エピソード178の感想一覧
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[良い点]
第一話から拝読していますが、初めて感想を寄稿させていただきます。今回は、″過去先例にとらわれない官兵衛″と″己の算段に固執してとらわれる″久秀との思考の対比が良く表れていて、読み応えのある回でした。本陣(博多)を捨て、新たに本陣(水城)を獲るという策が、戦略が柔軟な官兵衛らしく、またその策にも迷い無く信じて実行に移せる晴藤もまた″とらわれない″ことで一段と将器を増したように見えたのは、当人の器量と相まっての事でしょうか…?この後の晴藤様がとても気になります。因みに博多から水城に陣を移す行は某戦国合戦マンガで、「本陣を捨てることは基盤の慮外に出るが如し」と、とある弾正(笑)が言っていたのを思い起こしてしまいました。
[気になる点]
先の方も仰っているように、昌幸の動向がどうなるかです。西征軍の幕下では官兵衛と双璧を成す知略知謀の士ですが、如何なる策で九州勢を翻弄するのか…。それと戸次高橋の大友二名将は道意の正体と目的を知った時、果たしてそのまま大友方に付くとは到底思えません。主家への義はあれど、その義が道意の利己によって危ぶまれていると気付いたのならば、何か行動するはず…と読んでいます。
[一言]
生活環境が大変な中のご執筆、大変ご苦労様です。一人の読者として、無事に完結を迎えられることをお祈りしています。
第一話から拝読していますが、初めて感想を寄稿させていただきます。今回は、″過去先例にとらわれない官兵衛″と″己の算段に固執してとらわれる″久秀との思考の対比が良く表れていて、読み応えのある回でした。本陣(博多)を捨て、新たに本陣(水城)を獲るという策が、戦略が柔軟な官兵衛らしく、またその策にも迷い無く信じて実行に移せる晴藤もまた″とらわれない″ことで一段と将器を増したように見えたのは、当人の器量と相まっての事でしょうか…?この後の晴藤様がとても気になります。因みに博多から水城に陣を移す行は某戦国合戦マンガで、「本陣を捨てることは基盤の慮外に出るが如し」と、とある弾正(笑)が言っていたのを思い起こしてしまいました。
[気になる点]
先の方も仰っているように、昌幸の動向がどうなるかです。西征軍の幕下では官兵衛と双璧を成す知略知謀の士ですが、如何なる策で九州勢を翻弄するのか…。それと戸次高橋の大友二名将は道意の正体と目的を知った時、果たしてそのまま大友方に付くとは到底思えません。主家への義はあれど、その義が道意の利己によって危ぶまれていると気付いたのならば、何か行動するはず…と読んでいます。
[一言]
生活環境が大変な中のご執筆、大変ご苦労様です。一人の読者として、無事に完結を迎えられることをお祈りしています。
- 投稿者: のーぶ
- 2020年 06月08日 12時45分
エピソード178
返信が遅れて申し訳ありません。また長く拙作を読んで頂いてありがとうございます。
策略という点では両者に大きな差はないと思っています。しかし、仰るように対比するように描いています。故に久秀は一般武将には圧倒的な強さを誇りますが、同じ軍師タイプの武将には分が悪いです。もちろん久秀は軍師タイプに勝てないというのではないのですが、久秀に与えているテーマの仕様上で、久秀は今以上に成長することはありません。(その理由としてもともと高齢というのもあります)
昌幸の登場は次回です。道雪も出てきますので、お楽しみを。
お気遣いにも感謝です。まだまだ平常通りとは言えませんが、売上は持ち直して見通しは立ってきましたので、一安心な状態です。頑張って続きを書いていきます。
策略という点では両者に大きな差はないと思っています。しかし、仰るように対比するように描いています。故に久秀は一般武将には圧倒的な強さを誇りますが、同じ軍師タイプの武将には分が悪いです。もちろん久秀は軍師タイプに勝てないというのではないのですが、久秀に与えているテーマの仕様上で、久秀は今以上に成長することはありません。(その理由としてもともと高齢というのもあります)
昌幸の登場は次回です。道雪も出てきますので、お楽しみを。
