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>光も過ぎれば闇とおんなじ
 すべてを呑み込んでいくだけなのに
 確かに、と思いました。
 暗闇には少しずつ慣れることもできますが、目を射る程の光に慣れることはできるのでしょうか……。

 覆い尽くす光の中では、ひとつふたつ消えたところで気付かれなさそうな地上の星。
 その残滓は粉雪のように降るのではなく、空に向け泡のように昇っていくのなら。
 そのうち空の光に紛れて輝いているのかもしれませんね。
小池ともか様

闇も慣れれば見ることができるのは
微かな光があるからで
本当に光が遮断された場所では
どれだけそこに慣れようとも
見えぬないものです。

光の場合、
仮に慣れることがあったとしても
一切が同色に染まる以上、物の形の判別がつかなくなるため
やはり「見えない」のではないかと思います。
この場合、本当は「見えて」はいて
「区別できない」と言うのが正しいのかもしれませんが。

消えた地上の光が空に昇ってくれたなら。
古くから願い、望まれてきたことですね。
多くの人がそれを望むのなら、
そのようになっているのかもしれません。
想いは世界を変えることもある、
そんな風に思います。

感想ありがとうございました。
呑まれることから逃れようとし
全てが呑み込まれてゆく・・・

そうかもしれませんね。
繁華街の光だけでなく。
  • 投稿者: Aju
  • 2024年 10月08日 15時36分
Aju様

光に限らず、
というのは私もそのように思います。

だから抗えるかと言えば
そう単純なものでもなく。

いずれかに偏ることなく
中庸であるのが望ましい

そう願ってしまいます。

一方で事勿れ主義になり
停滞してしまうことも良くなくて
難しいなぁ、とも思います。

感想ありがとうございました。
[一言]
青空に見える月は白い輪郭がうっすらと見える感じですね。
ただし、夜間と違い白く光らないです。
因みに皆既月食は月が欠けらずに赤やオレンジ色に光るのが不思議。

濃州関丸様

月は時間に応じて様々な顔を見せてくれますよね。
月は太陽の光を受けて光っているので
昼と夜では太陽の地球への降り注ぎ方で
見え方が変わるそうです。

皆既月食が赤く見えるのは、
昇り始めの月が赤く見えるのと現象的には近くなります。
赤色は光の中でも大気や空気中の塵などに影響を受けづらく
地表近くで屈折率の高い状態や、
太陽の影になって光が届きにくい月食でも
地表に光が届くから赤く染まるのだとか。

詩的な事を考えると
あなたのことをずっと考えていて
ようやく会えた気持ちが強まって
赤く染まってしまった、とか
そんな風に考えたほうがいいのかもしれないですけどね。

感想、ありがとうございました。
[一言]
 色が足らずとも、それを虹と感じられること。
「それ」を「そう」だと感じることは、きっと思っているよりも曖昧で。
 完全でなくても「そう」だと思えることも多い。

 だから誰かも自分も。
 足らずとも「そう」なのだと感じられれば。
 些細な欠点は気にならないのかもしれませんね。
[一言]
 届かぬ空。

 彼方に繰り返す出現と消失が同じものには見えないように、その度に浮かび消える疑問も思いも同じではなく。
 だからこそ、今の自分を映す鏡鑑となり得て。
 唯一の月に望みを見るのかもしれませんね。
小池ともか様

月を心の姿見として見てしまうこと、あります。
移り変わる心の内を
同じように移り変わっていく現し世に投影しても
揺れて揺れてはっきりと見ることができないから
月に心を映そうとするのかもしれませんね。

感想ありがとうございます。
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