感想一覧
▽感想を書く天照は女神だから男系というのはおかしいだとか、女性が天皇になれないのはおかしいと言う人がいますが、これはどうも男系という物を勘違いした見解です。
皇統における男系とは、玉とそれを結ぶ糸で説明することが出来ます。祖神である天照大神と現在の天皇陛下を玉に見立てると、お二人の間柄を結びつける糸の役割を果たすのが男系なのです。別に二つの玉の両方が女性だろうと男性であろうとそこは関係がありません。
二つの玉を繋ぐ系譜の糸、そこが男だけで構成されていれば、それは男系なのです。ですから歴史上には男系の女性天皇が存在しているのです。
天皇陛下の、女系の子孫と天照大神との関係はどのようなものでしょうか? まず第一に、女系のみでご先祖様を遡ってみても、天照大神には辿り着きません。当然です。天照大神は男神しか生んでいません。この時点で、そもそも『男系』と『女系』では、だいぶ違いがあることが分かります。『男系』が、天照大神の男系直系子孫と見なせるのに対し、『女系』は女系直系子孫を意味しないのです。つまり『女系』とは、男系家系の傍系に他なりません。
『直系と傍系、どちらが天皇に相応しいか?』と問われたら、『女系』では立場が弱いのではないでしょうか。
もちろん、『女系』でも、男女を問わずご先祖様を辿れば、天照大神には行き着きます。でも、ちょっと待ってください。そうすることで最後に辿り着くご先祖は、天照大神だけではありませんよね? 男女を問わずに家系をさかのぼれば、当然、ご先祖(祖神)は無数に存在します。つまり女系の場合、天照大神は、たくさんいるご先祖(祖神)の中の一人に過ぎないということになってしまいます。また、女系を遡ってもいいのですから、女神である天照大神の親である伊弉諾、更にもっと遡って、天地開闢の神様、国之常立神に行き着くことすら出来ます。こうなるともう、日本を建国した偉大なご先祖様がお祀りしたかった神様とは関係が無くなってしまいます。『女系』天皇にとって、天照大神は唯一の祖神ではない。つまりは天照大神と『女系』天皇とのご縁も、その程度に薄いものでしかないのです。
加えて、男女を問わずに家系を遡っていいのであれば、ご先祖が天照大神であること等、珍しくもないのです。有名な源氏や平家だって、元は天皇の血筋の方が臣籍降下した身分であり、家系を遡れば天照大神に行き着きます。大繁栄した源氏・平家の末裔なんて、家名を変えた傍系やそのまた傍系、更には他家に嫁いだ者の子孫を含めれば、どれだけいるのか分かりません。どうしても『女系』では、血縁の特別さ(=天照大神とのご縁)が薄くならざるを得ないのです。
皇統における男系とは、玉とそれを結ぶ糸で説明することが出来ます。祖神である天照大神と現在の天皇陛下を玉に見立てると、お二人の間柄を結びつける糸の役割を果たすのが男系なのです。別に二つの玉の両方が女性だろうと男性であろうとそこは関係がありません。
二つの玉を繋ぐ系譜の糸、そこが男だけで構成されていれば、それは男系なのです。ですから歴史上には男系の女性天皇が存在しているのです。
