感想一覧

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お久しぶりです!
ノスタルジーを感じさせる街並み、伝統文化、そして狐火祭りの雰囲気が漂ってきてよかったです。
ろうそく屋のじいさんの「ジジババが神仏離れで買わねえのに、若い奴が伝統を引き継いでくれる」という言葉が印象的でした。
昔のものが現代で廃れていくとは限らないのは、不思議ですね。
思わぬところでのホノカちゃんの出現に、主人公が自分の現状を反発しながらも受け入れていたのに、「生まれ持った物が違う」と感じるのがとても切なかったです。
これから広い世界に出て、この恋の苦味もいい思い出になってくれたらいいなと思いました。
情緒あふれる素敵な短編でした。
石江様
お久しぶりです!なんとなく席を外しておりました……。
実際に旅行に行ったのですが、本当に美しい街並みでした。ろうそく屋の「若い人が買ってくれる」は、実際に言われた言葉です。
買いましたとも。そりゃもう、「若い人が買うんだけどどう?」って言われたら、買っちゃうじゃないですか。
ろうそく台がないので、クッキー缶の中でたまにつけて見てます。ゆらゆら揺れて綺麗です。百物語したくなりますね。
チクリと胸を刺す苦い恋さえも、いつか彼女を彩る魅力になっていくことでしょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
ろうそくそジジイ、許せませんわね(¬_¬)。結局主人公、訴えなかったのですか。祭りの実行委員にされ、うやむやになってしまうとは。私なら、即刻訴えます(¬_¬)。お小遣いバイトより、損害賠償のほうがガッポリ高く稼げますもの。

ホノカちゃんが不思議な感じ。裕福な家柄の現代っ子美少女でありながら、鼻にかけず、お高く止まった感じがしていないのが良いですね。

そして主人公、雨で滲む和紙の面を、さりげなく薦めているのが◎。吉田ばーちゃんお手製の、高級なやつね。しかしホノカちゃんなら、雨で滲んだお面でも、美しく使いこなせそうですね。

涙に濡れるほど、憧れの若林先輩の恋に破れても、ホノカへの嫉妬心が嫌な感じに現れていないところ、主人公のサクラはとても純粋だと思いますの。面を外したサクラの容貌はどうなっているのか、想像するのは無粋でしょうか。しかし興味はあります。

昔懐かしい、ほっとするような雰囲気が良いですね。主人公の葛藤が、とても良く伝わってきますのね。


気になる点
ろうそくそジジイ(¬_¬)怒←
乾レナ様

お久しぶりです!
長編を書いていて、完結してから投稿しようと思っていたら、こんなにご無沙汰してしまいました。

飛騨古川はとても美しいところでした。ろうそく屋も実際にあって、職人のおじいさんが、それはそれは口の達者な方でした。
和紙のお面を作る方も実際にいらっしゃって、ただ、今年を限りに製作を辞めるそうです。残念ですね。最後の年の一つを譲っていただきました。ありがたいことです。
ホノカちゃん、持論ですが、美人で育ちの良い方は、大抵根が捻る要素がないので、性格は良い気がします。
作家の場合は、凛として文章も美しいですよね。

もう知り合いの方は居ないだろうと思っていたので嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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