感想一覧
▽感想を書くこんにちは
唐突ですが、来年は『パラサイトイブ』出版30周年なんですよね。
なんだか、この作品を読んで思い出しました。
私も、なんか、そんな風味の作品を描きたかったヽ(;▽;)
間に合う様で、多分無理。
なんか、いい感じの胸騒ぎを貰えたので、評価して帰りますね。
人類絶滅のウイルス…
私は、どちらかというと、猿とホモサピエンスの様に、ある日、他の人と話が通じなくなる、新たな人類の物語を想像しました。
人類が絶滅するその前に、面白いSFの登場を待ちたい気分です。
面白いエッセーありがとうございました
唐突ですが、来年は『パラサイトイブ』出版30周年なんですよね。
なんだか、この作品を読んで思い出しました。
私も、なんか、そんな風味の作品を描きたかったヽ(;▽;)
間に合う様で、多分無理。
なんか、いい感じの胸騒ぎを貰えたので、評価して帰りますね。
人類絶滅のウイルス…
私は、どちらかというと、猿とホモサピエンスの様に、ある日、他の人と話が通じなくなる、新たな人類の物語を想像しました。
人類が絶滅するその前に、面白いSFの登場を待ちたい気分です。
面白いエッセーありがとうございました
感想ありがとうございます。
拙い与太話ですが、ふりまじん先生に何か刺さるものがあったなら幸いです。
パラサイトイブ30周年。。。もうそんなになるのですね。
原作と実写で結末が若干違っていて、実写は確か続きがあるような内容だったかと思うのですが、結局そのままだったような覚えがあります。記憶違いならすみません。
私はそのころ細胞培養にも関わっていまして、主人公(だったかな?)がキスされて「培地だ」とつぶやいていたのが印象に残っています。多分、「イブ」がヒト型に育った後でしたので、古くなった培地でpHが下がっていてきっと酸っぱかったのだろうと、ホラー風味とは別の視点で読んでしまっていました。
新たな人類。。。もともと人類は共通言語でしゃべっていて、神に近づこうとバベルの塔を建設し、神の怒りに触れて、悪だくみできないように言語がバラバラにされたというのが旧約聖書の逸話ですが、現代ではコンピュータの発達で翻訳機能がかなりいいところまで来ていて、多言語間での意思疎通がある程度楽になってきています。もしかしたらまた神の怒りに触れて言語がバラバラになってしまうのでしょうか。そんなことを思いました。
私も面白いSFの登場を心待ちにしたいと思います。
ありがとうございました。
拙い与太話ですが、ふりまじん先生に何か刺さるものがあったなら幸いです。
パラサイトイブ30周年。。。もうそんなになるのですね。
原作と実写で結末が若干違っていて、実写は確か続きがあるような内容だったかと思うのですが、結局そのままだったような覚えがあります。記憶違いならすみません。
私はそのころ細胞培養にも関わっていまして、主人公(だったかな?)がキスされて「培地だ」とつぶやいていたのが印象に残っています。多分、「イブ」がヒト型に育った後でしたので、古くなった培地でpHが下がっていてきっと酸っぱかったのだろうと、ホラー風味とは別の視点で読んでしまっていました。
新たな人類。。。もともと人類は共通言語でしゃべっていて、神に近づこうとバベルの塔を建設し、神の怒りに触れて、悪だくみできないように言語がバラバラにされたというのが旧約聖書の逸話ですが、現代ではコンピュータの発達で翻訳機能がかなりいいところまで来ていて、多言語間での意思疎通がある程度楽になってきています。もしかしたらまた神の怒りに触れて言語がバラバラになってしまうのでしょうか。そんなことを思いました。
私も面白いSFの登場を心待ちにしたいと思います。
ありがとうございました。
- よろ研
- 2024年 10月14日 17時46分
よろ研さま、またマニアックなところをありがとうございます。
急性発症・進展するタイプは宿主が死んでしまえば感染の蔓延は終わりなので、小松左京の「復活の日」(1964年なんですよ、これ)みたいに一工夫(インフルエンザウイルスなどのオルソウイルス科やニューカッスルウイルスなどのパラミクソウイルス科の制御を乗っ取る「核酸」という設定で哺乳類や鳥類など多種多様の生物に感染し致死、自身はブドウ球菌内で増殖)しないと人類絶滅までは至らないかもしれません。
一方では最終節の
>>つまり今後、生殖という次世代以降に影響を与え、身の回りの排除困難な生物によって広められ、継続して人間社会に供給されるウイルスが出現してくれば、人類は何十世代かののち、静かに終焉を迎えることになってしまうかもしれません。
というのはあり得るかもしれないですね。精子の働きが悪くなって不妊になる、とか、それが代を重ねるごとに悪化すれば何世代何十世代後に子どもが生まれなくなる、なんてことがあれば、人類はゆっくり絶滅します。ヒトへパローマウイルス(子宮頸がんウイルス)感染が男性不妊の原因(の一つ)とされていましたっけ(性体験のある男女の大部分が一生のうちで一度は感染するとされています)。
まあ、20億年前に私たちの祖先に感染した細菌がミトコンドリアとして今も共生していることを考えると、絶滅戦略より共生戦略の方が(自らの形を変えても)種を残せるのかもしれません。
急性発症・進展するタイプは宿主が死んでしまえば感染の蔓延は終わりなので、小松左京の「復活の日」(1964年なんですよ、これ)みたいに一工夫(インフルエンザウイルスなどのオルソウイルス科やニューカッスルウイルスなどのパラミクソウイルス科の制御を乗っ取る「核酸」という設定で哺乳類や鳥類など多種多様の生物に感染し致死、自身はブドウ球菌内で増殖)しないと人類絶滅までは至らないかもしれません。
