回して放逐が普通なら妥当ですね。
下手したら処分されてもおかしくないほどの愚行。
  • 投稿者: booom
  • 2024年 08月08日 19時53分
感想戴きありがとうございます。

正直言って、この話はここが一番の問題でした。
よく見る設定で「家族からも使用人からも冷遇された」みたいな話がありますが、実際に書いてみると「こんなことしたら即日クビだろう」と思いました。当然ですね。

本作では使用人達が侯爵家に長年仕えているという変なプライドを持ち、主人に相応しくないと判断した嫁を追い出そうとしていたわけですが…これで本当にユリシスが出ていったら紹介状なしで追い出されていたかもしれない…いや、ウィルは彼らに情があり過ぎるので、結局は切り捨てられないかも。

また作中では構成の関係で省きましたが、彼らがユリシスに謝罪をする機会が与えられます。ユリシスは突っぱねて、働きで返せと言います。かなりの温情ですね。全員解雇したら面倒だからという打算です。

ユリシスはこれから家を取り仕切り、使用人達へ思い出したようにちくちく嫌味を言ったりします。それくらいはするでしょう。でもかつての彼らのようにはならないように気をつけるはず。

あまりすっきりした終わりにはなりませんでしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。





[良い点]
いつも、どうして愛さないとか言っちゃうんだろう。お互い大人なんだから言わないで良いことわからんのか?と思ってしまうのですが、割と早々に過ちに気づき、誠実に謝罪できるヒーローなのは良かったです。

ヒロインがうじうじしないで常に前向きなのも好感が持てました。

末長くお幸せに。
  • 投稿者: はる
  • 2024年 08月08日 19時48分
感想戴きありがとうございます。

>いつも、どうして愛さないとか言っちゃうんだろう。

作者もこのセリフが出てくる話を読むたび思っていました。
こんなこと言われて喜ぶ奴は一人もいるはずないのに、何でいちいち言うんだ? と。喜んでもらえるかと思って当てが外れたとかではなく、不快にするだけだと分かりますからね。

それに対して思っていたことを、ユリシスが言ってくれました。彼女が「どこに行っても自分なんかが愛されるはずがない…」と考える女性だったらウィルも過ちには気付かなかったでしょう。

二人の幸せを祈っていただきありがとうございます!
[良い点]
面白かったです!
ユリシスの言動がとても痛快でした。契約結婚なんてお互い様なんだから、ということを失念している当事者の物語のなんと多いことか。そこをユリシスが代弁してくれたようで、もう彼女を応援するしかないな、となりました。
見た目の怖さと戦場で生き延びた覇気、立派な体格の割に繊細なウィルは、家庭ではユリシスの尻に敷かれていくのが一番平和だと思います。
王太子と公爵のノリが良くて、扱き使われるけどウィルを理解してくれる相手で良かったです。
[一言]
使用人たちへの対処も、まあ妥当かなと。やった事に対して紹介状書いて貰えるとか、甘いくらいの処分だけれど、彼らに支えられた過去があるからこそなんだろうと納得できました。
元婚約者は、それこそ契約と割り切って、子供を産んだ後に愛人にすれば良かったのにね。多分、ウィルはそれを受け入れそうだったのに。
実家へのざまぁがないな、とも思いましたが、どう考えても勝手に没落しそうだし、縋ってこられないように縁切りだけはしっかりしておこう。そのあたりの事情をユリシスはウィルにも伝えておかないと。
ちゃんと夫婦になった後の平和な後日談とかあったら嬉しいです。
感想戴きありがとうございます。

たくさん書いていただき嬉しいです…!

>契約結婚なんてお互い様なんだから、ということを失念している当事者の物語のなんと多いことか。

私も多くの作品を読ませていただきいつもこれに引っ掛かっていたので、ユリシスに立ち向かってもらいました。ここが書きたくて始めた話だったので、共感いただけて嬉しいです。



使用人達の処分は作中で一番悩んだところでした。全員叩きだしてもいいくらいでしたが、それをやって困るのはユリシスやウィルなので。それにウィルは彼らを家族同然に思っていたので、あれでも身を切るような思いで処罰したのです。ユリシスもそれは分かっていたので、受け入れました。ちなみに作外で謝罪の場も設けられましたが、謝罪そのものは受け入れていないです。



元婚約者は、自分の幸せを追求する人でした。それ自体は悪くないはずですが、彼女は「今が一番」な人で、今後の事を考えることが苦手だった。
というのも理由の一つですが、彼女は「世間の女性からウィルがどう思われているか」の指標でもありました。本来なら怖くて近づけないような男。
これでウィルが誰もが振り返るような線の細い美男だったら違ったのかもしれませんが、それはもうウィルではないので。
こう書くと彼女もある意味不幸だったのかと思いますが、作中で分かる通り全然そんなことはないです。
でも使用人達へは情が深すぎたウィルですから、きちんと関係を築いていればまた違った未来があったかもしれませんね。



また実家へのざまぁは、ご賢察の通り勝手に没落するので省いています。
契約結婚とはいえ、実家に改めて挨拶を…とウィルが切り出したときに、きっと事情を伝えるでしょう。


後日談は、時間と機会があれば書きたいです。当初の想定より長い話になったので、しばらくはお休みすると思いますが!


お読みいただきありがとうございました。
[良い点]
面白かったです!
二人の上司は確かに女性の扱い…というか人との距離の測り方が上手いようですね。謝るタイミングの計り方のアドバイスは的確でした。
謝罪はご飯時にされるよりお茶の時間のほうが良いよな…ご飯がまずくなりますし。お菓子は嫌な気分を上げてくれることもわかっているのでしょうね。
[一言]
使用人たちにそれなりの罰が与えられたのは彼等にも良かったんじゃないのかな…あのままだったらいずれもっと大きなトラブルになっていたかもしれませんし。主人のいない間にやってきたイブリン、駆け落ちする前にも家のものくすねてたんだろうな…
  • 投稿者: 高谷
  • 2024年 08月08日 02時44分

感想戴きありがとうございます。

面白いと言っていただけて嬉しいです!




上司達は、人心掌握がとても上手です。女性の扱いが上手だと言っていますが、プレイボーイというより、「躱し方や機嫌の取り方が上手い」イメージです。女性に限らず男性に対してもそうです。社交が得意な二人に対して、ウィルはとても下手です。怖がられて勝手に遠ざけられるのもそうですが、本人の性格からも不得手なので、グダグダしていたんですね。謝罪が成功した翌日、ウィルは結果の報告を命じられていたので、お礼の品と共に報告しました。



使用人達への処遇は、作中で一番悩んだところでした。全員やめさせたら結局苦労するのはユリシス達で、かといって全員に更生のチャンスを与えるのは甘すぎる。でもウィルにとっては家族も同然…などが絡んだ結果、あのように落ち着きました。ちなみに謝罪の場はきちんと設けられましたが、ユリシスは基本的に受け入れていません。働きを見て判断する、といった形です。なので解雇された人達が許されることはなさそうです。



イヴリンは実家の宝飾品はもちろん、ウィルに贈られた宝飾品も持てるだけ持って駆け落ちしました。ウィルの家に出入りしていた時はお金に困っていたわけではないのでやっていませんが…ウィルに初めて贈られた素晴らしい石が着いたネックレスも換金されています。彼女はこれを惜しんでいましたが、婚約者からの贈り物だからではなく気に入っていたから惜しんでいました。ウィルから贈られたことは勿論覚えていましたが、そこは何とも思わなかったようです。



最後までお読みいただきありがとうございました。


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