天皇陛下の、女系の子孫と天照大神との関係はどのようなものでしょうか? まず第一に、女系のみでご先祖様を遡ってみても、天照大神には辿り着きません。当然です。天照大神は男神しか生んでいません。この時点で、そもそも『男系』と『女系』では、だいぶ違いがあることが分かります。『男系』が、天照大神の男系直系子孫と見なせるのに対し、『女系』は女系直系子孫を意味しないのです。つまり『女系』とは、男系家系の傍系に他なりません。
『直系と傍系、どちらが天皇に相応しいか?』と問われたら、『女系』では立場が弱いのではないでしょうか。
もちろん、『女系』でも、男女を問わずご先祖様を辿れば、天照大神には行き着きます。でも、ちょっと待ってください。そうすることで最後に辿り着くご先祖は、天照大神だけではありませんよね? 男女を問わずに家系をさかのぼれば、当然、ご先祖(祖神)は無数に存在します。つまり女系の場合、天照大神は、たくさんいるご先祖(祖神)の中の一人に過ぎないということになってしまいます。また、女系を遡ってもいいのですから、女神である天照大神の親である伊弉諾、更にもっと遡って、天地開闢の神様、国之常立神に行き着くことすら出来ます。こうなるともう、日本を建国した偉大なご先祖様がお祀りしたかった神様とは関係が無くなってしまいます。『女系』天皇にとって、天照大神は唯一の祖神ではない。つまりは天照大神と『女系』天皇とのご縁も、その程度に薄いものでしかないのです。
加えて、男女を問わずに家系を遡っていいのであれば、ご先祖が天照大神であること等、珍しくもないのです。有名な源氏や平家だって、元は天皇の血筋の方が臣籍降下した身分であり、家系を遡れば天照大神に行き着きます。大繁栄した源氏・平家の末裔なんて、家名を変えた傍系やそのまた傍系、更には他家に嫁いだ者の子孫を含めれば、どれだけいるのか分かりません。どうしても『女系』では、血縁の特別さ(=天照大神とのご縁)が薄くならざるを得ないのです。
そもそも直系、傍系って思想自体が男尊女卑の考え方でしかなく男女問わず長子が直系と考えるならもう既に直系では無いとも言えます。
長男こそ直系の考えが固定観念と思いませんか?
血筋に女系、男系と単語を使うことがナンセンスなのです。
長男こそ直系の考えが固定観念と思いませんか?
血筋に女系、男系と単語を使うことがナンセンスなのです。
- ガンダルフ
- 2025年 05月05日 06時38分
なぜ繋がりの糸を男系とするのかの理屈がイマイチな気がします。
しかも天照大神と神武天皇の間が男系で繋がっている確かな文献は存在しません。
代代の天皇も確実に男系で繋がっているかと言うと、それさえも怪しい時代があるのも問題です。
結果として男系が続いているのを無理やり「繋がりは男系」とこじつけているようにしか聞こえません。
もしかして平安時代に男系天皇の取り決めが経緯があったようにその時の文献に男系の継承が唯一天照大神との繋がりであるとされているものがあるのでしょうか?
あればお教え下さい。
しかも天照大神と神武天皇の間が男系で繋がっている確かな文献は存在しません。
代代の天皇も確実に男系で繋がっているかと言うと、それさえも怪しい時代があるのも問題です。
結果として男系が続いているのを無理やり「繋がりは男系」とこじつけているようにしか聞こえません。
もしかして平安時代に男系天皇の取り決めが経緯があったようにその時の文献に男系の継承が唯一天照大神との繋がりであるとされているものがあるのでしょうか?