一方では最終節の
>>つまり今後、生殖という次世代以降に影響を与え、身の回りの排除困難な生物によって広められ、継続して人間社会に供給されるウイルスが出現してくれば、人類は何十世代かののち、静かに終焉を迎えることになってしまうかもしれません。
というのはあり得るかもしれないですね。精子の働きが悪くなって不妊になる、とか、それが代を重ねるごとに悪化すれば何世代何十世代後に子どもが生まれなくなる、なんてことがあれば、人類はゆっくり絶滅します。ヒトへパローマウイルス(子宮頸がんウイルス)感染が男性不妊の原因(の一つ)とされていましたっけ(性体験のある男女の大部分が一生のうちで一度は感染するとされています)。
まあ、20億年前に私たちの祖先に感染した細菌がミトコンドリアとして今も共生していることを考えると、絶滅戦略より共生戦略の方が(自らの形を変えても)種を残せるのかもしれません。
感想ありがとうございます。
相変わらずお詳しい。子宮頸がんの原因とされるパピローマウイルスの男性不妊が報告されたのはついこの前の論文だったと思うのですが、情報が早いですね。
個人的に、パピローマウイルスは研究で取り扱っていましたので、若干思い入れがあります。まあ、あのウイルスはがん遺伝子持っていますので、細胞の増殖能が暴走して疣贅となるのはある意味当たり前のような気はします。遺伝子型では70種以上が同定されていますので、どれが子宮頸がんで(9種程度が怪しいとしてワクチンに入っていますが)どれが男性不妊にかかわるか、またそのメカニズム等についてはもう少し研究が必要かと思います。
HIV等のレトロウイルスは宿主内の遺伝子に組み込まれてしまいますので、ある意味「共生」なのかもしれません。
「ウイルス進化説」なんてのがありますが、レトロウイルスがその役目を担っていても不思議ではないような気がします。
霊長類の色覚の進化は面白く、一度遺伝子ごと失って他の哺乳類が2色型色覚になってしまったのに霊長類は突如3色型が復活しています。住環境による変化ではないかといわれていますが、ウイルスが関与していてもありなのかと。
「復活の日」は読んだことがありませんでしたので今度読んでみます。
Wikiであらすじだけ読んでみましたが、あの時代によくもまあここまで、と設定の深さに驚いています。
現在、ほぼ核酸のみの病原体というのは、植物の病原体でウイロイド(一本鎖環状RNA)として知られています(核酸のみですので、タンパク質を変性させることで効果を発揮する消毒薬全般が無効です。厄介です)。
でも、ウイロイドが報告されたのは1971年ですので、小松先生は知らないはずですよね。SF作家の先見性とその発想には驚かされるばかりです。
ところで、新型コロナウイルスのワクチンであるレプリコン型は新型コロナウイルスのSタンパク遺伝子とベネズエラ馬脳炎ウイルスのレプリカーゼ遺伝子が組み合わされて作られているのですが、ウイルスの遺伝子同士の組み合わせって、まさか「復活の日」が元ネタじゃないですよね。多分。
ありがとうございました。
相変わらずお詳しい。子宮頸がんの原因とされるパピローマウイルスの男性不妊が報告されたのはついこの前の論文だったと思うのですが、情報が早いですね。
個人的に、パピローマウイルスは研究で取り扱っていましたので、若干思い入れがあります。まあ、あのウイルスはがん遺伝子持っていますので、細胞の増殖能が暴走して疣贅となるのはある意味当たり前のような気はします。遺伝子型では70種以上が同定されていますので、どれが子宮頸がんで(9種程度が怪しいとしてワクチンに入っていますが)どれが男性不妊にかかわるか、またそのメカニズム等についてはもう少し研究が必要かと思います。
HIV等のレトロウイルスは宿主内の遺伝子に組み込まれてしまいますので、ある意味「共生」なのかもしれません。
「ウイルス進化説」なんてのがありますが、レトロウイルスがその役目を担っていても不思議ではないような気がします。
霊長類の色覚の進化は面白く、一度遺伝子ごと失って他の哺乳類が2色型色覚になってしまったのに霊長類は突如3色型が復活しています。住環境による変化ではないかといわれていますが、ウイルスが関与していてもありなのかと。
「復活の日」は読んだことがありませんでしたので今度読んでみます。
Wikiであらすじだけ読んでみましたが、あの時代によくもまあここまで、と設定の深さに驚いています。
現在、ほぼ核酸のみの病原体というのは、植物の病原体でウイロイド(一本鎖環状RNA)として知られています(核酸のみですので、タンパク質を変性させることで効果を発揮する消毒薬全般が無効です。厄介です)。
でも、ウイロイドが報告されたのは1971年ですので、小松先生は知らないはずですよね。SF作家の先見性とその発想には驚かされるばかりです。
ところで、新型コロナウイルスのワクチンであるレプリコン型は新型コロナウイルスのSタンパク遺伝子とベネズエラ馬脳炎ウイルスのレプリカーゼ遺伝子が組み合わされて作られているのですが、ウイルスの遺伝子同士の組み合わせって、まさか「復活の日」が元ネタじゃないですよね。多分。
ありがとうございました。
- よろ研
- 2024年 10月13日 13時42分
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