感想一覧

[良い点]
社会層の固定化という難しい問題について、自分で考え、なにかしらの解決策を見出そうとしている点。
あと、勢いのある文章。雑ではあるものの、それすらも魅力として感じさせる正に「勢い」があるように感じます。

そして書き分けられたキャラクター。
極端な容姿などが設定されており、また口調にも特徴があるなど、読者に優しい配慮が感じられる。
どちらかというと、こういった物は漫画を書く際に気をつけるべき事とされていますが、最近のラノベなんかだとイラストが付かない事は無いわけですし、大事な事だと思います。
[気になる点]
結構多いので、箇条書きで失礼します。

・多すぎて指摘しきれない程、誤字脱字や誤用が多すぎる。また全体的に文章が雑。
・当初、登場人物の年齢が不明である事。
・家柄やコネのある者が優位に立つとしておきながら、主人公が実力でロボット選手権優勝を果たしている矛盾。この世界観であるなら審査員の買収等が行われるのが自然。
・親のコネや家柄で優位に立つ人間は気に食わないと言いながら、主人公たちも鳳ミヤの祖父という親の力を借りている点。
・主人公たちの言い分に責任が感じられない点。応援する気持ちになれない。
・ステルスサテライトが完全に盗撮な点。トイレの中まで覗けてしまうとは。
[一言]
感想、批評を頼みたいとメッセージを頂き、やってまいりました。
色々と書きましたが、やはり一番大きく「ここがダメ」と感じる点は、主人公たちが戦う理由でしょうか。

家柄やお金に恵まれたエリートたちの支配する社会に一石を投じたい、という気持ちはわかります。
ですが例えばヒデノリがサッカーでボコボコにされたエピソード。
敵チームが「お金」と「家柄」だけで勝ったのなら……例えばスパイクやユニフォームの性能が違いすぎるだとか、審判を買収しただとか・・・それならヒデノリに同情し、スポーツエリート酷いな！　と同意してあげられるのですが、敵チームはそれに加えて「努力」をしているわけです。
親が用意した環境とはいっても、実際に努力するかどうかは自分次第。となると、与えられた環境を活かし長い時間汗水たらして頑張った敵チーム。
その強さの出所を、どこに恥じる事があるのでしょう？

その上、主人公は「政治家を殺さない程度にボコる程度なら許容する」と、テロリズムを許しています。
これはあまりに無責任。
自分自身のうさ晴らしがしたいだけ。エスパーに手を汚させて、自分は美味しいトコだけ持って行くといった風情です。
これは流石にゲス過ぎるのではないかと。

もし私がエスパーなら、主人公たちにこう言うでしょう。
「わかった、エリート襲撃前にお前たちにだけは連絡を入れる。その上で、誰も殺さない。ボコるだけにする」と。
敵と味方の言い分が基本的な部分で同じである以上、これで解決しちゃってませんか？

こんなエピソードがあります。
ある自衛官は、自衛隊否定派の集会にゲストとして呼ばれ、否定派の面々から自衛隊の存在意義について辛らつな批判を次々と浴びせられたそうです。
そして最後に「どう思いますか？」とコメントを求められた際「そう仰る方々を守る事も、我々の任務です」と、堂々言い放ったと聞きます。
自衛隊の是非はともかくとして、このエピソードから件の自衛官は「誰であろうと国民を守り通すと」確かな責任感、使命感を持っていたと感じ取る事が出来ます。
そして感じるのです。格好良い、と。

そのあたり一度よくお考えになり、これからも執筆活動がんばって下さい。
応援しております。

[一言]
この作品は面白いか?と問われれば面白い。昨今の小説に比べてしっかり場景描写や登場人物の心情が描かれている。足が地面にしっかりついているような書き方は好感が持てた。しかしその書き方が災いして作品の勢いを殺してしまっている面も。見所は緩急をつけて書いた方がよろしいかと思う。いろいろ盛り込んである作品なのでこの弱点は致命的なように感じました。淡々と書くのはいいのですが、やっぱり読者を引っ張る勢いも大事かと。この二つの調和がとれたときこの作品の真価は発揮されるでしょう。非常に興味深い作品でした。これからも更新頑張ってください。