あればお教え下さい。
- ガンダルフ
- 2024年 11月03日 18時19分
イギリスの王朝がヨーク朝からチューダー朝、さらにスチュアート朝へと交代したのは、女系による王位継承が行われたためです。
それ故、もしわが国で女系天皇を容認すれば、その時点で初代神武天皇以来の皇統は断絶し、新たに別の王朝が誕生してしまうことになるでしょう。(神代の系譜を無視してもそれでも1500年間100代は男系で継承されている)
つまり、女系天皇の誕生によって「万世一系の皇統」は断絶してしまうのです。
また、新たに誕生した「王朝」とやらについては、正統性が問われることになるでしょう。少なくとも私を含む多くの国民は女系天皇などというパチモンの存在を認めはしないでしょうね。
それ故、もしわが国で女系天皇を容認すれば、その時点で初代神武天皇以来の皇統は断絶し、新たに別の王朝が誕生してしまうことになるでしょう。(神代の系譜を無視してもそれでも1500年間100代は男系で継承されている)
つまり、女系天皇の誕生によって「万世一系の皇統」は断絶してしまうのです。
また、新たに誕生した「王朝」とやらについては、正統性が問われることになるでしょう。少なくとも私を含む多くの国民は女系天皇などというパチモンの存在を認めはしないでしょうね。
[気になる点]
卑弥呼と現天皇家は何の関わりもないのに、女王ってだけで何の脈絡もなく引っ張りだされてもねぇ。
卑弥呼=神功皇后の話がしたいなら別だけど、そういう文脈じゃないよね。
[一言]
神武天皇は天照大神の子供ではない。 何代か後の孫である。
神武天皇は男性である。
天照に夫はいない。
天照は夫なしで男神も女神も生んでいるので、男神はX染色体を改変してY染色体にしたと思われる。 別に須佐之男結婚説を取ってもどちらも親は伊邪那岐と伊邪那美なのでY染色体の神格に変わりはない。 (神が遺伝子を持っていればね)
男系継承では必ずY染色体が継承される。 つまり、遺伝子レベルで神格が継承されることになる。 しかし女系継承を認めると、女性天皇の産んだ子供は女はもちろん、男であっても神格継承が保証されない。 天照大神から続く神格継承が途絶え、《神国日本》 ではなくなるのだ。
女性皇族のX染色体は父親のものも母親のものも多分神格なんて消し飛んでいて持って無いから。 生まれた子は神格なんて持っちゃいない。
男系継承には意味がある。
なんか右翼が喜びそうなことを書いてしまった。
卑弥呼と現天皇家は何の関わりもないのに、女王ってだけで何の脈絡もなく引っ張りだされてもねぇ。
卑弥呼=神功皇后の話がしたいなら別だけど、そういう文脈じゃないよね。
[一言]
神武天皇は天照大神の子供ではない。 何代か後の孫である。
神武天皇は男性である。
天照に夫はいない。
天照は夫なしで男神も女神も生んでいるので、男神はX染色体を改変してY染色体にしたと思われる。 別に須佐之男結婚説を取ってもどちらも親は伊邪那岐と伊邪那美なのでY染色体の神格に変わりはない。 (神が遺伝子を持っていればね)
男系継承では必ずY染色体が継承される。 つまり、遺伝子レベルで神格が継承されることになる。 しかし女系継承を認めると、女性天皇の産んだ子供は女はもちろん、男であっても神格継承が保証されない。 天照大神から続く神格継承が途絶え、《神国日本》 ではなくなるのだ。
女性皇族のX染色体は父親のものも母親のものも多分神格なんて消し飛んでいて持って無いから。 生まれた子は神格なんて持っちゃいない。
男系継承には意味がある。
なんか右翼が喜びそうなことを書いてしまった。
質問ですが、天照大御神から天皇の血筋が生まれる際に男性化して人間の女性に人間を産ませたのか、逆に女性化してる時に人間の男性と致して天照大御神自身が人間を産んだのかでその説の正しさが変わると思いますが、その辺はどのようにお考えでしょう。
私としてはそこが不明な状態でY染色体に神格たる遺伝子があると言い切るのはどうかと思います。
またあと、邪馬台国時代のトップは女性であった記録が残っており、その事から国のトップが男系ではなく女系の時代があったのでないかと私は推測します。
そしてこの時代の後に神話が関わった記録が見られないことから、神武天皇の血筋はこれより古い可能性もありそれらが男系で繋がってる保証も無い。
以上の理由で邪馬台国、卑弥呼という例をあげてます。
私としてはそこが不明な状態でY染色体に神格たる遺伝子があると言い切るのはどうかと思います。
またあと、邪馬台国時代のトップは女性であった記録が残っており、その事から国のトップが男系ではなく女系の時代があったのでないかと私は推測します。
そしてこの時代の後に神話が関わった記録が見られないことから、神武天皇の血筋はこれより古い可能性もありそれらが男系で繋がってる保証も無い。
以上の理由で邪馬台国、卑弥呼という例をあげてます。
- ガンダルフ
- 2024年 08月16日 10時44分
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