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[良い点]
相変わらずワクワクが止まりません。
更新されているのを見た時の喜びが他の作品とは一味違いますw
[一言]
官兵衛にしろ直家にしろ、あまりよくない方面の謀略家扱いをされてる人物ですが、この作品でははっきりと分かれることになりましたね。
さて、味方はしたものの義輝からはどう思われるか…
なにせ直家は太閤記に於いて、義輝不倶戴天の敵、松永久秀と並びたてられる悪人ですからね。
さて、備中の三村は長らく毛利側ですからね、史実どおり毛利が宇喜多と組むことになれば同盟の誘いをかけてくるでしょうが、果たしてどうなるのか。
三村元親は細川藤考とも親交があったそうで、面白そうです。
備中兵乱の前倒しが起こるのか。

一方山陰方面、丹後は恐らく一色義道でしょうが、こことのかかわりは今どうなるっているのか。
義道は悪政を敷いたそうなのでその辺も気になるところです。

義輝は信長を信用することにしましたか。
大丈夫だと信じたいですし、義輝なら従ってくれることも有り得ないではないと思っていますが、なにせあの信長なので心配です。
あと勝利が見えてきたときこそ危ない、ということで立派な負けフラグが立ってきましたねぇ…

官兵衛はさすがですね。
その優秀な知略、幕府に役立ててほしいものです。
晴藤は義秋と違って他人の意見を聞く度量があるようで。
でもそれになれると暗愚になっちゃうので頑張ってほしいところです。
今回も池田勝正や別所安治は軽く不満を抱いたでしょうしね。

さて、次回以降も楽しみに待ってます。
  • 投稿者: PON
  • 2012年 06月28日 22時24分
楽しみにして下さっている読者がいるというものは、本当に嬉しいものです。

さて今幕はある意味でターニングポイントであったと思っています。義輝が西征へ赴くには織田信長の力が不可欠。大国・織田を残して畿内を空にすることは絶対に出来ませんからね。信頼するか、しないのであれば西征の前に織田の力を削ぐかしなければなりません。もっとも信長は義輝の命に忠実で、その働きは正直なところ上杉謙信すらも凌駕しています。今のところ信頼はできても、疑う余地はまったくないのです。

また官兵衛と直家ですが、私のイメージでは官兵衛は謀略家ではなく戦略家、直家は…謀略家ですね。ちなみに竹中半兵衛は戦術家です。今後の展開は西国中心なので、彼らはもちろん三村元親も再登場します。毛利領の前には三村がおりますしね。

さらに西征では山陰も舞台となります。(毛利領が山陰にまで広がっているため)そこで一色や山名も登場する予定です。ちなみに一色義道については、本作では永禄十一年(1568)と十二年の正月に上洛しているとしています。(三章十幕参照)一色は丹後守護ですし、幕府の力がここまで回復すれば挨拶に出向かざるを得ないという状況です。

…晴藤の成長は、今後に期待して下さい、

次回で播磨編は終わります。週明けくらいには投稿したいと思っています。
  • やま次郎
  • 2012年 06月29日 20時56分
[一言]
検地が進む中でついに義輝は寺社勢力との対立に舵を切りましたか・・・・幕府の領土が増えたからこそ出来るものですが、京の水運と米を抑えている比叡山や大坂を地盤とした石山本願寺の銭と信者の動員力を甘く見過ぎです 彼らが一度蜂起すれば、10年以上の大乱になりかねないことを忘れていませんか? 一端転ぶ姿を待っています
播磨出兵となりますか・・・・守護の赤松もそうですが、ここで重要となるのは分家で守護代の別所ではないかと思います 彼らが反発して三木城に籠もられたりしたら長期戦になりますから しかも彼らは勢力拡大のために三好とも手を組んだりしていますから、そう簡単に靡きそうもありませんが?
  • 投稿者: 教授
  • 18歳~22歳
  • 2012年 06月23日 08時39分
武家さえ抑えれば天下統一が成るわけではない、というところです。寺社衆、公家、切支丹との関係は今後も描いて行く予定です。まあ史実でも幕府は延暦寺あたりと相当やりあっているので、この展開も意外と不思議ではないと思っています。

