感想一覧

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主人公の人生に一体何が起きたのか。独白に夢中になって読んでしまいました。
そして程よいタイミングで、牢番に語り掛けるところがまた良かったです。
大切なものを奪われて、彼女は復讐の鬼となって生きるしかなかったのでしょう。でもそれだけのことがありましたね(´;ω;`)
最後に牢番と出会え、真実を語れたことがせめてもの救いでしょうか。
壮絶な物語を語りでみせるすてきなお話でした。
読ませていただきどうもありがとうございました。
 感想ありがとうございます!

 たまに?こういったものを描きたくなります(ˊ꒳ˋ)
  
 運命に翻弄されても、流されるままではなく自分の力で抗う主人公が好きなのですよね。
 「私」は否応なしに搾取をされましたが、決意をもって挑むことを選びました。復讐はなにも産まない……とも云えますが、それは「私」には通じなかったのでしょう。「私」が生きるための手段が復讐だったのですよね。

 「私」が牢番に語ったこと。それは果たして真実なのでしょうか。それとも? 後世に伝えられたのは誰が語ったことだったのでしょうね……。ふふふ(「私」に憑依され中)。

 こちらこそです! 
 楽しんでいただけたのなら嬉しいです。
 読んでくださってありがとうございます。
 懺悔でも告解でもない、吐露なのかもしれませんね。
 将軍との幸せな日々がなければ、打ち明ける心境になるどころか、振り返ることもできなかったかも。
 その短い幸せが、せめてもの、彼女への救いになってくれたら……なってくれていると信じたい。
 そんなふうに思います。
 感想ありがとうございます!

 「私」に優しいお気持ちをくださってありがとうございます。

 「私」は牢番の優しさに甘えて記憶を託したのかも。なんて考えることもできますし、サスペンス風に後世に「真実」とやらを伝える役目を背負わせた。なんて考えることもできそうです。
 語っている「私」は、どんな表情をしていたのでしょうね。読んでくださった方が思い浮かべるのは「私」の憂いの微笑みなのか、さっぱりとした笑顔なのか、はたまた凛とした眼差しなのか……。歌川さまはいかがでしたか?

 ルーアや両親と再会しているといいなと思います。ルーアと一緒なら、どこでも幸せだと言いそうですよね(ˊ꒳ˋ)

 読んでくださってありがとうございます。
「悪女」と胸を張れる生き方をしていても、その真実の姿はたくさんの傷をつけれられた賢くて意志の強い女性。
父と母を家をつぶされた気持ち、愛する夫を殺された気持ちはどんなに悔しかったことでしょう。
だたの婚約破棄だったら、聡明な彼女は何もしなかったろうに、だから悪女ではないと私は思いました。
王もそうでしたが、ジョシュアとか胸糞悪い男性を書くのが冬野様は本当にお上手。吐き気がしました。
何とも悲しいラストですが、彼女の人生を最後に一人の牢番が知ったことが慰みになります。
読ませていただき、ありがとうございました!

 感想ありがとうございます!
 
 「悪女」と呼ばれた「私」。そうならざるを得なかった背景に思いを馳せて「私」の心に寄り添ってくださり、優しいお言葉をありがとうございます。

 王やジョシュア。相当な嫌われ者に仕立て上げてしまいました。えへ(ˊ꒳ˋ;) 
 人間って権力を手にしたとき、自分の利益がかかったとき、人の目がないときに、人間性というか、その人の品性が現れるように思います。もともとの性格だったり、育った環境だったり、その時の事情だったりもかかわってくるのでしょうね。王、妃、ジョシュア。彼らはそういったものにからめとられて、溺れてしまったのかもしれません。

 牢番に話すことで、「私」の記憶を憶えていてほしかったのかもしれませんね。こんな話を聴いてしまったら、冬野だったら忘れられないですから~(´`;)

 こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。
聞き手の牢番もライルカーター侯爵家の冤罪に関わってた一人だとか、或いはライルカーター候爵令嬢の馬車が襲撃された時の賊(を装った王家の騎士)だとかなのでしょうか。ライルカーター侯爵令嬢の最期の復讐なのか…と勘ぐってしまいました。
話が上手くて、その場面を追体験してるかの様な引き込まれる語り。天国も地獄も奈落の底も観てきた様な壮絶な経験をして来たのに、淡々と語る口調は、どこぞの世紀末覇王の最期に通ずるものがあるのかなと。極楽浄土で御両親やルーアさんと楽しく過ごしてほしいです。王様とか王妃は畜生にでも転生しとけ。
ありがとうございました!
 いらっしゃいませ⸜(´`)⸝
 感想ありがとうございます!

