感想一覧

上にお姉さんが４人もいるという、インパクト（汗）。
ご両親はよっぽど、男の子が欲しかったのでしょう。
そんな中、生まれたのがアーディン君でしたので……周囲の可愛がりっぷりは相当だったようです。

それでもアーディン君が「ちゃんと育った」のは、彼も回顧している通り、身近な人だけは「ちゃんとしていた」からですね。
この家庭環境であれば、（周囲から可愛がられすぎて）一歩間違えるとワガママ令息にもなりかねませんし……。
しかしながら、アーディン君がちゃんとしていないとお話が成立しないので、末っ子属性を搭載しつつも、「猫が見える以外は至ってマトモな令息」を書いたつもりであります。

アリルちゃんの良さ（と彼女のにゃんこの可愛さ）に気づけたのも、彼が至ってマトモだったからであります。
末っ子ながらも、さりげなくお仕事もしていますしね。
アリルちゃん（と怖くない猫ちゃん）が一緒ならば、きちんとこれからも「上手くやっていける」のでしょう。

それはさておき……ご訪問、ありがとうございます〜！
読んで下さっただけではなく、感想までいただけて、なんたる幸せでありましょうか。

この度は素敵な感想を誠にありがとうございました★

アーディン君は猫恐怖症ではなくて、純粋に女性恐怖症になりかけていたのだろうなぁと、作者なりに思うことがありまして。
それでも、彼が「女性、全部怖い！」にならなかったのは、ママン＆お姉さん達がいたからかと。
この辺りの家族構成も、アーディン君の性格にモロに影響しております。
パパンがマトモ（微妙にはっちゃけてますが）だったのも含めて、「家族や使用人に恵まれていた」のはアーディン君がきちんと自省できる、ちゃんとした人間に育った要因の１つだったりするのです。

この作品はあまり何も考えずに思い付き（どちらかと言うと、ダジャレ？）で書いてしまったものでしたが、アーディン君のディテールだけはちょっと拘っております。
いずれにしても、みんな「相手によく思われたい」人達の集まりなのですよね。
特に貴族ともなれば、そういったしがらみも含めて、「相手に与える印象」はいいに越したことありませんから。

しかしながら、自分のアピールポイントを無理に盛るのは、ある意味で嘘をついていることでもありまして。
この「嘘」の厚みが猫達のでっぷり加減に反映されている……のが見えてしまうのが、アーディン君の「変な力」の本質だったりします。
無駄に、令嬢達は毛むくじゃらになっている訳ではないのです（汗）。

そんなこんなですが、結果的にアーディン君が「可愛い子猫ちゃん」に出会えたのは、令嬢達の猫達のおかげでもありまして。
やっぱり、お猫様は偉大なのです。

いつもながらに、設定魔なあてくしにお付き合いいただきまして、恐縮であります。
この度も嬉しい感想をありがとうございました。

猫好きにはたまらない光景でしょうし、作者自身も「グヘヘ」とか言いながら、書いておりました。
えぇ、そりゃぁもう。
モフは正義！　猫も正義なのです。猫達に囲まれるの、大歓迎！
睨まれる？　引っ掛かれる？　フハハハハッ！　それも愛情表現ってヤツよ！

とは言え、アーディンは５歳の時から「にゃっ！」と睨まれていますからね。
彼女達から獲物認定されて、狙われ続ければ、怯えてしまうのも当然と言うもので。
若干トラウマになっていることもあり、及び腰なのです。
しかも、すり寄ってくる令嬢達にうんざりしていることもあり、猫に罪はないと理解しつつ……ご本人にしてみれば、パラダイスからは程遠い。

それでも猫達のおかげ（？）で、運命の相手に出会えたともなれば、結果オーライなのかなと。
しかも、可愛い子猫ちゃん付ですよ。文句あるまい。

とまぁ……何も考えず、思い付きだけで書いてしまった作品ですが。
ほっこりして頂けたのなら、何よりです。

素敵な感想、ありがとうございました。

思いつきで書き始めてしまった作品ですが（汗）。
落とし所として、主人公にも「自省」をして欲しかったので、設定として好青年になりすぎてしまった気がします。

猫を被っているのは、一生懸命な女の子だけではありません。
男の子も外観を取り繕って、格好つけることもありますでしょう？
誰しも、好きな相手には精一杯「自分をよく見せたい」がために「猫を被る」のだと思いますです。

なお、猫ちゃんは睨んでいても、子猫ちゃんでも可愛いのです。
太々しいのもお猫様ですからね。
被られているお猫様を想像して、作者がグフグフしていたのはここだけの話。

ウサギ被りの令嬢……となると、やっぱり「寂しがり屋」になりそうでしょうか？
それとも……あっ、逃げ足が早い令嬢とか、面白そうですね。
好きな相手を前にすると、緊張して脱兎の如く逃げちゃう……なんて設定で書いてみるのも、いいかもです。

気まぐれで書いた作品ではありましたが、こうして感想をいただけるのは嬉しい限りであります。
この度は拙作をお目に留めていただき、誠にありがとうございました。