また別所家は義輝方で、既に上洛して義輝とも謁見しています。(二章五幕や三章十幕を参照)尚、播磨の勢力で別所家は史実でも結構上方の戦に参加しているので、こういう展開になっています。(史実でも早くから信長と接触している)元々三好に従っていたのも嫌々ながらでありましたし、相手が成り上がりの秀吉ではなく幕府ですので、すんなり従っているということです。

時勢の見えない赤松は…、これは次回のお楽しみということで。(播磨編は次回と次々回です)
  • やま次郎
  • 2012年 06月23日 23時02分
[良い点]
題名だけでおおおっ!と興奮しましたw
それに公家関係は近衛前久とせいぜい菊亭晴季ぐらいでした。
自分の知識にはないことで、そういう視点もあったのか、とはっとさせられました。
[一言]
これはマズいですね…
もちろん寺社の兵力や隠田を取り上げるのは絶対にやらねばならないことですが、それに対する反発を義輝が考慮にいれていないことに危惧を抱かずにはいられません。
播磨を攻めてる最中に決起されそうで、どうなるのか心配です。
尼子家臣も不穏なフラグを立ててますし、晴藤の初陣も控えてます。
嫌な予感がビンビンですね…
また信長に助けられて権力拡大ですかねー
黒田官兵衛の登場や宇喜多直家の再登場が見えてそこも楽しみです。
65年~67年は竹中半兵衛獲得チャンスでしたが知識持ち憑依でもない限りさすがに無理でしたかw
唯一プラスなのは毛利が戦争したばっかりで万全の状態じゃないことぐらいでしょうか。

とにかく、不安でありながら楽しみで仕方ありません
  • 投稿者: PON
  • 30歳~39歳
  • 2012年 06月22日 22時08分
戦国期の公家衆は意外と活動的です。前久はその代表例ですが、山科言継とかも各地へ赴いて献金を募っています。足利と言えば日野でしたので今回登場させましたが、久我家の方は史実でも解官されているので、本作品ではその時期に源氏長者への就任となった次第です。

しかし、相変わらずの予想通りと言いましょうか、次回は晴藤の初陣がてら播磨の話となっていますが、その御二方も登場いたします。また今章ではもう登場しないと言った謙信もちらっとだけ登場することになります。まあ、本当にちらっとですが…

また検地ですが、信長検地でも太閤検地でも北条検地でも、その傾向は似ています。武家が強い権力を握るには寺社勢力との対立は必至です。そして、荘園制度は終わりを告げることになります。

尚、竹中半兵衛は本作品にも登場します。彼の活躍は次章後半で、今の所在は織田家です。(史実より早まりましたが、経緯は史実通り斎藤家滅亡後に織田家へ仕えたことになっています)その際には秀吉の活躍も見られることになるでしょう。

最新話の最後にも書きましたが、永禄十二年は激動の年になります。
  • やま次郎
  • 2012年 06月23日 22時44分
[一言]
意外に義秋とはそれほどこじれずに済みましたね
義藤はもう少し有能だと嬉しいですね。
藤の嫁ぎ先は確かにすぐわかりましたw
謙信じゃなければ彼の人ところしかないでしょう。
彼の息子で唯一実在が確認されていて、イエズス会の記録に「ヨーロッパの王子のような優美な人」とある人物ですね。
やはり義輝再興モノなら彼は出世しますよねw
跡継ぎがどうなるかが気になるところですね…
というか将軍なのに側室はいないんでしょうか?