 牢番の考察をありがとうございます。牢番の裏設定としては以下のようなものを考えておりました。
 ✻ 先の隣国との戦で右目を負傷した
 ✻ そのために前線を退き、牢番へ
 ✻ 「私」が牢へ収監されたときに、心ない言葉を浴びせていたほかの牢番たちとは違い、彼だけは「私」と目が合っても何も言わずにそっと視線を逸らした

 ですので冤罪事件の関係者や賊の一人、というわけではないのです(ˊ꒳ˋ)
 
 >ライルカーター候爵令嬢の馬車が襲撃された時の賊(を装った王家の騎士)
 
 この考察は鋭いと思いました。本文中では言及していませんが、王家の騎士ではなくとも、殿下の息のかかった者たち……であった可能性はあるのかも? のちのちに邪魔になりそうなライルカーター侯爵家を潰すための、最初の一手だったのかもしれません。

 引き込まれる語りと感じてくださって嬉しいです。
 
 どこぞの世紀末覇王。断頭台の「私」はおそらく、我が生涯に一片の悔いなし……とはいかないと思いますが、蔵砂屋米太さまの仰るように、雰囲気は通じるところがあるのかも。笑いながら散っていったのでしょうね。
  
 「私」がしたことは決して褒められたことではありませんが、「私」の心に寄り添ってくださってありがとうございます。

 こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。

 末筆になりましたが、誤字脱字報告もありがとうございました<(_ _)> 感謝です。
『魔女』の、告白。まるで目の前で語られるように続く言葉は、丁寧に淡々と、けれどその中に強い意志を感じさせるもので、時に微笑む姿には心に迫るものがありました。

そしてラストもとても印象深いです。最初から最後まで、目が離せませんでした。読ませていただき、ありがとうございます。
 感想ありがとうございます!

 おおっ! 『魔女』の告白。かっこいいです(ˊ꒳ˋ) 確かに人を操る様は『魔女』と呼んでもしっくりとくるように思います。
 
 運命に流された「私」。それに抗う強さは、すべてを棄てたからこそ手に入れたもの。皮肉ですが、そうしなければ生きられなかった「私」だからこその、強い意思を感じてくださりありがとうございます。

 ラスト。「私」の笑顔を思い浮かべてくだされば嬉しいです。

 こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。
 淡々と語られる言葉の端々に『強い強い決意』が見えるようでありながら。最期に彼女が口にした幸福は嘘ではないでしょうが、自暴自棄にも近い諦めと紙一重のような気がしてなりませんでした。
 途中ジョシュアに向けた言葉は、彼女自身に向けた言葉のようでもあり。『悲劇の主人公』に浸り嘆くことを良しとせず、すべては自身の決意と行動からのものだと責任を負う意志にも思えて。
 そう在ることで崩れずにいられたのでしょうか……。
 牢番の眼差しに気付かなければ、今際の際まで貫くつもりだったのかもしれませんね。
 しかしこうして話せたことで、彼女自身救われるものがあったならいいのにと思いました。

 次第に話を聞き入り疑問を口にする牢番と重なるように、こちらも話に引き込まれていくようでした。
 強くも儚いお話、読ませていただきありがとうございます。
 感想ありがとうございます!

 「私」の心に寄り添ってくださってありがとうございます。
 
 最後に口にした「幸福」。小池さまが仰るように、すべてを諦めたから手に入れたものだったのだと思います。
 「私」は生きていく拠り所として復讐を選びました。選んだ……というよりはそうせざるを得なかったというほうが近いのでしょうか。

 牢番。彼の優しさにも「私」はもしかしたら賭けたものがあったのかもしれませんよ。後世に「真実」とやらを語り継ぐ者に選んだのかも? ううっ。お優しい言葉をありがとうございます! 「私」が語った物語はどこまでが真実かはわかりませんが、少しでも救われていれば、ね。

 運命に流されるだけではなくて、どこかで立ち向かう。そんな女性が好きなので描いてしまいます(ˊ꒳ˋ;) イセコイなのに、またいろいろ詰めこんでしまいましたよ……。ジャンルもヒューマンドラマと迷ったのです。でも、ルーアへの愛はあるしっ……! 安定のジャンル迷子です……。

 物語に引き込まれていくようと感じてくださり嬉しいです。こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。
冒頭から大変惹き込まれました。
語り口調、いいですね!

