エピソード187の感想一覧
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[気になる点]
「細川・三好のせいで自分は肩身の狭い思いをした」と書いてありましたが、あまりにも被害者意識が強すぎると思います。
資料によれば、三好前当主の長慶は義輝を蔑ろに扱った事は無く、自分を裏切った主君の細川氏が帰ってきた時、喜んで出迎えたり、自分を暗殺しようとした義輝を許すどころか、報復として暗殺を企てていた松永ら家臣を諌めた「出来た家臣」と言えましょう。
それに比べて義輝は勝てもしない戦をしかけ、京から逃げたり、暗殺を仕掛けたりして三好家としては鬱陶しい事この上無かったんじゃないですかね。
「永禄の変」も義輝自身の蒔いた種が原因だっていう事自覚が無いとするならば先はないと思いますよ。
「天下(三好長慶)に逆らって義輝は罰が当たった」と考えた人もいるくらいですからね。
[一言]
義輝の気持ちを察した長慶は、草葉の陰で失笑してるんじゃないでしょうか?あの人も苦労人でしたからね。
「細川・三好のせいで自分は肩身の狭い思いをした」と書いてありましたが、あまりにも被害者意識が強すぎると思います。
資料によれば、三好前当主の長慶は義輝を蔑ろに扱った事は無く、自分を裏切った主君の細川氏が帰ってきた時、喜んで出迎えたり、自分を暗殺しようとした義輝を許すどころか、報復として暗殺を企てていた松永ら家臣を諌めた「出来た家臣」と言えましょう。
それに比べて義輝は勝てもしない戦をしかけ、京から逃げたり、暗殺を仕掛けたりして三好家としては鬱陶しい事この上無かったんじゃないですかね。
「永禄の変」も義輝自身の蒔いた種が原因だっていう事自覚が無いとするならば先はないと思いますよ。
「天下(三好長慶)に逆らって義輝は罰が当たった」と考えた人もいるくらいですからね。
[一言]
義輝の気持ちを察した長慶は、草葉の陰で失笑してるんじゃないでしょうか?あの人も苦労人でしたからね。
- 投稿者: ジェイカー
- 2021年 07月16日 17時49分
エピソード187
ご感想ありがとうございます。
三好長慶についてですが、拙作でも最重要人物の一人であり、故に未だ一度の登場もしておりません。義輝自身が長慶をどのように思っていたかという描写も殆どしておらず、長慶の言葉として描いたのは、後継者である義継に語らせた「将軍家あっての三好家である」との言葉のみです。
長慶が義輝をどのように思っていたかを、この言葉に詰めたつもりです。長慶が別の将軍を立てなかった事は、これまでの細川政権と一線を画すものであったことは、私も感じております。今後も長慶に触れる機会はあり、その辺りで描いていく予定でございます。
いま義輝が語る三好は=長慶ではなく、あくまで細川家、三好家という大きな括りであります。その三好家に松永久秀も含まれているものです。
もちろん仰る通り永禄の変についても自己責任感はあり、執筆当初には不甲斐ない自分を罵る場面も描かせて貰いました。しかしながら母や子を失っている訳で、全て自分の所為と割り切ることも人間だからこそ出来ないと思っています。
この辺りの話も最終章では総括も踏まえて触れていくことになりますので、ご覧いただければと存じます。
三好長慶についてですが、拙作でも最重要人物の一人であり、故に未だ一度の登場もしておりません。義輝自身が長慶をどのように思っていたかという描写も殆どしておらず、長慶の言葉として描いたのは、後継者である義継に語らせた「将軍家あっての三好家である」との言葉のみです。
長慶が義輝をどのように思っていたかを、この言葉に詰めたつもりです。長慶が別の将軍を立てなかった事は、これまでの細川政権と一線を画すものであったことは、私も感じております。今後も長慶に触れる機会はあり、その辺りで描いていく予定でございます。
いま義輝が語る三好は=長慶ではなく、あくまで細川家、三好家という大きな括りであります。その三好家に松永久秀も含まれているものです。
もちろん仰る通り永禄の変についても自己責任感はあり、執筆当初には不甲斐ない自分を罵る場面も描かせて貰いました。しかしながら母や子を失っている訳で、全て自分の所為と割り切ることも人間だからこそ出来ないと思っています。
この辺りの話も最終章では総括も踏まえて触れていくことになりますので、ご覧いただければと存じます。
- やま次郎
- 2021年 07月24日 16時11分
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