あと、近衛前久が出てくるたびに絶姫はでないのかな?とか思ってしまう自分は相当の上杉謙信ファンなんだろうな、と思ってしまいますw

あと、元親の義を高く評価した義輝を見て嬉しくなりました。
元就は…ほら、なにせ謀神ですから。
彼が義を見せたとしてもそれは本物の義ではなく、それが有効だから装ってるにすぎないでしょうしねw
これで四国平定が成ったわけで、次は毛利、あるいは九州にもボチボチ手を出し始め…そろそろまた一波乱ありそうだなぁ…
関東か、石山か、北陸か…

キリスト教もやっかいですからねぇ…
いや、キリスト教自体はいいんでしょうけどイエズス会とかの上の方は対抗改革としてのカトリックの勢力拡大、つまり日本を教皇の下につけようとする狙いがるでしょうし。
かといって禁止するのも史実どおり地下に潜られるだけ。
ホント、宗教は権力者にとっては厄介です。

色々動きが見えて面白いです。
次回も楽しみにしています。
  • 投稿者: PON
  • 2012年 06月16日 01時25分
久しぶりの晴藤の登場でしたが、活躍するのはもう少し後です。作中の義秋の言葉通り、“次は晴藤の番”であることは明言しておきます。

それにしてもやっぱりすぐにバレてしまってますね。予想通り藤の嫁ぎ先は、その人の許です。ただ敢えて言うならば、筆者の中で決まっているというだけの話で、現時点の義輝が娘の嫁ぎ先を決めているわけではありません。嫁がせるだけの理由が、後々に生まれて参ります。

また絶姫の登場は今のところ考えていません。信長と違って謙信の活躍は地方ですので、シナリオ上で接点が少ないのです。謙信の嫁取りは本作の義輝の願望の一つですが、一応は上杉の世継ぎ問題は半ば決着しているようなものですし、他の者に嫁がせると上杉ファンから反発がありそうなので止めておきます。

尚、元親の件でも判るように義輝は力のみを求めてはいません。やはり武家の長であるからには“義”を尊ぶ精神を持っています。ただこれを量るのが難しいのが乱世なのです。

さて、もうそろそろ義輝が本格的に動き始めます。キリスト教との関係もその伏線の一つです。もちろん、こちらを優遇すれば、あちらも黙ってはいないのが戦国の宗教事情、この辺りも近いうちに描いて参ります。
  • やま次郎
  • 2012年 06月16日 22時27分
[一言]
こんなに早くに更新され続けるとは凄いですね・・・・

ところで一話前の話で気になったのですが、雷神を逃がして討ち死にしたのは、正史では立花家臣の老臣の由布惟信ですか? 

最新話読みました・・・・蒲生氏郷流石ですね! 才があり過ぎますね 氏郷が後の幕府に影響力を与えるのは確実ですから、父親の賢秀の地位を向上させましたね
さて、信長に地球儀を見せることで信長は義輝を支え続けるか、自らによる新しい時代を切り開くかの分かれ道を期待しています
  • 投稿者: 教授
  • 18歳~22歳
  • 2012年 06月15日 22時15分

何度か御報せしていますが、シナリオは最後まで出来上がっているので、基本的に考えることはなく“書く”という作業が中心となっています。よって週一ペースを維持することが出来ています。ただ裏返せばこのペースを維持している状態ですら、まだ全体の半分に至っていない状況であり、書き始めて八ヶ月にもなりますが、完結までに二年近い歳月がかかるのではないかと思っている次第です。

また討ち死にしたのは由布掃部助基辰という人物で、史実でも多々良浜の合戦で亡くなっている人物です。申し訳ありませんが、惟信との関係は筆者もわかりません。作中に道雪の家臣が登場していなかったので、誰かを登場させたいと考えていたのですが、討ち死にさせても問題ない人物を選びました。

