感想一覧

[良い点]
洗練された構成。ストーリーに無駄がなく、綺麗にまとまっている。
[一言]
「良い短編」とはこういった物をいうのだろうな、と感心しました。お見事。

[気になる点]
こんな醤油の存在【[しかなった]→[しなかった]】異世界でも
[一言]
一切の無駄を省いた小説、いわばスタイリッシュ醸造……なに言ってんだ俺。

ところで、最高吟醸とはなんでしょうか？
　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%86%A4%E6%B2%B9#JAS.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E6.A0.BC.E4.BB.98.E3.81.91
『吟醸』とは醤油の場合、含有する窒素分を表す言葉のようですが……

[良い点]
ネタバレにならないように感想を書くのって難しいんですね…。

今ひどく緊張しています。

このシーンとこのシーンが好きだ、と言えないつらさ。

「お痒いところはございませんか？」と聞かれてるのに、その痒い場所の名前を伝えたら、美容院に仕掛けられた爆弾が爆発して、お客さん達が怪我しちゃう…！
言えない…言えないんだよ！

そんなSWAT気分です…。

例としては最悪ですね。

もどかしさを読み取って頂ければ幸いです。

とっても面白かったです。
読後感も、大頭さんの頭髪を優しく撫でていく春風のように爽やかで良かったです。

無骨な主人公が家族を思う描写が、ぶっきらぼうに、ぽろっ、ぽろっと出てくるのが、よりその深さを感じさせ、良かったです。

…これ大丈夫でしょうか、美容院大爆発状態になってないですよね？！

[一言]
はじめまして。すごく面白かったです。

淡々とした語り口がツボにはまりました。
これでもかと文章に織り交ぜられて、場面展開にまで持ってくる、大豆への並々ならぬ愛情が、何故か微笑ましく思えて笑いが零れます。

最後は驚きの展開で、少々ビックリしましたが、最初と最後がしっかりと描かれているためか、すんなり受け入れられたというか納得しました。

中盤の展開の速さは斬新すぎて、逆に面白くて笑えます。
皇帝一家の食卓は一般家庭と変わりないのですね。それとも、この日に限ってなのでしょうか？

濃厚にして奥深く、芳しく薫り高い、後ならぬ糸を引く味わいを持った作品だと思います。

[良い点]
区切りにある「豆」
[一言]
読者に深く考えさせない、畳み掛けるような展開の切り替わりが気持ちいい
作中のエルフも醤油党に宗旨替えし、ダークエルフとなったことでしょう

[一言]
まさかあのお題からこうなるとは・・・。
とことんお題に忠実に纏まった綺麗な短編だったと思います。 要点をしっかり押さえるのは、やはり短編を書く上では必要不可欠な技術なんでしょうね。
うらやましい。

[一言]
面白かった
なにが面白いかと聞かれたら、的確に説明できるほどの頭は持っていないのですみません
テンポも良くて読みやすかったです

[一言]
一炊の夢かｗｗｗ
確かに古典ともいえるかも。
テンプレチートをこういうふうに持ってくるとは……
短いなかでよく練り込まれたものだと思います。

[良い点]
＞　そして私はそのまま、小説にはあるまじき展開の早さで何の世界観説明もなくわずか一行と十字で成長した。
　そうそう使える手ではないと思います。笑いつつ、只者では無い、などと感じてしまいました。

　古典的な物語の中にも、染み渡った醤油が醸しだす趣が文章からあふれてきて、味わい深い。
　醤油味のお煎餅が無性に食べたくなる読後感。