もし戦に勝ったのがルーア様の国だったら……と思うと、胸が苦しくなりました。
こういうお話を読むとよく、他に幸せになる方法があったのでは? と思ったりするのですが。
ルーア様を失い、慰みものになった時点で、もうそれはあり得ないと彼女に共感致しました。
どんな方法で王を……と一緒に考えてしまった私も悪女です。

断頭台に立つ彼女の、清々しい笑顔が見えるようでした。
神様はちゃんと見ていますから。
彼女を天国へ導いてくれると信じています。

読ませていただきありがとうございました。
 感想ありがとうございます!

 語りに挑戦してみました٩(ˊᗜˋ*)و

 >もし戦に勝ったのがルーア様の国だったら…
 
 「私」の心に寄り添ってくださってありがとうございます。でも、それはそれで第二の「私」が誕生していたのかもしれません? 

 幸せって心の持ちようだと思うのです。だけど、自分が絶望のどん底にいて、救いが見えない状況のなかではそんなことは微塵も思えませんよね……。
 おそらく「私」は解ってはいるのです。「彼は私にどんな形でもいいから生きろと言いたかったのかもしれません」とルーアのことを語っていますから。ですが「私」の生きるための拠り所は……。その結果は皮肉なものですが、「私」は花名美さまの仰るように清々しく散っていったのだと思います。
 天国かはわかりませんが、ルーアと一緒ならどこでも幸せですよね。きっと。

 どんな方法で王を……冬野もめっちゃ考えました!笑 スマホの検索履歴が不穏な単語で一杯です~。
 悪女仲間♡(*´`)人(´`*)♪

 ジャンルをイセコイにするかヒューマンドラマにするか迷って、イセコイで投稿したのですが、まだ迷ってます。イセコイなのに、またいろいろと詰めこんでしまった……(ˊ꒳ˋ;)

 こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。
 告白か策略かを見極める必要性が無いからこそに告白に思えて聞くも、聞けば聞く程に策略のようにも思えてしまい、牢番の戦で負った傷や自身への憐れみを知るだけに……

(((((•▽•;))))) 何気ない前置きが後から効いて来る巧みな構成で、中々に深みのある悪女ぶりでした。
  • 投稿者: 静夏夜
  • 2025年 01月18日 23時40分
 感想ありがとうございます!

 「深みのある悪女」と感じてくださり、嬉しいです。ありがとうございます。

 牢番は拷問されても何も喋らなかった「私」の「真実」とやらを後世に伝えるために投げられた石……だったのかも? なんて考えると、静夏夜さまが仰るように「私」の策略かもですね。そんな話を聴いてしまったら。優しいなんて言われてしまったら。簡単には忘れられるわけはないですもの。ふふふっ(✻注「私」に憑依され中)。

 読んでくださってありがとうございます。
全てを終わらせて、愛する人の元へ旅立つならば。
その時が楽しみでしょうね。

読ませてくださりありがとうございました。
  • 投稿者: コロン
  • 2025年 01月18日 22時11分
 感想ありがとうございます!

 「私」はなんとか復讐を遂げることができました。
 「私」の運命に寄り添ってくださってありがとうございます。「私」のしたことは褒められたことではないですが、「私」があの状況で生きるためには必要なことだったのかもしれません。その結果は「罪」を背負っての断頭台ですが……なんとも皮肉なものだとも思います。

 「私」が行く先も地獄かもしれませんが、そこでルーアに再会できることを祈ります。

 こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。
運が悪いのか良いのか分からないと言いつつ、どこか彼女は自分の人生に後悔はないと言っていそうな気がしました。
ルーア様との時間がとても幸せだったのでしょうね。
彼女が話したくなった牢番の彼はもしかしたらそのルーア様に似ていたのかもしれませんね。
ただ、彼女は頭のキレる悪女であることもお話からよく分かります。彼も最期に置かれた布石のひとつになるやもと思えもします。
彼女の正義を貫いて不敵な微笑みを称えながら断頭台に立つ、清々しい彼女が見える気もしました。
読ませていただきありがとうございました。
 感想ありがとうございます!

 「私」の気持ちに寄り添ってくださってありがとうございます。

 仰るように牢番はもしかしたら雰囲気がルーアに似ていたのかもしれませんし、「私」がいなくなったあとに世の中で語られる「真実」とやらを流布するために「私」が投げた最後の石なのかも……。なんて考えるとサスペンス風味も増す……でしょうか?

 「私」のとった行動は決して褒められたものではなかったと思います。ですが、運命に翻弄されても潰されることなく這い上がり、自分の「罪」とともに消えていきました。瑞月さまが感じてくださったように後悔はなく、笑って散っていったのだと思います。

 こちらこそです!
 読んでくださってありがとうございます。
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