さて蒲生家ですが、史実でも賢秀は優遇されています。(安土城の留守居役を務めている)よって賢秀の才も義輝はそれなりに評価しています。また地球儀の話は、ご想像の通り伏線の一つとなっています。但し、随分と先の話となります。(次々々章あたり)
  • やま次郎
  • 2012年 06月16日 22時03分
[一言]
えっかみなりぎり?
らいきりだったはずだけどまさかの境ホラ採用?
なわけないですよね、そっちで読む説があるんでしょうか?
あらら、生涯不敗同士の戦いは元春の勝利に終わってしまいましたか…
道雪の方が好きですし、幕府の敵となってる毛利側が勝ってしまうのは自分としては残念です。
厳密には二人とも無敗とは言えない説もありますが。

毛利隆元は、オヤジと弟達へのコンプレックスに悩んでいたようですが、統治には非凡な才能を見せていたようで、死後元就も驚いたらしいですね。
輝元の残念ぶりも相まって、生きていたら、というロマンを感じずにはいられませんね。

やっと次に幕府に視点が戻りそうで楽しみです。
必要な描写なのはわかってるのですがやっぱり読む時のテンションが違います。
  • 投稿者: PON
  • 30歳~39歳
  • 2012年 06月08日 14時00分

らいきりですね。間違ってました。(修正しました)私も道雪は好きな武将…というより、私の住処が道雪のお膝元辺りだったりしますので、大変に失礼な話です。もう足を向けて寝られませんね。

また元春と道雪の勝敗ですが、状況からそうなったとしか言いようがありません。仮に大友方が“毛利は撤退する”という思い込みがなければ油断はしなかったでしょうから、膠着状態が続く可能性もあったかと思います。しかし、義輝が尼子を抱えたことにより史実との差が現れました。

隆元は私も好きな武将です。毛利三矢は彼がいてこその三矢ですからね。本当に史実での彼の死が悔やまれます。

さて次回は上方です。本来、原案では九州編はさらっと流す程度で終わっているのですが、やはり書かざるを得ないと思い書き起こしました。私も史実の話をただ小説にするだけのときと、仮想の話を書くときはモチベーションが変わります。前者は創作活動とは言い難く、どちらかというと調べ物をしているような感じで書いていて疲れることがあります。

次から本編の最後まで(といってもまだまだ長いですが)史実の話は殆どなくなってしまいます。特に次章辺りからはほぼ架空戦記です。ようやく書ける、といった心持ちです。
  • やま次郎
  • 2012年 06月08日 18時53分
[良い点]
吉川元春VS戸次道雪…………某珠姫でも実現しなかった、夢の直接対決ですね!!
[一言]
……この小説でも、毛利隆元が死んでいるのが残念。
時期や人間関係で足利幕府と義輝とは直接の関係はないので、生存ルートになる事はないだろうなと諦めてはいましたが……
どこかで隆元生存ルートのネット小説はないものか…………

次回も楽しみにしています。
  • 投稿者: ゆゆゆ
  • 男性
  • 2012年 06月08日 01時41分
感想ありがとうございます。

夢の対決が実現するところが架空戦記のよいところだと思っています。本作に於いてもまだまだ夢の対決は描いていきたいと考えています。誰と誰が戦うことになるかは秘密ですが。

また本作スタート時点で隆元は死去していますので、残念ながら生存とはいきませんでした。しかしながら私も序章第一幕あとがきで挙げている通り隆元は好きな武将であり、生きていれば…と思わずにはいれられません。せめて触れるくらいはしたいと思い、名を挙げさせて貰いました。

隆元が生きていたら毛利はどうなったのでしょうか?年齢的に本能寺の変前後で寿命を迎えそうなので、それ以前に亡くなるか以後に亡くなるかでけっこう変わりそうですが…
  • やま次郎
  • 2012年 06月08日 18時39分
[一言]
更新をお待ちしました!
対に大商業都市の博多を巡る大友・毛利の決戦が始まりましたか・・・・毛利は村上水軍を見捨てたうえで博多を取りに来ましたから後に退けませんね
竜造寺を抑えるのはやはり蒲池しかいませんよね、やはり 
史実では大内輝弘の長門上陸で毛利元就は、九州の地図を焼き払いましたが、そうならないのか気になります
ところでこの頃の阿蘇・伊東・相良などの大名は誰に従属していますか? そして、メインとなる島津はまだ薩摩・大隅の統一合戦でしたっけ?
  • 投稿者: 教授
  • 18歳~22歳
  • 2012年 05月17日 07時43分