お気遣いにも感謝です。まだまだ平常通りとは言えませんが、売上は持ち直して見通しは立ってきましたので、一安心な状態です。頑張って続きを書いていきます。
- やま次郎
- 2020年 06月17日 14時36分
[良い点]
播磨大納言様の成長っぷりが丁寧に描かれて良いと思う。序盤では高貴なだけの大納言様が今では歴戦の大将ように振る舞う姿が目に浮かびました
[気になる点]
黒田官兵衛が活躍してますが、一向に名前の出てこない真田安房守の動向が気になります!「表裏比興の者」でもあるので、まさか最後の最後で久秀側に寝返るのではないかと心配です。
[一言]
日々お仕事と執筆で大変かと思います。どうか無理をせず。例え一年経過しても後編を待ちますよ。
播磨大納言様の成長っぷりが丁寧に描かれて良いと思う。序盤では高貴なだけの大納言様が今では歴戦の大将ように振る舞う姿が目に浮かびました
[気になる点]
黒田官兵衛が活躍してますが、一向に名前の出てこない真田安房守の動向が気になります!「表裏比興の者」でもあるので、まさか最後の最後で久秀側に寝返るのではないかと心配です。
[一言]
日々お仕事と執筆で大変かと思います。どうか無理をせず。例え一年経過しても後編を待ちますよ。
- 投稿者: ヤマちゃん
- 2020年 06月05日 19時39分
エピソード178
変心が遅くなり申し訳ございません。
播磨大納言こと足利晴藤は史実上の人物ですが、事実上のオリジナル人物です。作中でシナリオ上、必要にかられてオリジナル人物はゼロではありませんが、物語に影響を与える役割を与えてはいませんので、拙作では珍しい立場にいます。
基本、晴藤は自己というものを前面に出しません。その上で僧であった時期が長いので、本人がどう逆立ちしても生粋の武士には敵わない。しかし、その気概は将軍家に連なるものに相応しいものを持っているとし、描いています。これは同じく僧であった義昭をモデルにしています。拙作や史実での義昭も政略や軍略は散々ですが、その感性は優れ、将軍家らしい誇りある人物です。史実の永禄の変で果敢に戦って散った義輝も同様です。ならば、その二人の弟も同じと仮定しています。これが晴藤の人物形成の元になっています。晴藤を上手く描けるか、不自然さが出ないかは拙作の肝と言っても過言ではありません。そのように受け取って頂いたなら、筆者としても幸いでございます。
また真田昌幸も次回は登場予定です。まあ官兵衛ほど細かくは描きませんが、そこは皆様の想像力でカバーをお願いします。笑
お気遣いありがとうございます。大変ではありますが、生活する上で仕事が早く復調するのは嬉しいことでもあります。頑張って続きは書いていきます。
播磨大納言こと足利晴藤は史実上の人物ですが、事実上のオリジナル人物です。作中でシナリオ上、必要にかられてオリジナル人物はゼロではありませんが、物語に影響を与える役割を与えてはいませんので、拙作では珍しい立場にいます。
基本、晴藤は自己というものを前面に出しません。その上で僧であった時期が長いので、本人がどう逆立ちしても生粋の武士には敵わない。しかし、その気概は将軍家に連なるものに相応しいものを持っているとし、描いています。これは同じく僧であった義昭をモデルにしています。拙作や史実での義昭も政略や軍略は散々ですが、その感性は優れ、将軍家らしい誇りある人物です。史実の永禄の変で果敢に戦って散った義輝も同様です。ならば、その二人の弟も同じと仮定しています。これが晴藤の人物形成の元になっています。晴藤を上手く描けるか、不自然さが出ないかは拙作の肝と言っても過言ではありません。そのように受け取って頂いたなら、筆者としても幸いでございます。
また真田昌幸も次回は登場予定です。まあ官兵衛ほど細かくは描きませんが、そこは皆様の想像力でカバーをお願いします。笑
お気遣いありがとうございます。大変ではありますが、生活する上で仕事が早く復調するのは嬉しいことでもあります。頑張って続きは書いていきます。
- やま次郎
- 2020年 06月17日 14時15分
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