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王女殿下や女王陛下たちのお優しい心が届き、不幸な一家の魂が救われるといいですね。
  • 投稿者: 澳 加純 
  • 女性
  • 2025年 01月06日 16時58分
澳 加純様、こちらの「冬の夜に響く蟋蟀の鳴き声」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
明代の闘蟋に起因する悲劇を垣間見た王女殿下の心の動きを主軸に置いた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
清朝を始めとする中華の歴代王朝の後継者を自負し、中国大陸を仁政で治めようと志している愛新覚羅氏の王族達にとって、明代の宮中の人々の娯楽が原因で民達が犠牲になったという故事は決して看過出来ない悲劇であり、後世の人々に語り伝えねばならない教訓でもあったのですね。
明代に亡くなった一家の魂が救われて黄泉の国で穏やかに眠れる時が一日も早く訪れる事は、心優しき王族達の共通の願いで御座います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「冬のホラー企画3」の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
コオロギが原因となって死んだ一家のエピソード。
興味深く読ませていただきました。
ちなみに。
私は田舎に住んでいたものですから、子供の頃、よくコオロギを捕まえて箱の中で飼っていました。それが夜になるとコロコロと美しい声で鳴きました。
本編を読んで、そんな懐かしい昔を思い出しました。
  • 投稿者: keikato
  • 2025年 01月04日 09時03分
keikato様、こちらの「冬の夜に響く蟋蟀の鳴き声」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
明代の闘蟋に起因する悲劇を垣間見た王女殿下の心の動きを主軸に置いた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
愛新覚羅白蘭王女殿下が陝西省北部で耳にした明代の故事は、「聊斎志異」に収録されていた蟋蟀の話をベースにグリム童話の「子どもたちが屠殺ごっこをした話」も掛け合わせて形に致しました。
keikato様御自身の御経験に基づく貴重な御話をありがとうございます。
本作では昆虫相撲をメインに扱っていましたが、鳴き声を愛でるのもコオロギの楽しみ方として大きいですね。
そう言えば「ドラえもん」の「月の光と虫の声」というエピソードでも、スネ夫が買ってきたコオロギや野比家の庭に放した虫の鳴き声を楽しむシーンがありました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「冬のホラー企画3」の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
かわいいホラーでした(*´艸`*)
しいな ここみ様、こちらの「冬の夜に響く蟋蟀の鳴き声」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
明代の闘蟋に起因する悲劇を垣間見た王女殿下の心の動きを主軸に置いた本作、「かわいいホラー」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
本作は「中華王朝史記」という連作の1作という位置付けで、この連作は清王朝の後継国家の王族や官僚達による宮廷ドラマを目指しているのですね。
また、白蘭王女殿下が耳にした明代の故事は「聊斎志異」に収録されていた蟋蟀の話とグリム童話の「子どもたちが屠殺ごっこをした話」をベースにさせて頂きました。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
末筆となりましたが、此度は「冬のホラー企画3」という素敵な企画へ参加させて頂き、誠にありがとうございます。
闘蟋による不幸な出来事に心を痛める白蘭殿下は王族にふさわしい人物だと思います。
そしてその想いに答え、慰霊碑の建立に尽力した紅蘭陛下、翠蘭殿下も素晴らしいですね。
季節外れの冬に鳴く蟋蟀は、亡くなったご家族の無念ではく、鎮魂の願いだったのかもしれない、と思いました。

興味深く拝読させていただきました。
ありがとうございました(^^)v
みこと

【一言】
日本にも蜘蛛を戦わせる遊びがあったようですね。
また、虫を愛でる文化も存在し、虫を集めて庭に放ち、その声を楽しんだそうです。
  • 投稿者: みこと
  • 18歳~22歳 女性
  • 2025年 01月02日 12時14分
みこと様、こちらの「冬の夜に響く蟋蟀の鳴き声」をお読み下さいまして誠にありがとうございます。
明代に流行した昆虫相撲である闘蟋を題材にした本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
蟋蟀が原因で一家が全滅した事件が起きたのは宣徳帝の治世下の話なので、中華王朝の人々にとっては今から六〇〇年前後も昔の出来事になりますね。
それでも「もう昔の話だから…」と安易に片付けずに心を痛め、その慰霊の為に手を尽くす所に、仁政を心掛ける愛新覚羅王家の人々の固い決意を表現させて頂きました。
冬の蟋蟀の音色に鎮魂の願いが込められている可能性は、確かにあり得そうですね。
考えてみますと、最後に残った父親の心中には先に逝ってしまった妻子への鎮魂の思いが去来していそうですし。
蜘蛛を戦わせる伝統文化は、日本各地に伝わっていますね。
コガネグモ同士を戦わせる蜘蛛合戦にネコハエトリの雄を戦わせるホンチ、そしてハエトリグモの捕虫能力を競わせる座敷鷹という具合に、様々なバリエーションがあって奥深いです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「冬のホラー企画3」の参加作品の中で本作を御読み頂き、誠にありがとうございます。
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