感想ありがとうございます。

毛利と大友の決戦は基本的に史実ベースとなりますが、史実との相違点がいくつかあります。それを考えて頂ければ自ずと結果が予想できるかもしれません。

また村上水軍は幕府の伊予平定によって来島村上家(ちなみにまだ来島姓は名乗っていない)が幕府方に恭順しましたが、因島村上家及び能島村上家は未だに毛利方となっています。

尚、今のところ南九州は史実通りです。阿蘇は甲斐宗運主導の下で大友&相良と同盟して独立を保っています。伊藤は日向で島津と交戦中、相良も同様に島津と交戦中です。ちなみにどの大名家にも従属はしていません。

そして島津は薩摩統一直前となっていますが、残念なことに島津について書くことは暫くないと思います。島津ファンの方には申し訳ありません。何分と京から遠いもので余り影響がなく、名前が登場する程度となると思います。(物語が進むにつれて、登場することは登場します。但し、次々々章くらいになると思います)
  • やま次郎
  • 2012年 05月17日 23時14分
[一言]
三話一挙更新とはお疲れ様でした。

そろそろ謙信が可愛いと思えてきたんですがw
そういえば謙信が連れて行った家臣がどんなものなのか気になります。
揚北衆はじめ国人衆は間違いなく越後に残ってるでしょうし、ついてきそうな人材が見当たらないw
せいぜい鬼小島弥太郎ぐらいでしょうか。

義昭・・・・・・
旧態依然の考えではダメだというのに。
わざわざ還俗して足を引っ張るとか本当にこいつは・・・・・・
ダメだ、完全に対立フラグが立った。
もう一人の弟はこいつよりはマシであってほしい

信玄がやたらと静かなのが気になる……
やはり北条と繋がっているんだろうか?

元親、中々一条を攻めることができませんね。
こういう態度は愚かとされることが多いですが私は好きです。
義輝も義を知る男、あまり悪い目には合わせてやってほしくないですね。
とはいえ今のところ元親も能力を示したわけじゃないからなぁ、難しいところかもしれませんが。

さすがは蒲生賦秀、信長に気に入られただけのことはある才能です。
早死にさえしなければ…

さて、次回九州ですか。
しばらく幕府勢の動きは見られなくなりそうですね。
中国方面の動きに幕府がどう対応するのか、幕政改革がどう動いているか、このままではこれ以上領土を広げるのが難しい織田の動き、あきらかに贔屓されて出世し続ける朝倉景恒に他の家臣はちゃんとついてくるのか、武田に完全に臣従したとは言いがたい木曽氏や穴山梅雪、ちょっとだけ出てきた北畠具教や能登畠山、本願寺や紀伊方面の情勢などなど、気になることは多々あります。

とにかく続きを楽しみに待っています。
  • 投稿者: PON
  • 2012年 05月05日 16時19分

GW中にも関わらず私の作品を読んでいただきありがとうございます。

謙信の魅力は善くも悪くも誰から見ても筋が一本通っているところだと思っています。律儀というか素直というか、愚直なんでしょうね。裏表のない人柄で、騙されやすい損な性格です。故に、何度も関東諸侯の降伏を許したという歴史的事実があるのでしょう。

また謙信についていった武将ですが、基本的には元々上杉家臣の者たちは謙信側です。越前の国人衆はそのまま長尾家に仕えています。幼い頃よりの側近・本庄実乃や近江出身で沼田城代の河田長親、弥太郎も謙信について行っているとしています。他にも数人おりますが、書く機会があればどこかで登場すると思います。但し、謙信も信玄もですが、残念ながら再登場は次章となります。(名前くらいは登場しますが…)