[一言]
話の設定はおもしろいと思いました。
しかし設定を盛りすぎ感があり、読んでいて疲れるかな、と感じます。
１ページ辺りの文字数もなかなかあるので区切ってもいいように思います。

しかし話の展開はサクサク進むので、読みやすさはあります。
なかなか話の筋はおもしろいので、設定をもっと活かせたらおもしろくなると思います。

[良い点]
話は面白いと思います
[気になる点]
しかしその話の面白さをうまく表現出来ている訳ではありません。
表現もおかしなものが多いです。
一例を挙げるならば、名詞(というより人名)で文を終わらせるのは小説っぽさが出ません。
どっちかというと漫画のプロットの様なものに近いかと。
こういうのはプロの方の作品を読んで勉強するしか手はありません。
というより貴方の欠点のほとんどは読書によって解決されると思います。
興味を持った作品ならどんなものでも良いので読むべきです
[一言]
長々とすいませんでした

[気になる点]
読みにくいです。
Ｅｐ１冒頭の人物紹介は、小説の前書きに置かれる分量ではありません。本編を読むために必要でしょうか？
あちこちで見かける複数種類のカッコに戸惑います。思考にもルビにも幅広く利用されている（）ではなく、〔〕【】《》としたことに意味はあるのでしょうか？
台詞にも地の分にも作中用語が多く、どこから読んでも状況がまったく頭に入ってきません。
[一言]
先が長い・分量が多い作品は、濃厚な作品を読みたい、という時には歓迎されるでしょう。しかし最初に読みにくいという印象を持つと、先の長さは苦難の長さです。例え内容が良くても、次を読もうと言う気力をなくすのに十分でした。残念です。

[一言]
メッセージに誘われてホイホイついてきちゃったぜ。

さて、ではでは感想を。辛口になってしまいました。


正直、この作品微妙です。
決して悪くはないのですが、面白いか？と聞かれれば首を捻らざるをえない。
だから、微妙です。


では 、微妙と思った理由を自分なりに考えてみました。

ひとつは、主人公達がなに考えてるか理解できないこと。
主人公、敵を問わず心理描写が全然ありません。だから、すごく薄っぺらくて平坦な人間に見える。
主人公が、感情の起伏を押さえているならばその描写を。諦観的ならばそんな描写を。
エスパーと戦う理由も同様。胸に秘めた想いや野望があるならば、匂わせないと分からない。

隠すことと書かないのは別です。


二つ目は、物事の発端の“格差”が中途半端ということ。
『金持ちなお陰で良質な勉強が出来て、高 偏差値大学に合格出来た連中じゃないかぁ……。親に恵まれただけじゃないかぁ……。（二話より）』
はっきり言って、全然エスパーに感情移入できない。
親によって格差があることは残念ながら仕方ないこと。ただ、親が与える事ができるのは勉強の機会のみ。やるやらないは本人次第。
また、友達に一度就職しながら勉強して大学行った剛の者も居る訳で……

正直、『貴族』と『奴隷』のような圧倒的格差があるならともかく、この程度の教育格差なら（問題ではありますが）自分の事を棚にあげて責任転嫁しているようにしか見えませんでした。


他に“！”の多用など、気になるところはありましたが、多くは上二つのように思いました。ではでは。

[一言]
一話を読んでみました。
コメディSFはコントの台本を書くような掛け合いを意識するとブレイクする可能性があるかもしれませんね

[良い点]
まだ一話を読み終えた時点ですが、おもしろかったです。格差社会への非難が書かれているので、バトルにしても痛快感が出そうだと思います。キャラ、超能力の設定も考えられていると感じました。他の作品との差別化ができてますね。
[一言]
今後も読んでいきます！

[良い点]
世界観がとても面白いです！
バトルシーンもカッコ良くて手に汗握りました。
個人的にミヤちゃんが一番好きですｗ
[気になる点]
地の文で〝！”を使う回数がちょっと多いような気がします。
そうすると迫力は出ると思うのですが、時々あざとく感じて素直に驚けない事があります。
！を減らして迫力を出す工夫をすると、文章力も上がると思います。
[一言]
なまじリアルに存在する問題を前面どころか全面に、しかもリアルに取り上げる事で独特な世界観とシリアスな笑いが生まれて、テンプレ通りの戦隊モノながら新鮮な感じがしました！

[一言]
TDvsTDの予感！
とても楽しみです！