感想一覧

　ミリアも、継母の連れ子というひけめで、義姉にコンプレックスがあったからなのかもしれませんね。彼女自身が、じぶんの居場所をつくるための行為だったのかも。
　ハピエンにも思えますけど、姉妹がふたり、なかよく暮らせなかったことは、ひとつの悲劇ですね。ひょっとしたら、ミリアの母は貧しくて、苦労してきたのかも。
　いろいろ背景を想像しちゃいます。
　描かれない部分が多いから、余白に想いをはせるのも、短編の楽しみかた。

[良い点]
未来屋さんのファンタジー世界のお話はお馴染みの要素がありながらも読了感はしっかり未来屋さんらしさがありました。
[一言]
セレナさんが圧倒的に人間が「できた」人なので、爽やかな心地になれるんですよね。彼女の「努力家」の部分が魅力的ですよね。

[良い点]
未来屋さんの異世界テンプレ！　どきどき読ませていただきました。
ここぞという場面での言葉遣いに、うっとりさせられてしまいました(n*´ω`*n)
妹との別れ。未来屋さんの優しさを見た気がします(*´▽｀*)！

ルビを見ながら、なるほど～と思いました(n*´ω`*n)　読みやすさ大事みたいですよね。

心清らかになるようなイセコイ物語でした(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

[良い点]
おお、未来屋さまが婚約破棄を書いている…！
しかもちゃんと性悪の義理の妹まで…！
義妹が辺境の男爵家に嫁いだ経緯についてはさらっと流して、読者に想像の余地を残すところが奥ゆかしい…。
アキトは日本人っぽい名前だからこれは転生者だな、と当たりを付けたら、東方の国の王子様でしたか。なるほど！
[一言]
新しいジャンルに挑戦するのは本当に冒険ですよね。好みではないジャンルであっても、書いてみることで色々と見えてくるものもあるし…。
ちなみに私はBLに挑戦して、九万字書いたところで自分が何を書いているのか分からなくなって挫折しました(^_-)-☆

[良い点]
「イセコイ」って何？？　だった状態のAjuが言うのもなんなんですが、こんなに気持ちよく読めた「婚約破棄令嬢モノ」は初めてです。
こういう話、だいたい途中で飽きちゃうのに、なんで？？
って思って考えてみるに、Ajuなりの答えは、言葉の選び方と、その出てくるタイミング・・・かな？　と。。
テンプレそうろうのお話なのに、ちゃんと未来屋ワールドなんですよね。。(｀・ω・´)
[一言]
これは研究対象ですよぉ。。
一部分でも吸収したいものです。(｀・ω・´)

[良い点]
とても素敵なお話しでした！
普段、自分が書くのも読むのも異世界ものが多いせいか、違いが分かるというか、こんなに丁寧で重厚なイセコイもあるんだなと思いました。いい意味で、テンプレとは違った作品、という感じです。

[一言]
ざまぁが弱めなのがちょっと残念ではあるんですが(笑)、主人公たちの恋愛が丁寧に描かれて、読んでいてとても心地よかったです。
そして、こんなキレイな文章を書けるようになりたい、と思った作品でした。ありがとうございました。

[一言]
　面白かったです。

　ファンタジー小説、私はあまり興味が湧かないんですよね（腐食姫を読んで頂いたのでバレてるとは思いますwww）。
　特に、火の玉とか雷を撃ち合うような「ドッカンドッカンしたファンタジー」は苦手とさえ言えます。このサイトでは売れ線みたいですけど……。

　本作も魔法や精霊などが登場しますが、「その世界の人間」を描かれているので、読みやすく、途中で飽きたりすることもありませんでした。
　人間が人間らしく、「そうはならんやろ」みたいなリアクションはしない、作者のご都合主義や「悪役は不幸にしとけばいい」みたいな雑さを感じないお話だと思いました。

　ありがとうございました。

[良い点]
未来屋さまのイセコイが読めてすごい嬉しいです！！
アキト様かっこいいー♪(´艸｀＊)
セレナが幸せになって良かった。銀の花にとてもあってる名前ですね♪　さすが！
[一言]
雨の中に輝く花が想像出来て、すごく美しい情景と物語でした。
読ませていただき有難うございました！

[良い点]
良いっ！夢中で読みました！
[一言]
単語一つ一つが美しいんだよな〜。
格調高く、重厚。
アキト様かっこよすぎ惚れた♡

[良い点]
　本人を見ず、噂だけを鵜呑みにした周囲。
　結果だけでなく努力をも見てくれるアキトの言葉は、セレナにとってどれほどの力になったのか。
　多くは語られぬ中にも、ふとした言葉や行動に、その心情を窺うことができるように思えます。

　だからこその、ラストのセレナの判断。
　幸せでなければ選べぬ選択肢だと思います。
　きっともうセレナにとって、過去のことは些事なのですね。
[一言]
＞「あっフラれた」
　アキトとササメキの普段の様子がわかると同時に。
　くすっと笑ってしまう、このシーンが好きです。

　挑戦、と仰っていた作品。
　楽しく読ませていただきました。
　想像の余地を残しながらも、登場人物それぞれがくっきりと描かれているからこそ。
　雨に滲まぬ輝きを感じることができました。
　素敵なお話をありがとうございます！