さて肝心の義秋ですが、考え方は違えど幕府を強く再興していくという目的意識は共通しています。まずはこちらへ先にスポットを当てましたが、いずれ晴藤も登場します。

尚、本章の後半でもいくつか触れますが、疑問の数々が明らかになるのは次章となりましょう。一応、第三章は二十幕ていど続く予定です。
  • やま次郎
  • 2012年 05月06日 21時53分
[一言]
初めて書き込みます。
もし織田と足利の蜜月が続いていたら?
というifものは「やる夫立志伝(残念ながら更新低停止中)」などがありましたが、こちらもなかなか興味深い展開ですね。

 ある意味ラスボスポジションにいる信長のみまったく自分の内面を語らないので読者にも他の登場人物にも、彼が何を考えているのか目的が何なのか分からないのがイイ。
輝虎のように義輝を盲目的に敬愛しているのでも、三好のように義輝を傀儡にしようとしているわけでもない。

 そもそも足利に領土を献上したことも、管領職の廃止も信長が始めたこと。一体、彼の目的は?最終的に自分が天下人になるつもりはないのか?

 史実の信長も本当に義昭を傀儡にして、自分が天下を取るつもりだったのか微妙だ、という説もありますし(義昭が毛利に行ってからも再三帰京を促している)少なくとも最初はその予定では無かったのではないか?

 信長の目的は”天下布武”そのものであり日本が政治的に統一され安定してくれればいい。必ずしも政権の首班に自分がならなくてもいい。いや、日本の統一すら過程に過ぎず、本当に目的はその先にあるのだ。大体、将軍だの関白だのしがらみありまくりな役職についたら、いざというとき面倒じゃないか(唐入りの際に陣頭指揮を熱望しながら、それがかなわなかった関白秀吉がまさにそれ)こんな感じでしょうか?

 いや、天下統一にあと一歩というところで義輝に反旗を翻す信長というのもそれはそれで見てみたい!(なのこっちゃか)

ご感想ありがどうございます。

本作においての改変は“義輝の生存”のみであり、各武将の行動理念は全て“史実”を重視しています。その点、足利義昭が京を追放されて後も“関東管領を名乗り続けた上杉謙信”そして“天下布武を掲げる織田信長”は重要な立ち位置を占めています。元々義輝に近い二人ですからね。永禄二年の上洛も何か運命的なものを感じます。(私の手元にある下書きでは、本作は永禄の変ではなく永禄二年に二人が上洛してくるところから物語はスタートしています)

その中でやはり信長の目指した先とは何か?というものも本作にて描かざるを得ないものとしています。何故なら、それが信長の行動理念だからです。しかし、仰るようにそれが何であるのかが筆者にはさっぱり分かりません。義昭追放後に帰京の交渉を続けたり、武将たちに義昭の子を次の将軍にすると発表したりと幕府の仕組みを踏襲すると思わせながら、右大臣を辞任して散位となるなど。義昭を将軍職から解任も出来たはずなのにしませんでしたしね。何をしたかったのかは、本能寺の変が起こったために歴史のifとなってしまいました。

分かっていることと言えば“天下布武”のみ。それを本作においては私の解釈で描こうと考えていますが基本はあくまでも史実ベース。領地の返上や管領職の廃止は信長が史実でやったことと大差はありませんので、本作での信長も同じ事をしている、ということです。もっとも主人公は義輝なので、その義輝がどのようにして信長そして謙信と関係を続けていくのか。その辺りを描ききるまで暫く時間がかかりそうです。(現段階で本作は全体の1/3が終わったくらいです)

引き続き、本作を読んで頂けると嬉しい限りです。

やる夫立志伝、途中までですが見ました。いや面白いですね。太閤立志伝は私も何度もプレイしましたので笑ってしまいました。(もちろん義輝プレイ)やる夫立志伝のように更新停止とならないよう頑張ります。(一応、構想は最期まで出来上がっているので大丈夫だとは思いますが)
  • やま次郎
  • 2012年 05月02日 14時09分
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